2017年5月26日 (金)

「理性」を「感情」でコントロールする

題名を見て,「間違いですよ」とコメントが入りそうな気がするが,
仮説実験授業の大先輩である西川さんの言葉である。
私はけっこう気に入っているので紹介しよう。

私たちはよく「感情」を「理性」でコントロールするという表現をするが,
それは場合によりけりであるということである。
人間的に生きるということは,
「感情」を「理性」でコントロールすることも必要だが,
時には逆に「理性」を「感情」でコントロールしてやることで発揮できる。

たとえば,本日は学総体の市予選だが,
「理性」を「感情」でコントロールしたい。
(もちろん1~2割は理性も残しておくが・・・)
それがスポーツの楽しみ方だと思うから。
ベンチにどっしり座っているのも1つの形だと思うが,
私にはそれはできない。
生徒たちと一喜一憂して,試合にのめり込みたいのだ。
そして,勝っても負けても,ベストを尽くしたと言える試合をしたい。

ドラマ「101回目のプロポーズ」の名セリフ
「僕は死にませ~ん。なぜなら,あなたが好きだから・・・」
このセリフが心に響くのは,主人公が「理性的」だからではなく
「感情的」だからこそなのである。
トラックの前に飛び出してまで,つまり命を賭けてまで,
「あなたのことを愛している」という表現に感動するのだ。
(よい子の皆さんはマネをしてはいけません。ドラマの話です)

さて,冒頭の西川さんの言葉は,たのしい授業に関してのことである。
私たちは日々教科書を進めることにいそしみ,子どもたちの理解や
感動のことを忘れがちではないか。時には教師自身がたのしさを優先し,
本当に教えたいことをたのしく教えるという原点に戻れと言っているように思う。
私の残された時間は,1年を切った。

2017年5月25日 (木)

イスラム教のカレンダー

仮説実験授業研究会の研究仲間である
中学社会の根本さんから,
興味深いものを分けていただいた。
次に載せるイスラム教のカレンダーである。

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私たちが普段「カレンダー」と呼んでいるものは,
実は「キリスト教のカレンダー」であり,
地球上に存在する70億人の人間のうち,
10億人はこの「イスラム教のカレンダー」を使っていると思うと,
持っているだけでそれを意識できるというものだ。

(1) 週末の「金曜日」が,礼拝の日である。キリスト教なら日曜日にあたる。
(2) 月の日数の合計が11日少ない354日である。(キリスト教のカレンダーとは11日のずれ)
(3) 今年のラマダ―ン(断食月)は,キリスト教のカレンダーでは5月27日(土)から始まるそうです。
「日中の断食」だけが語られますが,タバコやけんかや悪口などもしてはいけないらしく,
逆にコーランを読んだり,貧しい人に施しをしたりすることが薦められるそうです。

2017年5月14日 (日)

飯能・日高サークル 2017年5月

昨日は,上記のサークルがあった。
30分ほど遅刻したが,参加してきた。

参加者は,丸屋さん・佐藤俊さん・原さん・明石さん・飯塚さんそして私の6人。

主な資料・・・丸屋さん「どこで折ればどんな立体?」の紹介

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丸屋さん「吹き矢でプレゼント」

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明石さん「錯覚・ネコ」とその口上

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肥沼さん「変身トランプ」とその口上

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丸屋さん「大陸移動説」の模擬授業

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肥沼さん「そうだ京都、行こう。」の評価表

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丸屋さん「西田式 絵あわせパズル」の紹介

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今回は懇親会はなく,5時終了となった。

2017年5月10日 (水)

『たの授』5月号の感想

仮説社御中

『たの授』5月号で特に良かったのは,次の3点です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1) たのしいマット運動への道(峯岸さん)

いよいよ待ちに待った峯岸さんの連載が始まりました。
私は高崎たのしい授業入門サークルでの検討の時から参加していましたが,
峯岸さんのセンスの良さに驚くことが多々ありました。
特に倒立は子どもたちがやりたいけれど怖くもある技ですが,
柔道で言えば「受け身」(転び方)にもあたる部分を取り入れていて,
これなら私もやってみたいと思ったものです。
このあとは「前転」後転「側転」と続いていくようですが,
順調に連載が進み,単著として仮説社から出版されることを願います。

(2) 教師の論理 子どもの言い分(伊勢さん)

小原茂巳さんが紹介してくれた板倉聖宣さんの3つの「誤謬論」は,
たいへんわかりやすく,私も引用したことがあったので,
内容がすぐ伝わってきました。私たち教師は自分たちの論理を押し付けず,
「子どもたちの言い分」にじゅうぶん耳を傾けることが大切だと思いました。

(3) 主体的・対話的で深い学びを目指す授業改善(斉藤さん)

アクティブラーニングという言葉を初めて聞いた時,「それって仮説実験授業が
これまで一番成果を上げてきたんじゃないの?」と思ったものでした。
そして,斉藤さんの文章の内容も,それに近いように書かれていました。
ついに私の教員最終年に,そのような状況になってきたのかと思うと感慨深いです。
思えば,『たの授』が創刊されたのは,1983年3月。私が教師になった翌年でした。
その後『たの授』に掲載された授業書やたのしい授業のネタにお世話になりながら,
これまで36年やってこられたのだと思います。「たのしい授業が夢だった時代」はもう終わり,
今や「たのしい授業を実現しようと思えばできる時代」を迎えようとしています。

2017年5月 3日 (水)

2017年の憲法記念日に寄せて

今年度は3年生担当なので公民の授業をすることになるが,
昔と違って憲法のところを教える時期が,
憲法記念日とはあまりにかけ離れてしまった。

昔は毎年5月3日の憲法記念日に,公民の教科書の最後に付録として付いている
日本国憲法前文を音読して,気持ちを新たにしたものだ。

2004年の『たの授』8月号に授業プラン「日本国憲法とその構成」が掲載されて,
新しい憲法学習の方法が提案された。
これはその前年の冬の昭島サークルに参加した竹田かずきさんの案を
私もグラフ提供するなどの協力をして,世に問うたものだ。
幸い多くのクラス,サークル,研究会の講座などで好評をいただいている。

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好評を得たこの授業プランは,2010年1月には単行本の一部として,
仮説社から出版されることになった。

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さらに最近では,根本巌さんの授業記録が『たの授』2017年4月号・臨時創刊号=
『子どもの頭が動きだす社会科授業プラン』に
26ページにもわたって掲載されている。素晴らしいことだ。
(私の名前もグラフの作者として,ちょびっと出てきますよ)

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まだ上記の本や授業プランの存在を知らない方は,
ぜひご検討いただきたいと思う。

2017年5月 2日 (火)

『たの授』5月号に「一葉」が掲載

この「夢ブログ」で以前に話題にした笑う「一葉」泣く「一葉」を,
昨日届いた『たの授』5月号で
「おたよりのページ」に掲載していただきました!

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これまでの経緯も編集部で補っていただき,
わかりやすくなったと思います。
ありがとうございます。

まだ試していない方は,ぜひやってみて下さい。
「一葉」の笑いが,あなたに“福”を呼ぶかもしれませんよ。(o^-^o)

PS もちろん話題の「たのしいマット運動への道」(峯岸さん)の連載も,
本号からスタートしました。マット運動プラン➀〈倒立〉です。肥さんも推薦!

2017年4月23日 (日)

『たの授』公開編集会議 2017年4月

昨日は仮説社で行われた上記の会議に参加してきた。
30分ほど遅れて私が到着した時には,
すでに10人以上の方が陣取っていた。

荒川さんから,2月の『たの授』公開編集会議の記録をいただいた。
少しは私のしゃべった内容も出ていてうれしい。
ありがとうございます。

また,高崎サークルの峯岸さんのマット運動「前転」の記事も,
5月号から出るらしく,楽しみである。
道徳の授業プランでも有名になったが,
ホームの器械体操ならたくさん資料がある。
将来仮説社から単行本が出てもおかしくないかも。
(同じことをやっている人が少ないしネ)

6月号の特集は「生活指導」とのこと。
三面等価の話や月の満ち欠けグッズ,「人狼」というゲームのことが話題に上った。
その後,私は高校時代の同窓会に向った。

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2017年4月22日 (土)

『たの授』5月号に「一葉」採用!

先日「夢ブログ」で紹介した「笑う「一葉」泣く「一葉」」が,
『たの授』5月号のおたよりのページに採用になるとのことです。

どんな記事か知らない人のために,リンクしますね。

笑う「一葉」泣く「一葉」

http://koesan21.cocolog-nifty.com/dream/2017/03/post-3dcf.html

2017年4月16日 (日)

昭島サークル 2017年4月

昨日は,上記のサークルに参加した。
(正式名は,「たのしい教師入門サークル」)
会場は,昭島公民館。
参加者は,20数名。
資料は,私のカウントでは28点だった。

初めてみる若い先生も多く,また「仮説繋がり」の話が何組もあって,
その都度盛り上がった。
仮説のネットワークは,確実に広がっていると思った。
「中学社会科」が4人も顔をそろえるのも素晴らしい。(o^-^o)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1) 佐竹さん~学級通信「たいやき」の実物の紹介
(2) 佐竹さん~学級通信でステキ発信!(『たの授』4月号掲載)
(3) 小原さん~学校からの「おたより」,それは僕にとっては〈ラブレター〉のようなもの
(4) 小原さん~“明日の先生たちへ”~僕のキャンパスレポート~➀「たのしい予感」
(5) 小原さん~科学かわら版(1976年の手書き)

(6) 木下さん~木下富美子「漢字講座➀」の感想(次回は,5月13日(土)とのこと)
(7) 木下さん~名前ランキング
(8) 中野さん~文化祭でのプレゼント
(9) 伴野さん~仮説でつながった二人の思い出~仮説実験授業の可能性~
(10) 匿名さん~「悩み・・・いや不安相談」

(11) 山路さん~50代の先生の「悩み相談」への返事の手紙
(12) 山路さん~〈たのしい〉と思えた授業だから~10年後に教師になった教え子
(13) 田辺さん~高校教育への挑戦!『こんな学校があってよかった』犬塚清和著・キリン勘
(14) 田辺さん~ルネ高日記⑨《生物と種》をダブる寸前で回避~「続き」をやる不安と前回の欠席について
(15) 田辺さん~ルネ高日記⑪スマホをどうする?~うまく使えるといいのだが~

(16) 小川さん~「新人育成教員」番外編~チョークを持った渡り鳥
(17) 市原さん~学級通信「あおぞら1組」をめぐって

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここで帰宅したため,以下の資料は発表を聞けませんでした。

(18) 田辺さん~たのしい学級担任の春夏秋冬(山路さんが「山路カウベル堂」より発行)
(19) 田辺さん~「たのしい学級担任講座」の付録の資料
(20) 田辺さん~モンキーマジックのやり方

(21) 小川さん~クイズ・100人に聞きました
(22) 山路さん紹介~「かくし絵」
(23) 佐竹さん~たのしくってしょうがない!~「授業」がもりあがる秘密~
(24) 佐竹さん~体育館で短時間でできる「変身ゲーム」
(25) 市原さん~さようなら 6年1組のみんな

(26) 市原さん~卒業式のお別れメッセージ~気持ちを伝えること,気持ちを知ること
(27) 市原さん~学年主任の仕事って何だろう?~今のぼくにできることは・・・
(28) 小原さん~ちょっぴり人権(1982年の手書き版です)

2017年4月13日 (木)

「3つのタイプの授業」で分類してみる

昨日私は『たの授』4月号の感想の中で,小川さんの資料を取り上げ,
板倉さんが『たのしい授業の思想』の中で「3つのタイプの授業」で分類していると書いた。
以下に載せたものである。

A 哲学者的・芸術家的な喜び・感動を教える授業
B 心にゆとりと豊かさをもたらす授業
C 物質的に有能になる授業

私の授業では,これらをどのような形で「具現化」しているだろうか?
ちょっと考えてみた。
すると,こんなふうに分類できた。

A´ 哲学者的・芸術家的な喜び・感動を教える授業~仮説やその周辺の授業プラン
B´ 心にゆとりと豊かさをもたらす授業~手品やものづくり
C´ 物質的に有能になる授業~復習5問テストや教科書プリントやワークの活用

この「夢ブログ」を読んでいると,AやBのことが多く出て来るが,
当然多くの授業はCで行われている。
「当たり前のことは記述されない」というのが文章なのである。
毎日「今日はこの単元を教えました。
生徒たちはその内容がわかったと自己評価表に書いていました」
これの繰り返しをしたら,誰も読んでくれないだろうから。

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