2017年11月 1日 (水)

『銀座に生きる』を読了

銀座に小料理屋「卯波」を構える鈴木真砂女さんは,
波乱万丈の半生の末に,
「今生の いまが倖せ 衣被(きぬかつぎ)」という句を詠む。

その話をかつて瀬戸内寂聴さんから聞いていた私は,
いつかその人の半生を描いた『銀座に生きる』を
読んでみたいものだと思っていた。

それが今回インターネットで取り寄せて読む機会を得た。
とても苦労をされてきていて,私などの語るところではないが,
ぜひ読んでみることをお勧めする本である。

上記の句以外にも,
「あるときは 船より高き 卯波かな」
「羅(うすもの)や 人悲します 恋をして」
「鴨引くや 人生うしろ ふりむくな」
などの句が,私はいいと思った。

2017年10月28日 (土)

もう少し「鈴木真砂女」

鈴木真砂女について,もう少しネットで調べてみた。
人気のある俳人で,いくらでもサイトがありそうだ。
「鈴木真砂女」で検索してみた。

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(1) 俳人・鈴木真砂女の生家を尋ねて南房総へ

http://dacapo.magazineworld.jp/culture/19791/

(2) 劇団朋友第39回公演「真砂女」

http://www.gekidanforyou.com/picture/masajyo/masa_photo.htm

(3) アマゾン「鈴木真砂女全句集」

https://www.amazon.co.jp/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E7%9C%9F%E7%A0%82%E5%A5%B3%E5%85%A8%E5%8F%A5%E9%9B%86-%E9%88%B4%E6%9C%A8-%E7%9C%9F%E7%A0%82%E5%A5%B3/dp/404884136X

(4) 昭和ガイド「鈴木真砂女」

https://showa-g.org/men/view/528

(5) 石榴舎ブログ「まことの花」

http://sekiryusha.blog28.fc2.com/blog-entry-28.html

(6) 現代俳句データベース

http://www.weblio.jp/content/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E7%9C%9F%E7%A0%82%E5%A5%B3

(7) 文学者掃苔録

http://www.asahi-net.or.jp/~pb5h-ootk/pages/SAKKA/su/suzukimasajyo.html

(8) 母,鈴木真砂女(本山可久子)

http://poetsohya.blog81.fc2.com/blog-entry-2539.html?sp

(9) ひまじんさろん

https://plaza.rakuten.co.jp/msk222/diary/200303160000/

(10) 波乱の俳人・鈴木真砂女

http://www.nagamine-yoshimi.com/arch/2011/04/01/150000.shtml

鈴木真砂女著『銀座に生きる』(富士見書房)

「今生のいまが倖せ衣被(きぬかつぎ)」という鈴木真砂女の句を,
瀬戸内寂聴さんから教えてもらったのは,だいぶ前のことである。
そして,最近「俳句入門」として,
この句を使えないかなどという,妄想も書いた。

ここで少し,インターネットに活躍してもらって,
彼女や彼女の後半生の舞台である「卯波」(小料理屋)について,調べてみよう。

「卯波 銀座」という検索だけでも,
いろいろな情報が手に入る。

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(1) ウィキペディア「鈴木真砂女」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E7%9C%9F%E7%A0%82%E5%A5%B3

(2) 立ち退き(2008年1月25日)

https://ginza.keizai.biz/headline/596/

(3) 卯波(銀座)

https://loco.yahoo.co.jp/place/g-waqXFburfio/?utm_source=dd_spot&sc_e=sydd_spot_ttl

(4) 卯波(食べログ)

https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13013310/

(5) 小料理屋(卯波の日常)

https://ameblo.jp/ginzaunami/

(6) 卯波(ツイッター)

https://twitter.com/ginzaunami

(7) 卯波(おと週ぐるめ)

http://shoku.otoshu.com/35337/28403/29924/29421.html

(8) いざ酔い日記

http://drinking7.exblog.jp/13975992/

(9) 卯波(文学紀行)

http://tokyoweb.sakura.ne.jp/noyaki/kikou/masajo/masajo.html

(10) 「卯波」と若き俳人たち(関西現代俳句協会)

http://kangempai.jp/essay/2011/10uhara.html

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切りのいい10個でやめておくが,
これだけ検索しただけでもいろいろな情報を得ることが出来た。
鈴木真砂女について,少しでも興味を持っていただけたら幸いである。

今生のいまが倖せ夢ブログ 肥さん

2017年10月23日 (月)

最近手に入れた本たち

心屋仁之助著『「好きなこと」だけして生きていく。』(PHP)

愛の世代ズの2人に影響を与えていると思われる心屋仁之助さんの本かも。
その通りだと思うか,ふざけるなと思うかは,その人の自由。
でも,私はとてもいいところをついていると思う。

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多久和俊明著『いたずら博士の「ベッドの上のしあわせつくり」の贈りもの
~パパはどうして「どっちに転んでもシメタ」って思えるの?!』(アトム出版)

板倉聖宣さんの87歳の「現在」の様子を伝える貴重なガリ本。
板倉さんの『日本歴史入門』に出会って,37年。
私と仮説実験授業の付き合いが始まった瞬間でした。

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エーヴ・キュリー著『キュリー夫人伝』(白水社)

古田武彦氏が何回も講演会などで紹介していた本。
部分を全部足すと全体になる。
「邪馬台国」までの総里程である12000里を求めて,
古田氏も探求したのが『「邪馬台国」はなかった』であった。

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2017年8月31日 (木)

『一日の終わりに地味だけど「ほっとする」食べ方』

圓尾和紀著,ワニブックス,1200円+税の
上記の本を入手した。

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この本を入手したきっかけは,先日の「夢ブログ」の話題で,
「1日3食はいつから?どういう理由で?」でリンクしたからである。

著者は管理栄養士をされていて,和食を推奨されている。
とはいっても,全部の食事をそうせよと言っているのではなく,
高カロリーになりがちな晩ごはんについて,
「ごはんと味噌汁」を推奨しているのだ。

ごはん・・・玄米または分づき米(3分・五分・七分)
味噌汁・・・季節の野菜を使った具だくさんな味噌汁

漬物はというと,偽物が多くて,「添加物漬け」の野菜らしい。
なので,本物が手に入ればいいが,それは自分でやるしかないのだろう。

大学生の時,長野県でナチュラリストの会の人に食べさせていただいた自然食が,
圓尾さんの本の食事の例に近いかもしれないと思い出した。

血の滴るようなステーキを贅沢だと思うか,
それとも圓尾さんの玄米と具だくさんの味噌汁を贅沢だと思うかは,
その人の生き方や人生観,年齢によっても違うだろう。

退職を少し先に控えた私としては,後者の方を贅沢と考える。(値段も安い)
医食同源というが,いい食事を食べることで,健康も維持できたら幸いである。

カラダヨロコブログ(圓尾さんのブログ)

http://karada465b.minibird.jp/

2017年8月 3日 (木)

『日本精神史』

長谷川宏著,講談社刊の上記の2冊の本が,
すでに刊行されていることに気が付いた。

縄文時代から江戸時代までの長い期間にわたり,
この列島に住む人々がどんな文化を持ち,
暮らしてきたかが綴られている。

実は私はこの長谷川宏氏に,
中学時代以来お世話になっている者なのである。
かつては塾の生徒として,そしてその後は塾のOBとして。
その様子は『赤門塾通信~きのふ・けふ・あす』や
『おとなと子どもの知的空間づくり~赤門塾の二十年』(ともに現代書館刊)に
掲載されているが,本当にいろいろなことでお世話になっている。
(長谷川宏氏はヘーゲルの翻訳者としても有名な方で,
奥様の摂子さんも素晴らしい絵本作家だった)

その後も,仮説実験授業では提唱者の板倉聖宣氏に,
古代史研究では古田武彦氏に出会えて,
驚くほど「出会い」には恵まれた半生だった。
(・・・出会いがなかなか成長に結びつかないところが玉に瑕だが!)

退職後には,上記の『日本精神史』(上・下)についても,
長谷川宏氏とゆっくり語り合いたいと思っている。

【内容紹介】

長くヨーロッパの文化と思想を研究対象としてきた著者は、
ここ20年ほど、日本の文化と思想の研究にとりくみ、その流れを歴史的に追跡してきました。
その成果がついに一書にまとまったのが、本書です。題して、『日本精神史』。
「精神」とはなにか。
ヘーゲル研究者としてスタートした著者は言う。
「あえて定義づければ、人間が自然とともに生き、社会のなかに生きていく、
その生きる力と生きるすがたが精神だ」。
テキストとして残された思想はもとより、土器や銅鐸、仏像、建築、絵巻、庭園など、
あらゆる文化を渉猟し、縄文時代から江戸時代の終わりまでを、
一望のもとに描く、まさに畢生の大作です。
ただし、著者は、難解であることを潔しとしません。
ヘーゲルのわかりやすい翻訳で脚光をあびたように、
あくまでも流麗な文体で、明解に描いていきます。
思想も絵画も仏像も、ひとしく日本の精神の歴史としてとらえ、
あらためて、日本とはなにかを問いかける清新な傑作と言えます。

上巻は三内丸山の巨大建造物から『正法眼蔵』まででした。
建築、仏像、そして仏教思想の深まりが底流にあります。

下巻は、『新古今和歌集』『愚管抄』から『東海道四谷怪談』まで。
武士の思想や、わびさび、儒学、元禄文化、浮世絵と、
中世から近世にかけて、日本人の精神は多様なうねりを見せつつ近代に向かいます。
そのダイナミックな流れを鮮やかに浮き彫りにします。

2017年6月12日 (月)

『人生に奇跡が起きる魔法の言葉』

心屋仁之助著,セブン&アイ出版刊,
680円+税の上記の本を昨日入手した。

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著者の心屋仁之助さんについては,
愛の世代ズのお2人からすでに少なからぬ情報を得ていたが,
今回この本(2017年6月1日刊だからおそらく最新刊)を読んでみて,
いろいろ得るところがあったので,何点か書いてみよう。

(1) 「愛される」と思って生きるのか,「愛されない」と思って生きるのか

これは前書きのところで出て来る言葉なのだが,なかなかいいと思った。
私は両親から健康をいただいたことに感謝はしていたが,
もう1つ「愛されている」という感覚もいただいていたと思った。
これが私の心の安定にもつながり,人との接し方にも大きな影響を与えていると思う。
それを考えると,幼児の時に「生まれてきてくれてありがとう」と言われている子と,
「なんでお前みたいな子ができてしまったのかねえ」と言われて育つのでは,
人間スタートからして大きな違いがうまれるものと思う。
それは親だと最もいいが,小さいうちの教員もその役割ができるかもしれない。
(トットちゃんは,トモエ学園で「君は本当はいい子なんだよ」と言われたらしい)

(2) 「でも,私は愛している」という言葉について

もう少し成長してからでも,上記のことは通じるものがあると思う。
「お前なんか大嫌いだ」と学校の先生が言われた時の,
最高の反応は「でも,私は君のことが大好きだからね」というものだ。
こんなことを若い女性の先生に言われたら,もうたまらないであろう。
私だったら,すぐ白旗をあげる。
「売り言葉に買い言葉」という言い回しがあるが,
「お前のことが大嫌い」と言われて,「私だって大嫌い」と言っていては
火に油を注ぐばかりなのである。

(3) 『きのふ・けふ・あす』に出ている母の言葉

長谷川宏著『きのう・けふ・あす』(現代書館)に,私の母の言葉が出て来る。
勉強が得意ではなかった私について,母はこう語ったというのだ。
「この子は勉強はそれほどできないけれど,やさしい子に育ってくれてうれしい」と。
この言葉は秀才であった父との対比ということもあるのだけれど,
私の半生を支える言葉だったように思って感謝している。
普段は憎まれ口ばかり叩いているけどね。(^-^;


2017年5月29日 (月)

『定年後~50歳からの生き方,終わり方』

昨年「ライフプラン・セミナー」という会に行ってきたが,
退職を前に少しは勉強しておこうと思い,
本屋で上記の本を買った。なかなか良さそうな本だ。
帯には「人生は後半戦が勝負」とあり,
これがまず気に入った。

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「退職前が勝負で,退職後はおまけ」みたいな考え方もあるが,
それでは人生つまらない。
逆に「退職前は,退職後のための準備期間」と考えた方が,
人生をトータルに考えられるのではないだろうか。

海援隊のコンサートでも,「山に登った」というのは,
「無事に山を下りてきた人が言える言葉」とあった。
それなら,これまで楽しく登ってきたのだから,
これからは楽しく下りてやろうじゃないかと思うのだ。
(その極意は,案外変わらなかったりして・・・)

目次は,以下のような感じ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

第1章 全員が合格点
第2章 イキイキした人は2割未満?
第3章 亭主元気で留守がいい
第4章 「黄金の15年」を輝かせるために
第5章 社会とどうつながるか
第6章 居場所を探す
第7章 「死」から逆算してみる

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

著者の楠本新さんは,1954年生まれの63歳。
ちょっと先輩にあたる方からのアドバイスを聞く感じになる。

2017年5月13日 (土)

私と〆切~『〆切本』によせて

今朝九想庵を訪問したら,
『〆切本』というユニークな本の紹介をしていた。
古今の作家の,〆切に関する話を集めて編集してあるらしい。

私もまず,その企画をした方に「企画賞」を差し上げよう。
ただ,その本は値段も少々高く(2500円くらい?),
今の私の忙しさの中では「積読」になりそうなので,
購入はしないことにした。
その代わりといってはなんだが,ブログのネタに。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1) 学校行事の企画書

私は生徒会本部担当をしているので,年に何回か提出の〆切がある。
たいていは昨年度のものに手を入れる形だが,それがないとさあ大変。
いろいろな資料から,学校全体を動かしていくプランをひねり出す。
おまけにこれの〆切は「次の企画委員会までに(1週間以内)」ということが多く,
これが一番悩みのタネかも。

(2) 明治図書の雑誌

20~30代の頃,明治図書の『社会科教育』など数誌に原稿を書いたことがあった。
勉強にはなるのだが,なにせ若いものだから,授業の実践が少ない。
資料にするために本を買おうものなら,原稿料などあっという間になくなった。
〆切は2ヶ月先のことが多かったが,気が付くと1週間前ということも少なくなく,
冷や汗で数日前にポストに投函ということもしばしばだった。

(3) 授業プリント

今年は中学3年生担当で,社会科の時間が週4回各クラスにある。
授業プリントは毎回の授業で使用するので,B4判の左側の問題部分を
週に4回作らなければならない。(右側は写真や資料の切り貼り)
空き時間がたくさんあればいいが,ないのでけっこう大変。
現在はテスト問題や指導案との並行作業のため,特に大変。

(4) 『たの授』の感想

『たの授』誌の編集委員をしているので,その感想を毎月書くのだが,
3日に発行された『たの授』の感想を,
18日までに書くのは楽ちんでそれほど苦にならない。
おまけにこれは,「夢ブログ」の話題も兼ねているので一石二鳥である。
編集部が早く感想を知りたいのは承知しているので,
10日くらいにはメールで送信するようにしている。
また,程よい長さなのか,年に1回くらい掲載していただける。
(毎日「夢ブログ」で練習している成果かもね)

(5) 「夢ブログ」の原稿

考えてみると,私の〆切の最たるものは「夢ブログ」なのである。
だって毎日書くのだから。でも,これは苦痛ではないのです。
人から迫られる〆切はとてもいやなのに,
自分で自分にプレッシャーをかけるようなことをしているわけで,
人間とは本当に不可解な動物である。
しかし,自分の書いたものを毎日読んで下さる方がいると思うと,
そしてたまには「良かったよー」などとコメントして下さると思うと,
死ぬまでやめられなくなりそうである。

2017年4月29日 (土)

『ビブリア古書堂の事件手帖~栞子さんと果てない舞台~』

今「ビブリア古書堂」シリーズの最新刊を読んでいる。
三上延著,メディアワークス文庫,650円+税である。

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毎巻本についてのウンチクが登場するが,
今回はシェークスピアの作品について。
彼の時代には,まだ印刷技術の発達途上で,
現在では考えられない様なことがあったということ。
(紙が貴重品で,誤植も多かったり,アルファベットも今と違っていたり)

最も驚き,あとでは納得したのが,舞台に女優がいないということ。
日本の歌舞伎と事情が似ているのか,
女優のやるべき箇所は若い男性が演技したとのことで,
これはびっくり・あとで納得した。
生きているうちにその知識を得られてよかった。
こういうウンチクが自然に登場してくるのが,
このシリーズの根強い人気の秘密なのかもね。

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