2018年10月19日 (金)

発言しない自由が,自由の第一歩(板倉さん)

川瀬さんがコメントの中で,仮説実験授業の魅力をお聞きになったので,
「これかな?」と思って,本項のようなことを書いた。
もとは,板倉聖宣著『発想法かるた』(仮説社)です。

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発言しない自由が,自由の第一歩(板倉さん)

●言論の自由の前提●

「言論の自由」の問題では,「発言する権利」ばかりが問題になりがちです。
しかし,他人との関係での自由といえば,
「いいたくないときは,何にもいわない自由」のほうが切実です。
「いいたくないのにいわなければならない」となったら,疲れてしまいます。
裁判だって黙秘権というのがあります。
ときには「いいたいのにいえない」という人もいるので,
いいたいときにはいえるような雰囲気だけを作っておいて,
無理にいわなくてもいい状況を作りだすのが,
気楽な人間関係の第一歩なのです。
仮説実験授業は,いいたくないことを無理にいわせないようにして,
楽しい授業を実現したのです。

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たのしい討論なら私も大いに参加したい。
だけど,討論のための討論のようなものは,拒否したい。
それは,生き方の選択の問題でもあるように思う。

仮説と討論の関係について,藤岡さんのディベートの授業が登場した時,
少し議論になったことがあるが,自然消滅した。
それは,上記の板倉さんの考え方と関係があったのだと思う。

2018年10月18日 (木)

仮説実験授業から学んだことは?(岩瀬さん)

かつて埼玉の小学校の先生をなさっており,
サークルでもお会いした岩瀬さんが,
上記の題でブログ記事を書いていると教えていただき,
「いわせんの仕事部屋」(岩瀬さんのブログ)に寄ってみた。

いわせんの仕事部屋

http://iwasen.hatenablog.com/entry/2018/02/15/201048

岩瀬さんは,今大学の先生をしている。
若い頃夢中になって仮説実験授業を実践したことが,
きっとその土台になっているのだろうな。

2018年10月10日 (水)

『たの授』10月号の感想

仮説社御中
東村山の肥沼です。

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『たの授』10月号の感想を送ります。
10月号で特に良かったのは,次の3点です。

(1) 何を教えるか(板倉さん)

仮説実験授業研究会と他の研究会と違う点で,まず最初にこれが来るかな。
つまり「教科書をどう教えるか」からではなく,「何を教えるか」から始まることです。
何を教えたら効果的な授業ができるかというのは,必ずしも自明のことではなく.
ある内容を子どもたちに授業をして,その結果を授業書という形で積み上げていく。
そこに授業科学が成立し,子どもたちにも大歓迎されるたのしい授業が保証されたのでした。

(2) 子どもの気持ちが見えるとき(伴野さん)

教師デビューした頃の伴野さんは,若いのにずいぶん哲学的な内容のものを書くなあ.
と感心したものでしたが,最近では,子どもの気持ちを第1に考えるというような方に
比重がかかってきたように思います。それが扇野さんの実践へのあこがれであり,
今回のような担任した子どもの母親への発言にもつながっているのでしょうか。

(3) 〈科学史学〉において〈実験〉とは何か?(宮地さん)

「細胞」が発見されてから「細胞説」が認められるまでに170年も掛かったという。
その途方もない長い年月を縮めるものが,教育・授業である。
そういう意味で,仮説実験授業の存在は本当に貴重であると言えるでしょう。

2018年10月 7日 (日)

仮説実験授業研究会の準公式サイト

「仮説実験授業に準公式サイトがあるといいね!」
そう言われて久しいが,なかなか立派なものができつつあるようです。
今回はその入り口まで.ご案内します。
あとは,興味のあるコンテンツをご覧下さい。

仮説実験授業研究会の準公式サイト

http://www.kasetsu.org/index.html

板倉聖宣 年図 (竹田かずき作成)

http://www.kasetsu.org/2_society/history_itakura_sya.html

どんな「社会の科学」の授業書があるか?

質問を受けた時に,いつでも答えられるサイトがあると便利だ。
まず,どんな「社会の科学」の授業書があるかについてです。

どんな「社会の科学」の授業書があるか?

http://www.kasetsu.org/1_enjoy_kasetsu/jugyousyo/11_syakai.html

私がよく使ったのは・・・


世界地理・・・《世界の国ぐに》《焼肉と唐辛子》

日本歴史・・・《日本歴史入門》《日本の戦争の歴史》

世界歴史・・・《世界史入門》《二つの大陸の出会い》

日本地理・・・《日本の都道府県》《沖縄》

政治経済・・・《三権分立》《日本国憲法とその構成》《禁酒法と民主主義》《生類憐みの令》

というところでしょうか。

(1) 教科書が終わったら,余った時間で授業書をやる 
(2) 最初にむ総論として授業書を先にやり,余った時間で各論としての教科書をやる

私は,(1)から(2)へと進みました。

教員免許更新講習で仮説実験授業を体験しよう

仮説実験授業の準公式サイトに,
教員免許更新講習のことが出ていた。
今ではいくつもの大学で,仮説を扱っているのだ。
(私も5年前に明星大学で,小原さんの授業を受けた)

5日のうち1日だけでも,仮説がたのしめたことは,
私にとってこの上なく幸せな時間だった。
しかし,更新された免許は,半分の5年間しか使用しなかった。
(お金を半分返してほしいなあ)

研究会会員が講師となっている教員免許更新講習

http://www.kasetsu.org/1_enjoy_kasetsu/short_course.html

2018年10月 5日 (金)

授業プラン〈歴史と方位〉を作っています

私はこれまで.いくつかの授業プランを作ってきました。
幸い中学校の生徒たちだけでなく.小学校の児童たちにも好評でした。

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〈「邪馬台国」はどこだ!〉・・・考古出土物をもとに,「邪馬台国」のありかを予想していく。

〈狭山丘陵の自然と歴史〉・・・自然とは何なのか。食物連鎖を通して.考えていく。

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これらに続く第3弾。授業プラン〈歴史と方位〉を作っています。

このところの古代史研究により.歴史における方位がとても大切だとわかりました。
日本や中国の都の方位を通して.歴史の面白さを体験できる授業プランになると思っています。
ただし,多元史観の部分も含みますので,取扱いには注意して下さい。
特に.学校の歴史の時間に扱う場合は,職を賭す覚悟で。(ウソ)

できたら,一度歴史を学んで.「学校の歴史の時間はよくわからなかった」という大人に.
「こんな歴史再入門はいかがですか?」という街角・古代史が向いているかもしれません。
九州王朝説も出てくるので,通説と比較ができる知識が必要かもしれませんから。

まだ.A4判で2枚の素案ですが,「ちゃんとしたプリントを用意してくれ。検討してみる」
という方がいると,私の意欲が増すこと絶大です。
まずは,写真版で。

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2018年9月23日 (日)

『たの授』公開編集会議 2018年9月

昨日は,上記の編集会議に参加した。
私は『たの授』の編集委員の1人なのだ
(毎月『たの授』の感想を書き,「夢ブログ」にも転載している)

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昨日は,何人も資料を持ってきて賑やかだった。
ちょっと紹介してみよう。

(1) 根本さん~アメリカの街角に見た〈社会の科学〉の芽・・・「国旗」から見えてきたこと

(2) 村上さん~中国の現在を過去から読み解くー「革命は続く」・・・ 『ほんとうの中国の話をしよう』を読む

(3) 由良さん~《もしも原子が見えたなら》授業レベルアップ・・・組み合わせ式原子模型で化学反応を実感

(4) 木下さん~月は生きているが18/35人・・・《せぼねのある動物たち》小学2年生と夏休み前に

(5) 荒井公さん~よみかた教育・・・山本(正次)国語入門

飯能・日高サークル 2018年9月

昨日は,上記の例会に参加した。
参加者は,丸屋さん,明石さん,楠本さん,飯塚さん,肥沼さんの5人だった。

前崎さんの「北海道の地理」という授業プランをやった後,
私の古代史の話と明石さんのもの作り。

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例会後は,焼き鳥屋で懇親会を行った。beer


2018年9月16日 (日)

昭島サークル 2018年9月

昨日は,昭島サークルにお邪魔した。
20名弱ほどの参加だった。
しかし,資料はとても多く,私のカウントでは30点だった。

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(1) 田辺さん~「悩んで困って落ち込んだ時(佐竹さん)」への感想
(2) 小原さん~上記の資料をゼミで扱った際の大学生たちの感想(前半)
(3) 滝本さん~山路さんの「たのしく作ろう 簡単実験道具(仮説実験器具研究)」の追試報告
(4) 石岡さん~学校公開で道徳授業プランを使ってみました(「さる・るるる」)

(5) 伴野さん~「ときどきLIFE」の冊子 夏休み~9月
(6) 伴野さん~たのしい授業とたのしい人生~オレの「HAPPY LIFE」
(7) 伴野さん~この夏学んだこと2018
(8) 伴野さん~ZEITAKUKAI 2018(扇野剛さんの授業書講座&講演会)のパンフ

(9) 小川さん~濃密すぎる2日間でした~初めてのスクーリングの授業
(10)小川さん~「長所を活かす教育」について~淀井泉さんの『特別支援教育ー“違和感”から
 の出発』

(11)佐竹さん~予想もしなかったことが起きてすごかった~《空気の重さと真空》の2時間
(12)佐竹さん~1日から1時間できる〈理科っぽい〉プランやネタを集めてリストにしました
(13)佐竹さん~こんなガリ本を作ってみました(『かがくとりか~理科の時間に科学の授業』)
(14)佐竹さん~紹介:簡単折り紙「くるくるちょうちょ」
(15)佐竹さん~「ならべかえ」の授業~石津ちひろさんの『ことばあそびえほん』(のら書店)
 を使って

(16)小原さん~未来の先生と 「主体性・対話的・深い学び」について考える
(17)田辺さん~「〈板倉聖宣の考え方〉と私の楽しい生き方」
(18)田辺さん~たのしく生き続けるために 「板倉式発想法」を学ぶ会のパンフ

(19)日高さん~夏休みの後はお手軽絵手紙
(20)日高さん~こどもまつりで「人探し」

(21)肥沼さん~東偏5度の寺院と街並み
(22)佐竹さん~3年生日記(4) 「お説教ロボット」
(23)市原さん~「みんなへつうしん」は予想以上だった!
(24)田辺さん~最終講義は「まるで卒業式のような気分」 ここまでで午後7時。以下未検討

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(25)市原さん~たのしい教師の1日~仮説から学んだ実践と考え方を活かして
(26)市原さん~2018,夏を振り返る!
(27)市原さん一朝の時間~子どもたちが登校してくるまで
(28)市原さん提供?~峯岸さんの「ぼく・私クイズ」

(29)田辺さん~竹内三郎さん学ぶ「哲学入門」
(30)田辺さん~小原さんの講演会(10/20)「苦手な生徒・大人とのつき合い方」
 &10月例会(10/20)は場所変更のお知らせパンフ

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参加者はそれほど多くなかったけれど,てんこ盛りの資料だった。
来月は,「退職した私の“今とこれから”」という資料でも持っていこう。(o^-^o)

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