2008年10月11日 (土)

今月の手品・2008年10月

昨日は1学期の最終日だったのだが,
さしたる感慨もなく終わったので
今月の手品のことを書くことにする。

10月の手品は「のぼる5円玉」。
『たの授』公開編集会議の時に
教わった手品で,
5円玉と輪ゴムがあればできる
大変手間のかからない手品である。

まず,輪ゴムをハサミで切り,
1本のゴムひもにする。
そのゴムひもを5円玉の穴に通し,
両手の親指と人差し指で持つ。
その時勾配をつけて5円玉を
右下の位置に置く。

「では,みなさん。5円玉が
ゴムの坂を登っていくように,
心を1つにして
5円玉を見つめて下さい!」

すると,あーら不思議。
右下から左上へ重力に逆らって
5円玉が坂を登っていくという次第だ。

これは両手でゴムひもを持つ時,
片方はギリギリのところを持ち,
もう片方は手の中に5センチほど
余裕をもたしておいて,
それを少しずつ繰り出していくことで
5円玉が坂を登っていくように見える
いわば「錯覚」なのである。

だから不思議でも何でもないのだが,
5円玉に気を取られていると
本当に坂を登っていくように見えるから
ぜひやってみてほしい。

「まだみなさんの集中が足りません。
万有引力に逆らうのは大変なのです。
本気で5円玉を見つめて下さい!」
と1度観客を揺さぶるのも効果的だ。
(10/11)

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2008年9月11日 (木)

今月の手品・2008年9月

今月はお金のかからない
「ハンカチから消えるお金」
という手品をした。

用意したものはハンカチと1000円札。

まずお札を折りたたんでハンカチの
真ん中に置く。
そして,それにハンカチをかぶせて
5センチくらいずつ折っていく。
端まで折ったところで
ハンカチの角をつかんでほどくと,
あーら不思議。
1000円札がハンカチの中から
消えてなくなっている!
という手品。

これはハンカチを折る時に
真ん中より客席側に多めに折り,
実際につかむ角は違うところで,
そのためお札が反転して
自分の側に出てくるので,
観客に気づかれないように
机の下の自分の膝に落とすというもの。

言葉で説明するのはまどろっこしいが,
動きはわりと単純で
初心者向きの手品だと思う。
こういうネタを増やしていきたい。
(9/10)

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2008年7月 9日 (水)

今月の手品・2008年7月

今月は前に手に入れていた
(仮説社フェアのプレゼントだったかな?)
「不思議な赤い箱」。

プラスチックの赤い箱に右側に
引き出しがついているのを引っ張り出し,
「タネも仕掛けもありません」と言って,
まず中に何も入っていないことを見せる。

「では,これに魔法をかけます。
えいっ!」と言って,
その箱を180度横に回転させて,
左側に引き出しを移動して
それを引っ張り出す。

すると,あーら不思議。
何もないはずの箱の中から
かわいい鳥と花が登場。
しかもその鳥は I C が働いて
「ピーチク,パーチク」と
さわやかに鳴くのでありました。

梅雨のうっとうしい日々には
うってつけの手品である。
ぜひ仮説社に問い合わせて
手に入れるといいと思う。

ちなみにこの仕掛けは,
おそらく昔からあったであろう
伝統的な箱細工で,
片方からは中身が見えず
もう片方からは見えるという
職人芸的なものである。

この仕組みがわかったら,
生徒たちと作ることができる。
「切れ味」のあるとても楽しい工作に
なるのではないかと私は思っている。
(7/9)

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2008年7月 2日 (水)

「浮沈子」を手品に

6月の「今月の手品」(球と椀)が
1組では終わっていなかった。
というのは,椀がスチロールで軽いので,
手品がしにくかったからである。
(今プラスチックのものを探し中。
見つかったら再チャレンジしたい)

そこで,前から知っていた夏の定番
「浮沈子」をやってみせることにした。
6月30日のことである。
(肥さんは「約束を守る男」なのだ)

炭酸系のペットボトルに水を満たし,
その中にナットを付けた醤油入れ
(片方は半分ほど水を入れて青く塗り,
もう片方はそれより少なく水を入れ赤く塗る)
ふたをしっかり締める。

ペットボトルの胴部分を強く握ると,
まず青く塗った方が沈んできて,
さらに強く握ると赤く塗った方も沈んでくる。
いわば浮力を使ってやる科学おもちゃで,
生徒たちに聞いたら5人ほどしか知らなかった。

これを芝居仕立てでやると,
「さあ,青ちゃん。いい子だから降りておいで」
「さあ,赤ちゃん。今度は君の番だよ」
となるのだ。
そして,生徒たちが驚いている間に,
「さあ,赤ちゃん。上がっておいで」
「次に,青ちゃん。上がっておいで」
とやって,元の位置に戻すという訳。

人数分買ってあるので,
夏休み前に学活でやってみたいと思う。
ただし,生徒たちには炭酸用ペットボトルを
用意させておくことが必要だ。
普通のお茶用のものでは
圧力がうまく伝わらずうまくいかない。
(7/2)

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2008年6月 4日 (水)

今月の手品・2008年6月

今月はトランプの手品の
さらに上級編をやろうと思っていたのだが,
あいにくトランプを学校に忘れてしまい,
「お椀(わん)と玉」という
古典的な手品をやることにした。

この手品は,3つの玉(スポンジボール)と
3つのお椀が登場する。
3つのお椀を入れ替えていくと,
あ~ら不思議!
玉が「移動」して別のお椀の中に
2つ,3つと入っている
という不思議な手品なのだ。

ビデオで見て練習したのだが,
家にはちょうどいい大きさのお椀がなく,
また発泡スチロールのお椀でやったので
すわりが悪くあまり上手くいかなかった。

いつか木製かプラスチック製のお椀で
再チャレンジしたいと思う。
うまくできるとすごく鮮やかな手品なのです。
(6/4)

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2008年5月 2日 (金)

今月の手品・2008年5月

今月は例の「手品講座」の中に入っていた
トランプで2つの手品を行った。

6月にも同じ系列のものをするので
今回はネタは明らかにしないが,
これはいかにも「手品」といえるものだ。

(1) よく切ったトランプから
  観客に1枚カードを引いてもらい,
  振り子の揺れる中そのカードを当てる。

(2) よく切ったトランプから
  観客に1枚カードを引いてもらい,
  さらに別の観客によく切ってもらって
  そのカードを当てる。

(1)と(2)は似ているようだが,
(1)より(2)の方がより高度に見える。
実際は違う仕掛けでやっているもので,
両方ともそんなに難しくはない。

(1)はトランプの裏の模様を使い,
(2)はトランプの形を利用する。
これ以上いうと来月の手品に響くので,
今月はここまで。
(5/2)

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2008年4月17日 (木)

出授業2008

他の学年の授業を担当することを,
「出(で)授業」という。

今年度は1年生の社会科で,
「出授業」を1クラス持つことになった。
週に3時間,
去年のペアのT先生と組んで
やっていくことになる。
T先生,よろしくお願いしま~す。

昨日がその初回で,
自己紹介がてら2つの手品もやり
(「変身するノート」と先日の「化けるコイン」)
コミュニケーションを図った。

時間割も週の後半でやりやすい。
お互いに「憩いの3時間」となればいい。
(4/17)

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2008年4月15日 (火)

今月の手品・2008年4月

今年度も「今月の手品」を続行することにした。
お楽しみに!

そろそろ仮説社の手品用品も
底をついてきたので,
4月から「北見マキのマジック・手品
通信講座」を始めることにした。

4月は,まずシンプルなコインマジックから
やろうと思った。
「化けるコイン」という作品。

(1) 「ここに10円玉があります」と
左手の親指と人差し指で持った
10円玉を見せる。

(2) 「でも,これが・・・」と
右手でコインを受けとる。

(3) 左右の手にそれぞれ
500円玉を持って示す。
「500円玉2枚になりました」

10円玉が目の前で
500円玉2枚に「化け」てしまったのだから,
たいていの人は驚いてくれる。

この手品は前口上として,
「皆さんはお金は好きですか?」
「自分が持っているお金が
10倍になったらうれしいでしょう。
100倍になったらもっとうれしいですね。
では,やってみましょう」
などとお金の話題をしておくと
より効果的だと思う。
みんなお金が増える話題は好きなのである。

さて,これは手品であるから,
10円玉が本当に500円玉2枚に
「化け」るわけではない。
実は,10円玉の後ろに直角に
T字型に500円玉2枚を隠し持っていて
それを登場させるのだ。
(実際は500円玉の方が大きいのだが,
指の肉に隠されるのでほとんど見えない)

最終的に自分の左手には500円玉。
右手には10円玉をこちら側に隠した
もう1つの500円玉が残る。

いたってシンプルだが,
シンプルゆえに誰でもマネできる
素晴らしい作品だと思う。
ぜひご家庭や職場で試していただきたい。
お金は増えないが,
きっと「話題は増える」はずである。
(4/15)

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2008年4月13日 (日)

手品の通信講座

去年は「今月の手品」という触れ込みで
毎月の最初の授業で手品をやった。

これはなかなか好評で
私としても新境地を開拓した思いだった。

今年も「今月の手品」は続行する。
ただ,仮説社の手品グッズも
そろそろ底をついてきたので,
通信講座をやってみることにした。

「北見マキのマジック・手品通信講座」
というのがそれで,
先日それが届き開封した。
中には教本やビデオ,トランプ,ひも,
スポンジの玉などが入っていた。
これらを使うと数10種類の手品が
できるということだ。

忙しい毎日には変わりはないが,
たまには遊び心を持って楽しみたい。
(4/13)

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2008年3月 8日 (土)

「今月の手品」の内容紹介

1年間の取り組みだった「今月の手品」。
最後に冊子を作ってまとめとした。
内容をかんたんに紹介しよう。

2007年5月・・・魔法のノート,
 手から次々とカーネーション

6月・・・曲がる(紙)スプーン

7月・・・青いハンカチの中から赤い
ハンカチが,空中から赤いハンカチが

9月・・・首振りドラゴン

10月・・・クマのプーさんの三段の箱,
 クマのプーさんの型取りカッター

11月・・・弾むボール・弾まないボール,
 成長するサイコロ

12月・・・クリスマスツリーを回転させると,
 ザ・たばこ

2008年1月・・・見えない空間,
 非常用持ち出し袋

2月・・・不思議な電卓カード

3月・・・コインマジック(消えたコイン,
 膜を通り抜けるコイン)

番外・・・変身トランプ

これに刺激を受けて
手品に興味を興味を持ってくれる
先生や生徒がいたらうれしいです。
(3/8)

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2008年3月 7日 (金)

今月の手品(2008年3月)

期末テストの返却で
手品はまだやっていないが,
3月はコインマジックをやる予定だ。

コインケースを使ったものと
(反対側の手にコインが移動!)
薄いゴムの膜(まく)を使ったものと
(通らないはずの膜をコインが通った!)
どちらも面白そうなので,
できたら両方やってみたい。

1年間「今月の手品」という試みを
やってきて思うことは,
手品そのものの楽しさと
「毎月恒例」という
未来へ向けての期待という楽しさと
2つの楽しさがあるということだ。

だから,できたら来年度も
「今月の手品」を続けていきたいと思い,
通信教育の「マジック・手品」を
4月から始めることにした。

また,他の人の参考になる資料を
残しておこうと思い,
この1年間の「今月の手品」シリーズの
冊子を作ってみた。
これを参考にしてぜひやってみてほしい。

初心者のおススメの手品「ベスト3」は,

(1) 出会いを演出するノート
(2) あっと驚く変身カード
(3) 電卓カードであなたの心を読む

また,安くて生徒たちにあげられる
「曲がるスプーン」などもいい。
とにかく1つやれそうなものをやってみて,
生徒たちのいつもと違う反応を見て下さい。

なお,「今月の手品」で紹介したものは,
ほとんど仮説社の売り場で買ったものです。
本も買ったけど,
手品もよく買った1年間でした。
(3/7)

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2008年2月 1日 (金)

今月の手品(2008年2月)

2月の手品は少し早く決めていた。
『たの授』の公開編集委員会の際入手した
「不思議な電卓カード」というものだ。

これは5枚のカードに一見ばらばらの
数字が3×3=9個書いてあり,
最初のカードの時は「この中から1つ好きな
数字を選んでください」と言い,
2枚目以降は「その数字はこの中に
ありますか?」と聞き,
5枚を「ある」「ない」の2つのグループに
分類していくのだ。

そして,最後に
「あなたの選んだ数字は○○ですね!」
と言って相手を驚かすというわけ。
相手は自分の心を読み取られたと思って
不思議がるというのが,
この手品のドキドキするところ。

私は前からこの手品のネタは知っていて,
また数字のカードも持っていたのだが,
学校が変わったときに行方不明になり,
(整理整頓が苦手なので,
よくこういうことが起こる)
どこかで手に入らないものかと
探していたのだった。

実は,これにはタネも仕掛けも
相手が用意してくれる答えに入っていて,
最後のカードに「ある」「ない」を答えた途端に
私は「○○ですね」と答えられる仕組みだ。

実は,一見ばらばらに書いてある数字だが,
真ん中の数字にだけ私は注目している。
相手が「ある」と答えたカードの
真ん中の数字を足していくと,
「相手選んだ数字」になるように
カードはできているのだ。
だから,手品の最中私は足し算を
間違わないでしていればよいのだ。

しかし,自分の選んだカードが
表にされているのは嫌なものだ。
ということで,私はさらにひねって,
「相手が選んだカード」は逆に伏せておき,
「ない」といったカードから数字を計算する。
足し算ではなく,引き算をするわけだ。
相手は「ある」と答えたカードが
伏せてあるので,
安心して(油断して)答えている。
そこへ「あなたの選んだ数字は・・・」と
すぐくるのでダメージが大きいわけだ。

「肥さん,お主も悪よのう!」と
悪代官の声が聞こえてきそうだが,
これはあくまでも手品の効果上の
演出ですので,よろしくネ!

この手品は思いのほか知られていなくて,
もう職員室で5人の先生に
させていただいている。
(2/1)

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2008年1月 9日 (水)

今月の手品(2008年1月)

〈仮説〉の冬の大会があったりして
冬休みがかなり多忙だったので,
手品のことを考える時間がないまま
「始業式」を迎えてしまった。
最近は「始業式」でも授業がある。
(「今月の手品」は,その月の
最初の授業で披露するという約束だ)

1つは,まだあまりうまくできないのだが,
「インビジブルゾーン(物体が見えなくなる
不思議な空間)」という手品。

何でもオーストリアの天才手品師が
開発した手品だそうで,
プラスチックのケースに
ボールペンを差し込んでいくが,
その胴体部分を開けて見せると
「ボールペンの胴体部分」がない!
(スプリングでつながっている)
というものだ。

さらに,これは自分で考えた内容だが,
そのスプリングをとっても
ボールペンはちゃんと動くから,
見ている方はさらに驚く。
(分解できないので私にも仕組みが
まだよくわからない)

もう1つは,非常用持ち出し袋(12点)。
これは手品でも何でもないのだが,
最近せっかく手に入れたので
生徒たちに中身を予想させて,
1つずつ袋から出して解説していった。

結局この12点では非常時には
とても足りないので,
かえって「防災意識」を高めるという点で
教育的意義は高いと思う。

1月17日は「防災とボランティアの日」
なのだそうだ。
非常用持ち出し袋を使っての安全教育を
提案する次第である。
(1/9)

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2007年12月10日 (月)

今月の手品(2007年12月)

師走の忙しさにかまけて,
今月の手品を書くのを忘れていた。
12月はこんなことをやった。

1つは,クリスマスにかけて
回転させると別なものが中から出てくる
仕掛けのおもちゃ2つ。

(1) クリスマスツリーを回転させると・・・

クリスマスツリーが4分割して,
中からサンタクロースが登場!

(2) サンタクロース(別物)を回転させると・・・

サンタクロースが4分割して,
中からミニサンタクロースが登場!
回転させる前に予想させたら,
「トナカイが出てくる」説が最も多かった。

もう1つは,「ザ・たばこ」。

1本のたばこを箱に入れ,
「えいっ!」と気合を入れると
あーら不思議たばこは3分割に。
そして,今度は「やあっ!」と気合を入れると
もとの1本のたばこに戻るというもの。

これは手品の古典らしいのだが,
実際に目の前で見るのは
あまり経験がないのではないか。
とても喜んでもらえる。

今回はたばこ好きの学年主任
S先生を話の中心にして,
「S先生の健康を考えて3分割」
「あまりにかわいそうなので元通り」
というストーリーでやってみた。

手品というのは,技術が半分,
話術が半分というところがある。
手品は楽しく,しかも奥が深いものなのだ。
(12/10)

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2007年11月25日 (日)

手品用品の購入

せっかく仮説社に行ったので,
12月以降の「今月の手品」に備えて
手品用品の購入もした。

仮説社はもちろん本を作る会社なのだが,
棚には本や雑誌や授業書のほか,
所狭しとおもちゃや実験道具,分子模型
等が並んでいる。

私は手品は「遅れてきた中年」で,
すでに『たの授』で紹介されたものを
後追い的に購入している。

今回は4種類の手品を購入した。
詳細は明かせないが,
どれも楽しそうな内容である。
お楽しみに!

中学校の場合,担任のクラスだけでなく,
受持っている5クラス(180人ほど)に
見せることが出来るので,
「客あたり単価」を下げることができて
少なからぬ出費ではあるが満足している。

とりあえず3月まで「今月の手品」は続け,
1年間の記録をまとめて
小冊子にしたいと思っている。
(11/25)

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2007年11月 3日 (土)

今月の手品・2007年11月

今月は,2つの「手品」を用意した。
1つは「弾むボール・弾まないボール」。
もう1つは「成長するサイコロ」である。
今回はとっても「教育的」手品です!

まず,「弾むボール・弾まないボール」から。

「ここに2つのスーパーボールがあります」
といって,弾むボールと弾まないボールを見せる。
(仮説社で525円で買ったもの)
「まず,右手のボールに弾んでもらいましょう」
といって,教室の床に弾ませる。
ボールは見事に弾んで私の右手に戻る。
「う~ん,今日も絶好調って感じですね」
などと言って,もう一度弾ませる。
「なかなか場の空気が読めていますねえ」

「次に,左手のボールに弾んでもらいましょう」
といって,教室の床にはずませる。
・・・ドスッと床にくっついた感じで全然はずまない。
「あれ,おかしいですね。もう一度やってみましょう」
もう1回やる。また,ドスッと床にくっつく。
「う~ん,空気が読めていませんねえ。
ここで弾んでほしいところなんですけどねえ」
などと言って困った顔をする。

「この弾まないスーパーボールは,
これまでのスーパーボールの世界では,
仲間はずれにされたかもしれません。
しかし,彼は時に人の命を救う
スーパーボールになることがあるのです。
誰かこのボールの正体を
知っている人はいませんか?」などと言う。

たいてい数人から
「衝撃を和らげるゴムじゃない?」
などと出てくるので,
「その通り!この弾まないボールには
〈弾まない〉という素晴らしい特徴があるのです。
だから衝撃を受けてもそれを伝えず,
人の命を守ることができるのです。
地震の多い日本ではこれから
たくさん活用されていく技術でしょう」

「みなさんの仲間にも,一見人と違った
性格の人がいますね。
でも,それが時にみんなを救ってくれる
大切なものなのかもしれません。
友達は大切にしたいものです・・・」等。

もう1つは,「成長するサイコロ」。

「ここに2枚の黒い皿を合わせたものがあります。
おや,何か入っているようです」
といって皿をふる。
「何か小さいものが入っているようです」
といって右手で教卓に1枚の皿を置く。
中には小さいサイコロが1つ入っている。
これを胸のポケットにしまい,
皿を先ほどの形に戻す。

「おや,さっきの小さいサイコロが
戻ってきたようです」といって,
今度は左手の皿を見せる。
すると大きさがさっきのサイコロより
だいぶ大きくなったものが現れる。
「小さかったサイコロが成長して再登場しました。
もっと成長してほしいと思うので,
もう一度やってみましょう」
といって再び皿を閉じると,
あ~ら不思議,さらに大きくなったサイコロが
みんなの目前に現れる,というもの。

実は皿の数は全部で3枚あり,
左手の中ぐらいのサイコロを出す時には
1枚だけ皿をつかみ,
大きいサイコロを出す時は2枚とも
皿をつかんで(中サイコロを大サイコロに隠す)
出すのだ。(少々練習が必要)

「たとえサイコロでも成長して育っていきます。
みなさんも努力すれば
どんどん成長していけますよ!
がんばって下さいね」等。

この手品を,客の方を見ながら
自然に指先の感覚だけでできるようになると
手品がすごく面白くなる。
また,左手と右手が同時に違う動きをするので
(一方の手で登場させ,反対の手で隠す)
初級者にはちょっと難しいかもしれない。
えっ,ということは・・・
私はもう中級者の域に達した!?
「う~ん,手品も成長しますねえ」
(11/3)

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2007年10月 2日 (火)

今月の手品・2007年10月

今月はプーさんをモチーフに構成してみた。

1つは,こういう手品。

縦に3つの箱が重ねてある。
それには風船を持ったプーさんが描かれている。
その3つの箱の順番を変えて重ねる。
例えば上から順に「プーさんの胴体」
「プーさんの頭」「風船」というようにだ。
(これだと絵の順が逆になる)
そして,その箱がちょうど隠れる
プラスチックの茶色い筒をかぶせ,
「えいっ!」と掛け声をかける。
すると・・・
あーら不思議!
もとの「風船を持ったプーさん」
の絵が正しい順番で現れるというもの。

もう1つは,手品ではないのだが,
手品みたいな紙きりのカッター。

つまり紙をはさんで上から押すと,
プーさんの図柄が切れる
特殊なカッターなのだ。

例の色上質・特厚(クリーム色)を
短冊形に切っておき,
生徒たち自身でやってもらった。
プーさんの顔が切り絵になったしおりは
なかなか可愛い。
これを教科書のしおりとして
活用してもらおうと思っている。

以上,10月はプーさんでまとめてみました。
ちょっと今月はお金がかかったなあ。
まあ生徒たちが喜んでくれたからいいけど。
(10/2)

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2007年9月 8日 (土)

今月の手品・2007年9月

何か忘れているなあと思ったら,
「今月の手品」をまだ書いていなかった。

9月は「首振りドラゴン」の工作とした。
ちょうどテレビでやっていたらしくて話題性があるし,
先日の狭山サークルで権田さん(高校理科)から
美しい印刷のケント紙の絵をいただいたし・・・。

この「首振りドラゴン」は
現物がないと説明が難しいのだが,
要するに「凹んでいるドラゴンの顔が浮き上がって,
自分が回転させた向きと反対方向に首を振る」
というものである。

まるでドラゴンが生きているように動くので,
興味のある方はぜひチャレンジしてほしい。
これは脳の認識のしくみに関わる現象で,
凹んでいるものを出っ張っているように
「誤認識」する脳の働きを楽しむものだ。
その点で,手品とつながるものと拡大解釈した。

ただ見せるだけではしょうがないので,
権田さんからいただいたものをコピーして
色上質紙・特厚に印刷して
生徒たちにプレゼントした。

前に「曲がるスプーン」を
プレゼントしたことがあったが,
安いもの(1個数円程度)の時は
生徒自身に作ってもらい,
友達や家族と楽しんだ方が
手品というコミュニケーションを
より豊かにすることができるように思う。
(9/8)

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2007年7月 2日 (月)

7月の手品

7月の手品はハンカチを
使ったものにしようと,
しばらく前から考えていた。
やはりこれは定番だから。
早めに習得しておきたい。
できたら2つやりたいと・・・。

ということで,今月の手品は
「ハンカチを使った手品を2題」
ということに決定!

(1) 青いハンカチの中から赤いハンカチが

手品の基本でよく見かけるやつ。
「タネもしかけもありません」と言いながら,
巧みにタネを仕込んでいるんだな,これが。
やることは簡単だけれど,
いかにこれを鮮やかに見せるかが
勝負の分かれ目。
本日,初披露!

(2) 空中から赤いハンカチが

(1)で使った青いハンカチには
「休憩」していてもらい,
空中から先ほどの赤いハンカチを再登場させる。
いかに手元を見ないで
生徒の方を見ながらできるかがカギ。

なお,この手品をやるには
500円+税の元手がかかる。
手品修業のためには
多少の出費は必要だ。
だが逆に考えると,わずか500円ほどで
5クラス200人近くが楽しめるのだから,
今回はかなり割安かもね。
(7/2)

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2007年6月 7日 (木)

6月の手品

5月が終わりに近づくと,
生徒たちは「6月の手品は何ですか?」
と聞きに来るようになった。
「秘密で~す」と言いながら,
実は少々迷っていた。

というのも,確かに手品はおもしろいし
生徒たちも喜んでくれるのだが,
何か「学び」というものに欠ける気がするのだ。
(そのへんが「教師根性」なのかもしれないが)
ちょうど3年選択社会で「社会科と理科の間で
授業をしている」ということもあって,
1年生にもそれをやってあげたくなった。

具体的には,
「電気を通すもの・通さないもの」や
「見れども見えず」などである。
やがては,
「分子模型」や「モルカ」も
やってみたいと思う。

しかし,それはちょっと先に延ばして,
今月は『たの授』6月号にも紹介されていた
「曲がる(紙)スプーン」をやることにした。
湿気の高い6月にピッタリだし,
何より予算1人数円で生徒にも
手品のネタをあげられるのが気に入った。

以下,その口上。
「5月の手品から約1ヶ月。
先生は冷たい滝の水に打たれる・・・
夢をみながら修業を重ねた結果,
ついにスプーンを曲げることが
できるようになりました。
(と言って本物のスプーンを自慢げに見せる)
しかし,これを曲げてしまうと
職員室で先生方におこられるので,
今日はもう少し小さいものでやってみます」
といって,隠していた「紙スプーン」を
おもむろに手のひらに載せる。
「えいっ」と掛け声をかけたかと思うと,
あーら不思議!「紙スプーン」は曲がり始め,
うまくいく時には「イナバウワー状態」に・・・。

実はこれ,レーシング・ペーパーに
スプーンを印刷してあるもので,
湿気に敏感に反応して曲がるのだそうだ。
どんな紙にも繊維が走っているので,
それを利用したらしい。

仮説社で1枚105円で扱っている。
1枚に45個のスプーンが印刷してあるので,
1人当たり約2円でこの手品が楽しめるという訳。

「うちで家族にやって見せてねー」
と言いながら生徒たちに配ると
各自楽しそうに手のひらに載せていた。

ということで,6月の手品は大変安上がりに
終了したのでありました。
(6/7)

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2007年5月 2日 (水)

今月の手品(2007年5月)

ひと月にひとつ手品を生徒に見せようと
先日仮説社でグッズを仕入れてきたが,
第1回は2つの手品を披露した。

(1) 魔法のノート

ひとめくりすると,ただの白いノート。
ところが魔法をかけると絵が現われ,
さらにみんなで力を合わせると
その絵に色が付けられるという手品。

(2) 手から次々と赤いカーネーション

5月の第2日曜日は母の日。
そこでお母さんに赤いカーネーションを
プレゼントしようというふれ込みで行った。

両方とも手品としては古典的なものだが,
私としては基本的なものから
手品を学んでいきたいので,
5月の手品はこの2つにした。
生徒たちも喜んでくれた。

この「今月の手品」は,毎月連載します。
乞うご期待!
(5/2)

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