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2019年10月 7日 (月)

愛媛県の〈寺院遺跡〉 10/7

(1)朝美澤廃寺(平安中期)・・・出土した第1号建物(SB01は)は,無廂で,南北棟・11°W。寺の建物ではあるが,金堂や講堂ではないと考えられ,中心方位は西偏の寺院だと考えた。

Photo_20191007052301

【調査区全測図】と建物データ

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(2)来住廃寺(7世紀後葉~)・・・金堂などほぼ正方位。ほぼ正方位で良いと考える。

Photo_20191007063201

15次調査とその周辺】と建物データ 

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(3)伊予国分寺(8世紀中葉~940年焼失、再建)・・・塔がほぼ真北なので,ほぼ正方位と考える。

Photo_20191007070701

【調査区の位置】と建物データ

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(4)他中廃寺(史跡伊予国分尼寺塔跡)(白鳳~ 7世紀後半ヵ)・・・塔なのに長方形(堂の間違い?)。東西棟・20°Eだと,東偏。

Photo_20191007070301

遺跡の位置と周辺の遺跡】と建物データ

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コメント

(1)朝美澤廃寺(平安中期)
 たしかにSB01と直交する中心建物があれば西偏です。でもたった一棟では伽藍を判断できません。
 SB01の北側にSA01・SA02という柵列で柱を抜いたあとがずらっと東西に並んだ遺構があります。この柵列はほぼ正方位の東西であり、その南側のSD02、そして北側のSD01もほぼ正方位の東西溝です。
 これらがもし寺院内郭を区画する溝だとすれば正方位の寺院です。

 情報不足なので伽藍の方位を判定するのは無理ですね。

(2)来住廃寺(7世紀後葉~)
 これは正方位の寺院で良いと思います。実年代は7世紀前半の寺院だ。

(3)伊予国分寺(8世紀中葉~940年焼失、再建)
 塔だけではなく、回廊の柱もほぼ正方位ですので、正方位の寺院で良いと思います。瓦も出土。どんな瓦か知りたいところですね。

(4)他中廃寺(史跡伊予国分尼寺塔跡)(白鳳~ 7世紀後半ヵ)
 おそらくこれは塔ではなく、金堂か何かの礎石が残っていたのを後世の人が伊予国分尼寺の塔の跡だと誤認したのだと思う。今では別の場所が尼寺のあとと認定されている。だから他中廃寺という名称で呼ばれている。
 たぶん磁北だと思うので、東偏15°くらい。

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