出版ラッシュ!?

年末にむけて
出版ラッシュを向かえそうだ。

11月

『たの授11月号』
『たの授臨増号・算数&数学2』
『(ミネルヴァ書房版)「邪馬台国」はなかった』(中旬)
『(ミネルヴァ書房版)失われた九州王朝』(下旬)
『(ミネルヴァ書房版)盗まれた神話』(下旬)
『楽知んカレンダー2010』

12月

『たの授12月号』
『(ミニ授業書)三権分立&日本国憲法とその構成』
『マンガ「邪馬台国」はなかった』(『なかった』別冊Ⅰ)
『たの授1月号』(12月中)

なんと!
〈仮説〉と〈古田史学〉に関する書籍や雑誌だけで,
毎週1冊以上のペースで出版・発行されるのだ。

新年度

『第3期・仮説実験授業研究・第10卷』
『たのしい授業プラン・国語3』
『電気学入門』
『新総合読本5』
『俾弥呼』
『九州年号』

『徹底検証「新しい歴史教科書」近世編3』
川瀬さん,ご予定は?

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「カツマーとカヤマー」新・幸福論

カツマーとは,『断る力』の著者
勝間和代のこと。
カヤマーとは,『しがみつかない生き方』の著者
香山リカのことである。

香山が著書の中で
「〈勝間和代〉をめざさない」と
書いたことがきっかけだと思うが,
朝日新聞社の雑誌『アエラ』が
2009年10月12日号で
2人の座談会を設定した。

2人の発言は必ずしも絡み合っているとは
言いがたいものであるが,
私なりに解釈すると「富士山の登り方」
みたいな比喩で表せるのではないかと思う。

つまり勝間が,
「私はこうやって富士山に登りました。
今私はとても幸せです」
というのに対して,
香山が,
「富士山に登るのがそんなに幸せなんでしょうか。
私は高尾山にケーブルカーで登るのが
好きなんだけど」
といったような切り替えしなのだ。
(たとえがうまくないかもしれないが)

2人の「対談」を読んでいると,
人間の強さと弱さの両面を見ているようでもある。
元気な時は勝間に刺激されて張り切るが,
挫折して自信を失うと
香山に「そんなにがんばらなくてもいいよ」
と癒〈いや〉してもらいたいような・・・。

これは学校でも同じで,
たいていの先生方は「もっとがんばれ!」
と生徒たちに指導するが,
相談室の先生はどちらかというと
「そんなにがんばらなくてもいいよ。
あなたらしくやればいいんだよ」
と励ますのと似ている。

勝間と香山の座談が
比較的うまくからんでいるところから
1ヶ所だけ引用しよう。

勝間「私は頑張り至上主義ではなくて,
むしろなるべく頑張らなくても
いい方法を探しましょう,と言っているんですね。
〈勝間和代〉と「私」は違うのではないでしょうか」
香山「違うのかもしれませんね。
それに私は,勝間さんの言ってきた
すべてのことを「目指すな」と
言っているわけではありません。
勝間さんの本はもしかしたら一部で
「誤読」されているかもと思うのです。
「こうしなくちゃいけないんだ」というように」

いずれにしても,人間のとらえ方として
2人の発言はなかなか興味深いものがある。
今度香山の『しがみつかない生き方』を読んで,
ミニ書評してみたいと思う。
この本も30万部売れているそうだ。

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『目立つ力~インターネットで人生を変える方法』

勝間和代著,小学館101新書,740円+税の
上記の書を昨日入手した。
例の『断る力』の著者である。

彼女はインターネットの走りである
パソコン通信を,
21年前の19歳の時に始めたのだという。
そして,その後の彼女の人生の転機には,
インターネット(特にブログ)が
重要な役割を果たすことになった。

パソコン通信 → 「ムギ畑」開設 →
ブログ開設 → 「ウォール・ストリート・ジャーナル」注目女性 →
本の執筆 → ブログメンバーによる応援 → ベストセラー作家に
という流れで「勝間和代」が世に出るようになったとのことだ。

ブログを作ることは,「思考を可視化すること」であり,
「自己承認欲求もブログで昇華できる」と彼女は言う。
もちろんインターネットの怖さについても
ちゃんと触れられているが,
それ以上にブログの持つ計り知れない魅力について,
熱く語っている。

本書は,次の5つの章から構成されている。
第1章・・・インターネット・メディアの可能性と威力を知る
第2章・・・ステップ1 Planー戦略を考える
第3章・・・ステップ2 Doー表現する
第4章・・・ステップ3 Check & Actionー改善・継続する
第5章・・・達人に学ぶ

私もブログを書きながら
様々に活用しているので,
彼女の文章は実感を持って読めた。

毎日のブログの記事を読者に読んでもらいつつ,
逆に情報をいただくアンテナの役割も果たしているし,
ブログの文章を再活用して「学級通信」や
「男子バレーボール部通信」の記事にしている。
また,同じカテゴリーの文章を集めて
ミニ「ガリ本」にしたり,
さらに200ページを越えるガリ本の多くの記事を,
ブログで書いていたりする。

私の場合,現在1日のアクセスが大体150ぐらいで,
そのうち3分の1が「常連さん」で
残りが「検索からの訪問者」である。
リピート率も6.5%でまだまだだが,
勝間氏の「戦略」に学びながら
ブログを活用した活動をこれからも
続けていきたいと思っている。

これからブログを始めたいと思っている方や
すでにやっているが何かヒントがほしい方に
オススメの本だと思う。

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『ちいさな哲学』

昨日夜赤門塾(所沢市)に出向いたところ,
長谷川宏著,春風社,1800円+税の
上記の本を入手した。

『哲学者の休日』『日常の地平から』に続く
3冊目のエッセイ集で,
「食の風景」「人とのつながりのなかで」
「日曜日の哲学」「美術にふれるよろこび」
「書物から哲学が始まる」「水俣へ」
などといった章から構成されている。

新聞や雑誌に載った文章を
1冊の本にまとめたもので,
たいへん読みやすい。
興味のある方は,ぜひお読み下さい。

なお,著者はドイツの哲学者ヘーゲルの
著名な研究者であり,
また,学習塾の講師もされていた方である。
私は氏の塾で学んだ後も
OBとしてお付き合いいただいている。

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『断る力』

勝間和代著,文春新書,900円+税の
上記の本を,
遅ればせながら私も入手した。

まず本の表紙に,
こんな内容が書かれている。

「私が今,タイムマシンに乗って
20代後半の自分にたった1つ
アドバイスするとしたら,
「『断る力』を一刻も早く,身につけること」
と言うでしょう。
実際,私が「断る力」,英語にすると「Say No」,
すなわち相手の言いなりにならずに
拒否をする力を身につけることができたと確信したのは,
34歳で初めて離婚をしたときからだと思います。
そして,その時から,
私の世界はドラマチックに変わりはじめました」

もくじの4つの章の題をまとめると,
彼女の主張は次のようになる。

「断る力」をつけることは
自分の揺るぎない軸を持つことであり,
それは同時に相手への
建設的な影響力を発揮することである。
したがって,「断る力」をつけるによって,
自分と周囲の好循環を作ることが
可能になる。

今まで日本人をとらえてきた
しがらみの人間関係にサヨナラを告げ,
イエス・ノーがお互いに言い合える
自立した人間関係を
構築していこうという主張だ。

「断る力」というと,
何か拒絶的で冷たい感じがしてしまうが,
このような前向きな考え方ととらえれば,
合点がいくだろう。

またそれを積み重ねていくことが,
最後は間違った考え方や
間違った社会にNOを言える力を
養うことになるのだという。

私の半生を振り返ってみると,
「断る力」のなんと未熟だったことか。
十七条憲法ではないが
「和を持って貴し」とし,
しがらみの人間関係にしばられ,
相手をしばってきた気がする。
(しばるまではいかないか?)

謹告!

というわけで,
最初はうまくいかないかもしれませんが,
私も今後「断る力」の修行に入ります。
したがって,私に断られたということで
あまりショックを受けないで下さい。
それは,とりもなおさずあなたと
しがらみではない素晴らしい人間関係を
築きたいだけなのですから・・・。
(勝間氏は,それを「相手を尊重するからこそ,
「断る」と表現しています)

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『5万4千円でアジア大横断』

下川裕治著,新潮文庫,476円+税の
上記の本を読み始めた。

バスやフェリーを乗り継いで,
トルコまで行った旅の記録だ。
著者・・・51歳
カメラマン・・・40歳
同行の料理人を目指す若者・・・30歳
この3人がどんな旅をするか,
まだ読み始めたばかりだが
とても楽しみだ。

なお,題名の中にある「5万4千円」は
バスやフェリーの運賃のことで,
食事や宿代は含まれていない。
しかし,「5万4千円」あれば
私たちはトルコまで行くことができる
というところにこの本の魅力はある。
そのためには食事代を節約し,
安宿に泊まる工夫が必要になってくる。
そこにドラマが生まれるのだ。
(いかに日本の物価が高いかも感じるが)

旅をした国々の人々の様子,
食事や宿の事情など,
実際の旅の参考になる部分もある。

興味のある方はいっしょに読みませんか?
まだ私は出発してまもない
中国のところを読んでいます。

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『野村再生工場 ~叱り方,褒め方,教え方』

野村克也著,角川oneテーマ21新書,
705円+税の上記の本を読んだ。

野村監督自身が「再生」してきたという
意識はなかったが,
第五章は「私の人生もまた再生の歴史がある」
という内容となっていて,
自らの経験を後輩のプロ野球の選手にも応用し,
「再生」のアドバイスをしているような感じだ。

貧乏から脱出しようと
テスト生として南海に入団し,
1年目で「クビ宣言」に遇う。
そうはならじと打撃を鍛えて1軍へ。
ところがプロの世界は甘くなく,
投手にマークされて2割5分以上打てなくなる。
それをデータとクセの研究を重ねて
一流の選手になっていく様子が
わかりやすく書かれている。
(これがデータ野球や投球コースをを5×5や
9×9に分割して考える「野村スコープ」のもと)

「失敗」と書いて「せいちょう」と読む。
とは野村監督がよく言うセリフだが,
まさにそれを地で行っているのが
本人の生き方なのであった。

「再生」の実例としては,
弱気な投手に対しては内角を強気に攻めるために,
また球速の遅くなった速球派投手に
投球の幅を広げさせるために
シュートなどの変化球を覚えさせたりしている。
また,先発完投型の投手のあり方を捨てさせ,
クローザーがもう1つの勝利への
大きなカギになることを示した。

打者に対しては個人記録→チーム成績
という考え方を改めさせ,
逆にチームバッティング→個人成績の向上を
目標にするようにさせた。

『ああ,監督』と同様,
今回も教育論として読んだ。
野村監督の本は他の分野にも応用可能なので
人気が高いのだろう。

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『カンブリア宮殿~社長の金言』

村上龍が司会をしている「カンブリア宮殿」の
(テレビ東京,月曜日午後10時~)
「社長の金言」を収録した上記の本を読んでいる。
(日経ビジネス文庫,762円+税)

脳科学者の茂木健一郎が司会をする
NHK総合の「プロフェッショナル」も面白いが,
(火曜日,午後10時~)
こちらはどちらかというと泥臭いところが
「玄人受け」しているようだ。
毎回企業の社長が登場して,
その成功談や教訓を話す。
これが実に様々で面白いのだ。

たとえば,ドトールコーヒーの名誉会長・
鳥羽博道氏は,次のような金言を言っている。
「関心があると,見える。
関心のない物は,目には入っているけれど
見えていない」のだと。

コーヒー業界の使節団としてパリに行ったが,
誰一人として見えなかった将来の姿を,
鳥羽氏は「将来の喫茶業への危機感」から
見ることができたのだった。
これは仮説実験授業でいう,
「見れども見えず」という話と一緒だ。

この本は6つの章からなっている。

Ⅰ トップの責任(11人)
Ⅱ 人を育てる(12人)
Ⅲ 時代の先を読む(11人)
Ⅳ 逆境からの決断(11人)
Ⅴ 未来への戦略(10人)
Ⅵ 信念の経営(12人)

合計67人の話のエッセンスが収録されていて,
それを762円で読むことができるのだ。
(割り算すると,1人12円です!
読者の声「割り算をそういう時に使うな!」)
ホントお得っていう感じ1冊なのである。

ただし,村上龍がまえがきでふれているが,
これらの金言だけメモしてもあまり意味はない。
「その金言が生まれるために費やされた時間と,
ミもフタもない努力を
追体験する必要がある」し,
きっと「その追体験は決して心地良いものではない」のだろう。

しかし,その一方村上はこうも書いている。
「他人から見たら苦労でも,本人にとっては
喜びや充実感の源泉」なのである。
まず,「その金言が生まれた長い長い経緯」を
イメージして絶望しよう。
そして,その絶望を「長い努力を支払える
対象や目標に出会ったときに,必ず希望に変化」
させていこうと。

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『ああ、監督 ~名将、奇将、珍将』

野村克也著,角川oneテーマ21新書,
705円+税の上記の本を今読んでいる。

わかりやすくて,面白い。
監督論としても,リーダー論としても,
とても参考になると思う。
(私は「担任論」として読んでいる)

たとえば野村監督は,
「選手を動かす方法には6つのやり方ある」という。
(1)恐怖で動かす
(2)強制して動かす
(3)理解して動かす
(4)情感で動かす
(5)報酬で動かす
(6)自主的に動かす

この6つのやり方をどんな監督が
どう組み合わせてプロ野球を作ってきたかが,
遠慮なく語られていて興味深い。

たとえば,星野仙一監督は(1)の代表だが,
それだけではなく,(4)や(5)の面も
巧みに使って選手を動かしていたということだ。

もちろん理想的には(6)であるが,
個性のかたまりであるプロの選手たちのこと,
一筋縄ではいかない。
そこが各監督の「腕の見せ所」というわけだ。

ひるがえって考えてみると,
自分は担任としてはどのタイプになるのか。
(私は(3)を中心に(4)と(5)を
組み合わせていくタイプかな?)
もちろんどれか1つだけという人は
いないのだろうが,
たまにはそんな視点から担任を考えてみると,
面白いかもしれないと思った。
この本を読んでいる影響だろうか。

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『脳を活かす仕事術』

茂木健一郎著,PHP研究所,1100円+税の
上記の本を読んだ。
『脳を活かす勉強法』の時も感じたが,
読みやすく共感するところが多かった。

本書の主張は,感覚系学習(見る,聞く,感じるなど)と
運動系学習(手や足や口を動かすなど)のバランスを
現代人は取りにくくなっているというもので,
それを効果的に行うにはどうしたらいいかを説いている。

私が特にうなずくことが多かった第2章から
いくつか引用してみよう。

「僕の場合は心理的外傷のケアではなく,
自分の体験をちゃんとした「意味」として保存しておくために,
ブログをかいています」

「なぜ(ブログを)当日書かずに,翌朝書くのか。
それは,寝ている間に脳が無意識のうちに
前の日の体験を整理し,朝起きた時には
体験の意味がより熟成されていることが多いからです」

「僕は,人が成長するきっかけは「背伸び」だと考えています。
そして,背伸びをする時に欠かせないのが,他人の目です。
そういう意味では,ブログは究極の「背伸びマシン」と
いえるでしょう」

ブログは利用の仕方によっては,
大変すばらしい研究法だと思う。
私は茂木さんの足元にも及ばないが,
少なくとも志としては同じことを考えていた。
ぜひこれからもどんどんブログを活用していきたい。

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『話を聞かない男、地図が読めない女』

上記の本を昨日読み始めた。
副題に「男脳・女脳が「謎」を解く」とある。

この本は今から10年程前に出た本だが,
私としてはたとえ売れていても
新刊本にはなかなか手を出さない方なので,
今頃の読書となってしまったというわけである。

男女差は社会的に作られたものという説が
ある時期(今も?)には支持を得ていたが,
これは長い人類の歴史の中で形作られてきた
脳(考え方)の性差で説明しようとしている。

本書があらかじめ断っているように,
お互いの性の弱点をあげつらうのではなく,
性差を理解しあった上で築いていく
未来の男女関係ということである。

学校では男の先生と女の先生の協力の仕方の,
またクラスの男子と女子の協力の仕方の
参考になるのではないかと思う。
読み終わったらまたここに感想を書きたい。

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期せずしてサイン本

昨日は期せずしてサイン本を手に入れた。

いや,正確に言うと
「すでに手に入れていた本が
サイン本だということを確認した」
というワケだったのだが,
朝から気分が良くなり
いい1日のスタートが切れた。

その本とは,高木美保著『生かされている私~
ナチュラリストの幸せ』(講談社)で,
定価は1000円するが
古本屋に100円で出ていたので,
「これはお買い得!」と思って
買っておいたのだった。
(実は私は高木美保ファンなのだ)

体育祭日程が続いて疲れていたので,
少し癒(いや)し系の本を読もうと
手に取ったのがよかった。
まさかその本がサイン本だとは知らずに・・・。

この本には,疲れ果てた末に農業と出会い,
それによって心が軽くなっていく様が,
素直な文体とユーモアのある表現で
綴(つづ)られている。
今の私にピッタリの本だ。

昨日は「春」の章を読んだので,
今日は「夏」の章に進みたい。

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『生活を哲学する』

長谷川宏著,岩波書店,1300円+税の
上記の本を入手した。
「哲学塾」という双書シリーズ全15冊の
トリを務める1冊である。

長谷川宏氏といえば,
ヘーゲルの翻訳などで有名だが,
私にとっては中学生の時からのお付き合いで,
「赤門塾」(埼玉県所沢市)という
学習塾の先生だった。
それが中学卒業後もOBとして
塾の読書会や夏合宿,演劇祭などに参加し,
貴重な経験をさせてもらうことができた。

本書は,6日間の講義という構成をとっている。

第1日 生活と哲学のあいだ
第2日 子育ての経験
第3日 大衆の原像とは
第4日 晴れと褻(け)
第5日 夏合宿という生活体験
第6日 個人,家族,地域

特に,「第5日」の夏合宿については,
私も参加したことがある長野県後山のことが
登場して懐かしく思った。

「哲学って一体なんでしょうか」と問われて,
長谷川氏が答えている個所が「第1日」にあるので,
それを転載して終わりにしよう。

「むずかしい質問です(笑)。
今日の話でもプラトンだの,アリストテレスだの,
デカルトだの,哲学者の名が出てきましたが,
そういう公認の哲学者をずらっと並べて,
かれらの考えたことが哲学だというのが
答えとしては無難でしょうが,
それではなにも言ったことにならない。

現にあるこの世界に根本的な違和感をもつこと,
あるいは,現にいま生きている自分たちの
生きかたに根本的な疑問を感じること,
そこに哲学の出発点はあると思います。
そこから,この世界の全体としてのなりたちを
探究する試みや,自分たちの生きかたの根拠を
追究する試みが生まれる。
あるいは,現在の世界や生きかたのむこうにある,
もっとすぐれた世界や生きかたを
構想しようとする欲求が生まれる。
それが哲学的思考といわれるものです」

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『プロフェッショナルたちの脳活用法』

茂木健一郎&NHK「プロフェッショナル」
制作班共著,NHK出版生活人新書,
700円+税の上記の本が出た。

これは「プロフェッショナル」という番組に
3年半に渡って登場した100人のゲストの
「脳活用法」を集大成したもので,
その番組自体も面白かったが
この本はまた別の角度から学べて
(映像と活字ではやはり違いがある!)
参考になることが多い。
値段も安いのでぜひ読んでみることを
お奨めする。

全体の構成は以下のようだ。

第1章 ひらめき脳
    ~プロに学ぶアイデア発想法
第2章 プレッシャー克服法
    ~プロに学ぶ難関突破の秘訣
第3章 やる気を高める
    ~プロに学ぶモチベーションアップ法
第4章 創造性を豊かにする
    ~プロに学ぶ仕事を楽しむ方法
第5章 制約との付き合い方
    ~プロに学ぶ現代生活における思考法

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『琵琶法師ー〈異界〉を語る人びと』

昨日上記の本(岩波新書)が発売された。

内容にも興味があるが,
気になるのはその付録。
なんと「最後の琵琶法師」と言われた
故・山鹿良之さん(1901~96)の
弾き語りDVDが付いているのだそうだ。

通常の岩波新書でも700円はするから,
20分のDVD付きで1029円は
すごくお買い得!と思われます。

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『「いいこと」レシピ』

上記の本(中山庸子著,PHP文庫)を
明星大学の本屋で入手した。

もちろん「いいこと」という言葉に
ピンときてのことだ。
予想は大当たりで,
第5章は「「いいこと日記」で運をよくする」
という章だった。

この章だけ紹介すると,
・「いいこと日記」のつけ方
・今日の「いいこと」の探し方
・「なりたい自分プロジェクト企画書」
・人づきあいを楽にする
・生活の達人になれる
・過去の自分が今の自分を励ます
などの項目が並んでいた。
人は同じようなことを考えるものだと思った。

ちなみにこの本は2009年1月22日発売で,
まさにできたてのホヤホヤの本であった。
(元の単行本は3年前の発行)

明星大学での研究会の日に
この本に出会うとは
まさに「いいこと」だった。

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『日本の科学者最前線』

昨年は日本人のノーベル賞受賞者が4人も出て,
なんだかとてもうれしい年だった。

先ほど本を片付けていたら,
8年前に買った『日本の科学者最前線』
(読売新聞科学部著,中公新書ラクレ)が
出てきたので,
その後の受賞者を確認してみた。

すると,昨年物理学賞を受賞した3人のほか,
小柴さん,野依さん,白川さんの名前が確認できた。
この本に載っている50数名のうち,
実に6名の受賞という高確率であった。
いろいろな分野で国際的に認められている
日本人がたくさんいるのだなあと
あらためて思った。
ちなみにこの本には,
益川さんが英語嫌いで海外講演を嫌がり,
代わりに小林さんが行っているなどという
エピソードも出てくる。

これまでの日本人の受賞者を表にしてみると
以下のようだ。
16人中7人が物理学賞で
ほぼ半数を占めているということになる。

2008  南部 陽一郎,小林 誠,益川 敏英(物理学賞)
     下村 脩(化学賞)        
2002   小柴 昌俊(物理学賞), 田中 耕一(化学賞)       
2001   野依 良治 (化学賞)       
2000   白川 英樹 (化学賞)
1994   大江 健三郎 (文学賞) 
1987   利根川 進 (生理学 医学賞 )
1981   福井 謙一 (化学賞)       
1974   佐藤 栄作 (平和賞)   
1973   江崎 玲於奈 (物理学賞)         
1968   川端 康成 (文学賞)
1965   朝永 振一郎 (物理学賞)       
1949  湯川 秀樹 (物理学賞)

実は8年前,化学賞を白川博士が受賞した時,
私はお祝いの言葉を集めた学級通信と
科学部通信を横浜のご自宅に送った。
その時いただいたハガキには
メダルが印刷してあり,
我が家の家宝になっている。

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『宗像大社・古代祭祀の原風景』

正木晃著・NHKブックス・1000円
の上記の本を入手した。

宗像大社といえば,
「海の正倉院」とよばれる
玄界灘の沖ノ島を抱える神社で,
その国宝は金製指輪,金銅製龍頭,
金銅製五弦琴など8万点を数えるという。

その沖ノ島の祭祀は
岩上,岩陰,半岩陰・半露天,露天と
場所もさまざまで,
時代も4~10世紀と長く
品物にも大きな変化が見られる。
(中には,鏡・剣・玉の「三種の神器」セットの
奉納もあり興味をひかれる)

今回2008年5月27日に
見学希望の約200人の男性が
禊(みそぎ)をして島に入り,
宗教学が専門の著者が本にまとめた。

縄文・弥生時代の遺跡もあり,
当時ニホンアシカの狩りをしていたらしいことや
その後一時祭祀が途絶えたことなど,
(特に6世紀後半から7世紀前半)
なかなか興味深い記述が書いてある。

もちろん正木氏も「政権」といえば
大和政権しか思い浮かばないようで,
古田史学に学ぶ者としては
歯がゆい思いがしないわけでもないが,
「私たちはどうしても
現代の国境を考えてしまいますが,
朝鮮半島の南部と北九州で玄界灘を挟んだ一帯に,
文明圏みたいなものがあったと考えた方が
多分実情に近かったと思うんです」
などと書いているあたりでは,
海峡国家としての九州王朝説と
つながりうる意見をお持ちのようにも思った。

著者も書いているが,この出版を契機に
多くの人が沖ノ島と宗像大社に
関心をもっていただけるとうれしい。

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徳間書店からの手紙

昨年度のクラスで道徳の時間に
『がばいばあちゃん』のビデオを見たりして
その感想を書かせたものを
徳間書店に送っていた。

それが最近「図書カードを受け取った」
という報が何人もから入り喜んでいた。
すると私のところにも図書カードが届いた。

中に入っていた手紙によると,
クラスをあげての応募に感謝して
カードを送ってくれたらしい。
どーりで多くの生徒がもらっているはずだ。

中に2人ほど住所が不明で届かない
生徒がいたので,学校で渡してほしい
という趣旨の手紙だった。

全員で応募したわけではなかったが
クラスの20人以上は書いているので,
500円の図書カードでかけ算すると
1万円以上いただけたことになる。

作品は文庫本に載らなかったけれど,
誠意のある手紙をいただき
とてもうれしい気持ちになった。
(11/1)

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『ルポ貧困大国アメリカ』

堤未果著,岩波新書,700円+税の
上記の本を入手した。

社会科サークルで話題になっていて
ぜひ手に入れたいと思っていたが,
なかなか本屋で見かけず,
昨日やっと買うことができた。

題名からして驚かされる。
「豊かな国」と思われているアメリカが
こんな実態とは目からウロコだろう。
しかし本書を読むと,
将来の日本の姿のような気がして
とても考えさせられる。

サブプライムローンの問題も
本書を読めばよくわかる。
また,アメリカの「給食の献立」を見て
驚くのは私だけではないだろう。
(高カロリー高コレステロール!)
これらは低所得者の子どもたちに
提供されるサービスなのだ。

さらに話題は,医療問題や
徴兵制へと進んでいく。

彼女の前著『報道が教えてくれないアメリカー
なぜあの国に希望があるのか』(海鳴社)は,
黒田清・日本ジャーナリスト会議新人賞を
受賞しており,今回の本も
その延長線上にあるものと思われる。

なお,著者は和光学園小学校時代
平林浩先生から仮説実験授業を受けている。
これはたの社メーリングリストからの情報だが,
そのことにも親しみを覚えた。
(8/15)

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失せ物現わる

昨日はここ数日見つからなかった
失せ物2点が出現した。
(人間ドックの際必要な紙と
本の割引のハガキ)

「神隠し」というより「もの忘れ」
といった方がいいと思うが,
「小さいけれど大きな収穫」だった。

2点が同じ引き出しに
入っていたというのも,
「失せ物」にしてしまった原因だった。

「人間ドックの際必要な紙」と
「本の割引のハガキ」は
さっそく郵送した。

なお,過日のブログで,
川瀬健一さんの新著である
『徹底検証「新しい歴史教科書」近世編(2)』
の値段を「3600円以上」と
だいぶ高くお伝えしましたが,
定価3360円(税込み)でしたので
訂正&お詫びいたします。
どうもすみませんでした。
(8/7)

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『平家物語』のあらすじ読み

一昨日『ハリー・ポッター』の
最終巻を読み終えたので,
今度は前からやりたかった
『平家物語』のあらすじ読みを
することにした。

今第九巻を読んでいるところだが,
(全部で十二巻。今「宇治川」というところ)
とても面白い。

実は現在私は午前中日本バレー協会への
部員の登録作業をパソコンでやっていて,
(今年度から全員登録となった)
36名も部員がいる我がチームは
すごく大変な作業なのだ。
(私のパソコンだと1人30分以上かかる)
登録作業は「確認」のやりとりが何回もあって
とてつもないしんどい仕事だ。
(我がパソコンの能力の問題もあるが)

そこで思いついたのが,
その間に『ハリー・ポッター』を併読するという
我ながらの名案だった。
おかげで無味乾燥な登録作業も
少しは楽になり,
あと1~2日で終わりそうだ。

『ハリー・ポッター』の後釜として
今度は『平家物語』。
原文では難しいので,今回は
『平家物語ハンドブック』(三省堂)を
利用させてもらっている。

本日は人間ドックがあって
午前中の登録作業はできないのだが,
会場の市民医療センターにも
この本を持参するつもり。
(8/5)

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『ハリー・ポッター』最終巻を読み終わる

10年にわたり私たちを楽しませてくれた
長編小説を昨日読み終わった。

『ハリー・ポッター』はやはり後世に
名を残す傑作だと思う。

登場人物の個性。
ストーリー展開。
架空の動植物?や物質・
競技(クィディッチ!)の創作。

私は担任する生徒T君から
この作品の存在を教えてもらったのだが,
T君には感謝の気持ちでいっぱいである。

全世界の子どもたち,そして大人たちを
本のとりこにしてくれ,
愛と友情と勇気の大切さを
再確認させてくれた著者
J.K.ローリングさんに感謝したい。
どうもありがとう!

なお,最終巻も恒例により
わがクラスの学級文庫に収まる予定である。
(8/4)

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『徹底検証「新しい歴史教科書」』近世編(2)

このブログにも時々コメントして下さる
川瀬健一さんの新著が,
いよいよ発行の運びとなるようだ。
(昨日出版社から案内が届いた)

上記の本で,同時代社から出る。
値段は3600円以上であるが,
ページ数の割には格安だと思う。
「2冊組みの本」と考えて
購入を検討していただければと思う。

「仮説」とも関わりがある
徳川綱吉の生類憐れみの令や
二宮尊徳の話も出てくる予定。
(8/1)

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『ハリー・ポッター』上巻終了

最終巻の半分を読み終えた。

いつもだとあっという間に
読み終えてしまうのだが,
今回は最後ということもあって,
少しずつ読んでいる。

困ったのはすでに読み終えて
内容を人にしゃべりたい人で,
昨日もロンとハーマイオニーが・・・とか
ハリーは・・・だとか,
親切にも教えてくれるものだから
参ってしまった。
「まだ読み終えていない人も
いるんですけどー!」

もし私が魔法を使えたら,
その人の口に「あらすじを言えない」
という魔法をかけるところなのだが・・・。
(7/31)

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『ハリー・ポッターと死の秘宝』

昨日2日遅れで例の「最終巻」を入手した。
この夏休みの楽しみの1つとなりそうだ。

その本を買ったのが近所の白樺書房。
そこに働いていたのが,
かつて担任をしたTさんのお母さん。

「娘は今36歳で,2児の母親ですよ」と
お嬢さんの近況を教えて下さった。

私が「よろしくお伝え下さい」と私が告げると,
「もちろんです。すぐにメールしちゃいます」と
お答え下さった。ありがたい。

ハリー・ポッターの魔法が,
ここ新所沢にまで効いたのか?
私は自転車をこぐ足も軽やかに,
中学校へと向かったのだった。
(7/26)

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文庫版『国語辞典の名語釈』

私の中学時代の友人である
武藤康史君の本の文庫化がこの程なり,
例によって献呈していただいた。

もとの本は2002(平成14)年の
三省堂の発行だったが,
今回はちくま学芸文庫からの発行で,
定価は950円+税。
もとの本の誤植も丁寧に直し,
あらたに書き下ろしの「国語辞典年表」も
加えられているのがうれしい。

国語辞典に興味のある方だけでなく,
文学や歴史に興味のある方にも
ぜひ手にとっていただきたいと思う。
(7/25)

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『情報は1冊のノートにまとめなさい』

奥野宣之著,Nanaブックス,
1300円+税の上記の本を読んだ。

もともとアナログ人間の私は,
デジタル的な道具を活用しつつ
どこか心にすきま風が吹くような空しさに
襲われることを感じていた。
その空しさを埋めてくれる感じがしたのが,
この一冊だ。

A6ノートに時系列で記入していき,
それをパソコンに処理させ再活用していく。
アナログの楽しさとデジタルな便利さの
合体とでも言ったらいいだろうか。
私もこれからA6ノートを買って
実践してみようかと思っている。

デシタルだとどうしても
その機械の枠内のことしかできなくなるが,
アナログだとその部分の自由がきく。
両者のいい所取りみたいで,
なんだかいい感じだ。

著者は業界紙の記者で,
自らの経験からこの方法を
編み出したと書いていた。
(7/15)

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『ゴッホの手紙』

先日上記の本(上巻のみ)を購入し,
読み始めた。

訳が良いのか読みやすい。
ゴッホに対するイメージが変わるかも。

絵画についての話や
絵画に関わる人々についての話が
たくさん出てくる。
もちろんゴーギャンのことも。
彼らのつながりを知ることができて,
何だかうれしい気分だ。

また,日本への憧れといったものも
たびたび出てきて,
こちらは少々とまどう。
(6/30)

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『みんなでフランクリンになろう!』

宮地祐司編集,楽知ん研究所発行の
上記の本(1000円+税)を入手した。

2年前フランクリンの生誕300年を
記念して開かれた研究会の
まとめの冊子である。

その後著者の1人である秋田総一郎さんは
「楽知ん投信」の営業を今年4月にスタートさせ,
まさに「社会の科学の実験」に乗り出した。

6月にはお忙しい中,飯能・日高サークルで
「成熟経済社会をたのしく生きるヒント」
という題で講演をしていただいたり,
すごくお世話になっている。

本書は,フランクリンの仕事のうち,
主に社会に関するものに関して
学んでいこうという内容である。

たとえば公立図書館を成功させるには,
どうしたらいいのか?
みんなが自分の本を出し合うのがいいのか,
それともお金を出し合って買うのがいいのか。
(これは,後者の方に軍配が上がる。
みんな最初は自分の「不要本」を出した)

また,町の道路の清掃は誰がやるか?
みんなでやるのがいいのか,
それとも掃除夫を雇うのがいいのか?
(これも後者。失業者対策にもしたようだ)

こんな話がたくさん出てくる。

さらに,私周辺では大人気の
「楽知んカレンダー」のもとは,
フランクリンが25年間発行した
「貧しいリチャードの暦」だということ。

この本を読んでいて,
「センスのいい模倣は,
創造に近い」といえると思った。
ぜひあなたもこの本をお読み下さい。
「楽知ん研究所」のサイトから,
インターネットで注文することができます。
(6/26)

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『クリスマス・ボックス』

リチャード・P・エヴァンズ著,
笹野洋子訳の上記の本は,
元実習生Aさんからの
プレゼントである。

私は今までこの本の存在を知らなかったが,
あわただし毎日の学校生活の中で,
荒れがちな心をおだやかにさせ,
また本当に大切なこととは何かについて
立ち止まって考えさせてくれる
素敵な物語だった。

「訳者あとがき」から引用しよう。

「心にしみる話である。
米国のソルトレーク・シティーにある
ヴィクトリア朝風の壮麗な古い館。
そこに1人で暮らす上品な未亡人
のところへ住み込んだ若い夫婦は,
やがて自分たちがただの家事手伝いとして
雇われたのではないと感じるようになる。
精巧な木彫りの小箱に秘められた
老夫婦の思いとはなんだったのか。
毎日の暮らしに追われてつい忘れがちな
「今,いちばん大切なこと」とは・・・・・・」

多くの方に読んでいただきたい。
講談社,1200円+税である。
私は今日から学級文庫に入れ,
学級通信で紹介したいと思う。
プレゼント本としても
活用されているそうだ。

元実習生Aさん,素敵な本を
ありがとうございました!
(6/23)

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『コレカラ』

上記の雑誌が創刊されたという。
リクルートが発行する
「50代からの暮らし応援マガジン」だ。

月刊誌で,今だと年間3600円のところ
3240円で1割お得とのことだ。
私もあとふた月で50歳になるので
購入してみようと思う。

内容は,健康管理だけでなく,
旅行・エコ生活・リフォームなど
様々な情報が載っているらしい。

ハガキ,電話,FAX,インターネット等で
申し込むことができるようだ。
(6/10)

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『100%好かれる話し方嫌われる口癖』

神岡真司&日本心理パワー研究所編,
日本文芸社,680円の上記の本を
昨日読んだ。

全6章で90の実例が載っている。
5つほどあげてみると・・・。

「きみも僕の立場になったらわかるよ」
「仕事で疲れているんだよ」
「阿吽(あうん)の呼吸でわかるよな」
「なんだ,そんなこともわからんのか!」
「いつも気楽でいいよな」

何気なく余裕がないと言ってしまう言葉が,
会話の相手を不愉快にされたり,
関係をこじらせてしまうことって
少なくないと思う。
私も気をつけていきたいし,
いいアドバイスが他の人に
できたらいいと思う。

最近部活で気になっているのも
言葉の問題で,
「球拾い」という言葉は
人を不愉快にさせる言葉だということだ。
「サポートしてほしい」と言われたら
対等な感じがして協力したくなるが,
「球拾い」という言葉には
対等性はもちろんあまり感じられないし,
むしろ現状の固定化が感じられて
不愉快さをチームに蔓延(まんえん)させる。
これからは「サポート」と言いたい。

また,「1軍」と「2軍」ではなくて,
「Aチーム」と「Bチーム」と言えばよいし,
言葉の使い方を注意することが,
イコール相手を思いやることになるのである。

ただ,この本で残念なのは
「だめな実例」の数に比べ,
「いい例」が少ないことだ。
もちろん自分で少しずつ
「発掘」していけばいいのだが,
せめて半分の紙面を
それに割いてほしかった。

人間は社会的な動物だといわれる。
集団で協力しながら生活していくのだ。
だとするならば,そうなさしめている言葉に
もう少し気を使って暮らしていきたい。
(6/9)

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川瀬健一さんの新著の紹介

このブログにもたびたび登場していただいている
川瀬健一さんの新著が,
この夏に刊行されるとの情報が入った。
(川瀬さんのサイト「学校を変えよう」より)
長文になるが転載させていただく。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「徹底検証新しい歴史教科書」
第3巻中・近世編2出版の案内

たいへ時間が掛かりましたが、
近世編2を近々出版します。
内容は、江戸時代中期・将軍の代で言うと、
4代家綱から10代家治の時代。
貨幣経済が全国を覆い、
武家は米価低落で生活が窮迫し、
百姓は商品生産農業への移行で
没落の危険を孕む中、
生活防衛・既得権防衛のために
村共同体の自治を強化し、
武家による年貢増徴を阻止。
商人が経済を把握する中で、
諸階級の利害衝突が激化し、
明治維新による統一国家建設と
市民社会形成が内的に準備された時代の
政治・経済・社会・文化を扱う。

【出版予定】 08年7月末から8月初

【目次】 
     
21:都市の発展と豊かな社会の成立が
 諸産業の発展を促した
     
(1)諸産業の発展の基礎は複合的である
(2)輸入品国産化・輸出代替産業の発展
(3)江戸時代の殖産興業政策の実施

22:都市の発展が平和で豊かな近世社会を築いた

(1)綿密な計画と構想によって建設された城下町
(2)近世になって作られ発展した三都
(3)都市の拡大が生み出した経済効果
(4)三都-異なる性格の三つの首都があった
 江戸時代-
    
23:商工業の発展は不断に封建制度・
 連邦制国家制度と衝突していた

(1)幕府(藩)はなぜ交通網の整備を行ったのか?
(2)商工業の発展と交通網の整備
(3)連邦制国家・封建制度は全国商業・
 交通の発展を妨げた
(4)商人の台頭と封建制度
(5)先進的な商人組織はなぜ生まれたか
    
24:「雅」と「俗」の文化の交流で成り立つ江戸文化
      
(1)階層を超えた「民族文化」としての江戸文化
(2)江戸大衆文化はいかにして生まれたのか
(3)元禄文化の諸相
    
25:貨幣がなくては暮らせない社会の成立が、
 「実践」を重んじる諸学の発展を促した
      
(1)個人の修養から社会的実践を重んじる学への変容
 ー近世儒学の自己発展
(2)「歴史研究」は儒学の「道」の正統性を
 証明する学であった
(3)「理」を極める儒学の伝統が
 さまざまな実学を生み出した      
(4)近世日本の学問の発展を促した
 外国からの人や物の伝来
(5)西洋の学のレベルは他を圧していたのか?
     
【補論】近世日本社会と宗教
      
(1)宗教を軽視した教科書の記述
(2)近世の宗教活動の特徴
(3)都市的な場の広がりと新たな信仰の広まり
   
26:勤勉と倹約の精神が説かれた背景には
 経済の大変動が存在した
  -コラム:石田梅岩と二宮尊徳のうそー
      
(1)「人々の安定した生活を支えた江戸時代像」を
 明確に示した優れたコラム
(2)石田梅岩の主張の背景には米を中心とした
 領主経済と貨幣経済の矛盾が存在した
(3)二宮尊徳の最大の敵は百姓の暮らしを破壊して
 やまない封建領主階級であった
   
27:生類憐みの令は清浄なる国土創出の方策だった
 ー4代から7代将軍の治世での幕政改革ー
      
(1)家綱政権は社会の変化に対応した
 幕政改革の端緒であった
(2)綱吉政権は社会の変化に対応した
 幕政改革を全面展開した
(3)幕政改革はさらに続く-正徳の治-
   
28:市場経済に対応した幕藩制への展開
 ー享保の改革の歴史的性格
      
(1)幕府・藩の財政悪化の背景には
 多様な要因があった     
(2)国家的見地で統治する行政機構の確立
  -享保の改革は統治機構全般に亘る改革だった-
   
29:御益・国益の田沼時代-商工業の発展は
 複合的な利害対立を生み出した-
      
(1)商工業の発展は、村や町の社会構造の変化と
 町や村の自治を拡大した
(2)幕府の利益を追求した田沼政権の登場と退場

 第3巻下・近世編3では、江戸時代後期、
諸外国による通商要求が高まる中、
外圧と内政の矛盾が結合した激動の時代、
寛政の改革・天保の改革・江戸後期の文化と
思想を扱います。
来年09年早々には出版できるよう取り組みます。
なお幕末・明治維新期は、
第4巻上・近代編1で扱います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の著作の中には,
板倉聖宣さんの「生類憐れみの令」や
「二宮尊徳」についての研究や
古田武彦さんの『真実の東北王朝』などを参考にした
私とも興味が重なる論考がいくつも含まれている。
ぜひ彼らの研究に興味のある方にも
手に取っていただきたい一書である。
(6/3)

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『わたしの「がばいばあちゃん」』

徳間文庫編集部編・島田洋七監修の
上記の本を今読んでいる。

人気の「がばいばあちゃん」シリーズを
読んでの感想や,
全国の「がばいばあちゃん」の話が
多く収録されていて面白い。
ぜひお読みになることを奨めたい。

実は昨年度の担任クラスで
秋頃この企画に応募していた。
残念ながら応募多数で
掲載されることはなかったが,
その思い出も胸に読んでいる。

私の場合は「「がばいばあちゃん」は
教材の宝庫」という題で,
ビデオを道徳の時間に見せたことや
学級文庫に全作品を入れたこと。
また,がばいばあちゃん語録を使って
人気投票をやったことなどを書いたが,
惜しくも選を逃した。

「がばいばあちゃん」の前は
あさのあつこの「バッテリー」。
その前は「ハリー・ポッター」。
その前は「宗田理のシリーズ」や
「赤川次郎の三毛猫ホームズ」が
わが学級文庫では歴代の
ヒット・シリーズであった。
(5/26)

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「美味しんぼ」25年目の和解

上記の記事が,
朝日新聞の社会面に出ていた。

「美味しんぼ」といえば,
1983年から週刊「ビッグコミックス」に
連載されていた人気漫画で,
単行本も101巻に達している
巨大な作品群である。

主人公の山岡士郎(新聞社・文化部記者)と
その父海原雄山(美食家・北大路魯山人が
モデル?)とのグルメ対決が話題となって,
バブルの時代にも合って大ヒットした。

その対決が一昨日発売された号では,
「父子が静かに向かい合って
ワイングラスを傾け,
長年の確執をといた」というのだから,
驚きの結末だ。

原作者の雁野哲さんによると,
これで「美味しんぼ」は
今後しばらく休載。
秋から「日本全県味巡り」をテーマに
再開するのだという。

「美味しんぼ」が休載するのはさびしいが,
また新たな企画も楽しみだ。
雁野さんには,本当に今まで
「ご苦労様でした」と言いたい。
私はよく「キムチの精神(こころ)」を
ビデオで社会科の時間に
使わせてもらっている。
生徒たちにも好評である。
(5/14)

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『進化しすぎた脳』

池谷裕二著,講談社ブルーバックス,
1000円+税の上記の本の
読書を再開した。

ブルーバックスといいながら
真っ赤な表紙がオチャメだが,
中身も魅力的な脳科学の研究成果を
平易な文章で書いてあっていい。

著者は1970年生まれの若き脳科学者。
私はコピーライター糸井重里との共著
『海馬』が最初の池谷裕二との出会いだったが,
最近では先日紹介した英語の発音の本も
(『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則』
のこと)なかなか発想豊かで,
これからの活躍がたのしみな人である。

この本は「中高生と語る[大脳生理学]の
最前線」と副題にあるとおり,
読者の読みやすさ優先という点でも
サービスが行き届いている。
全体が会話で綴(つづ)られていて
大変読みやすいのである。
つられて「そこはもう少し説明してよ」と
合いの手を入れたくなるように
議論に入り込める。

各紙でも絶賛されているので
ご存知の方が多いと思うが,
まだご存知でない方のために
この文を書いてみた。
『しびれるくらいに面白い!』
と帯には書いてある。
(5/7)

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『10年先を読む長期投資』

上記の本(澤上篤人著,朝日新書)が出た
という情報が入った。
(正確には『10年先を読む長期投資
~暴落時こそ株を買え』)

そこに私が応援している「楽知ん投信」の
話も出てくるらしい。
今日「楽知ん投信」の会合があるのだが,
そこで入手できるかもしれないし,
新宿の紀伊国屋で買えるかも。

今日は部活も休みにしたので,
のんびり過ごしたい。
(4/20)

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藤原和博著『新しい道徳』

ちくまプリマー新書,760円+税の
上記の本を今読んでいる。

藤原氏は5年間中学校で民間校長を務めた
なかなかの行動派だが,
氏自身の経験を元に「新しい道徳」について
大胆な(けれどけっこううなづける)提案を
しているように思う。

いわく,今までの「成長社会」では
「正解主義」でよかったが,
これからの「成熟社会」では
「納得解」が求められるのだそうだ。

章を書き出してみると,
以下のような刺激的な言葉が並ぶ。

第1章 新宗教「ケータイ・テレビ・ブランド」教
    から自由になる
第2章 「学力問題」を通して,日本人の思考
    停止状態を斬る!
第3章 「いじめ問題」を通して,大人の思考
    停止状態を斬る!
第4章 新しい道徳観を求めて

春休みのぼうっとした頭に
テンポの良い氏の言葉が
次々と飛び込んできた。

そういえば今朝日新聞でも
藤原氏の5年間の取り組みを振り返る
短い連載が続いている。
(「聞く」というコラム)
そちらもよろしかったらどうぞ。
(4/6)

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『文学鶴亀』の書評

武藤君の『文学鶴亀』の書評が
朝日新聞に出ていた。
慶応大学(武藤君の出身大学)の
巽孝之という教授だ。

それによると,武藤君は
「年譜のおじさん」として
広く知られているのだそうだ。

彼の詳細な文学評論は
そのような努力が支えになっているのだと
そのひと言で思った。
(3/30)

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出版ラッシュ

4月3日に『たの授』の臨時増刊号として
『仮説実験授業をはじめよう』が出ると
3月号に予告されている。

また,我がブログに時々
コメントして下さるガンジーさんが
秋田総一郎さんの本を編集して,
それが近々楽知ん研究所から出るらしい。

さらに,古田史学関係でも
『幻の「寛政原本」ついに出現』の本も
「3月末出版」ということらしいし,
ここで一挙に出版ラッシュとなる。
楽しみにこれらの本を待ちたい。
(3/20)

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『怖いくらい通じるカタカナ英語の法則』

池谷裕二著,講談社カッパブックス,
1000円+税を入手した。

著者は若き脳科学者。
アメリカ留学をしていた5年ほど前,
英語で苦労した経験をもとに
独自の「13の法則」を考え出し
本にしてしまった。

よく日本人の英語は通じないと言われるが,
What time is it now ?
と英語をいっても通じないのに 
「掘った芋いじるな!」と日本語をいうと
「今何時ですか?」と通じると言われている。
本書はそれと似ている。

「カタカナ英語の法則」は全部で
13あるのだが,
特に参考になったものをいくつか。

「法則1」・・・「最後のLはウ」の法則
 (例) beautiful ビューレフォウ

「法則2」・・・「Aはエア」の法則
 (例) animal エアネモウ

「法則3」・・・「IONはシュン」の法則
 (例) station ステイシュン

「法則6」・・・「I はエ」の法則
 (例)business ベゼネス

また,「r」と「l」が日本人に
区別がつきにくい理由も,
脳科学的に解説されている。

詩人の茨木のり子さんは
50歳からハングルを始めたそうだが,
私も50歳をきっかけに
「カタカナ英語」を始めようかな。
本書はミニCD付きで学ぶことができる。
(3/16)

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『文学鶴亀』

武藤康史著,国書刊行会,2200円+税
を昨日読み始めた。

実はこの本は私の中学の同級生である
武藤君があちこちの雑誌等に書いた
短文をまとめたものである。

「週刊文春」「文學界」「本の雑誌」に
「東京新聞」の夕刊とのことなので,
文学好きの方には
目に触れる可能性があるが,
残念ながら私はこれらを読んでおらず
実家の新聞も「東京新聞」の朝刊のみで,
今までお目にかかってこなかった。

であるので,幸せなことに
すべてを新鮮な気持ちで
読ませていただくことができる。
武藤君,どうもありがとう。

彼は学生時代から文学が好きで,
私の読書のきっかけも
彼に作ってもらった話(星新一)は
以前「私の仕事術」で書いたが,
新著をたいてい私にも送ってくれる。

そして私はそれの感想と
最近の自分の資料を
(多くはガリ本やプリントなど)
お礼に贈るのが恒例となっている。
同じ埼玉県に住んでいるのだから
会ってもいいはずなのだが,
こんな付き合いが20年ほど続いている。

今回のお礼には私も10年ぶりに
新しいガリ本が用意できることになる。
同じ時期に自分の過去を見渡せる作品群を
お互いに作っていたのは偶然とは思えない。
やはりそのような「時期」というものが
存在するのだろう(と勝手に思っている)。

『文学鶴亀』は300ページ超の分厚い本で,
しかも細かい活字が
いっぱい詰まっているので,
当分楽しむことができると思う。
(3/3)

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『豚のPちゃんと32人の小学生』

黒田恭史著,ミネルヴァ書房,
2000円+税の上記の本の
広告を今朝見た。

「豚のPちゃん」の話は
すでに前任校の時代から知っていたが,
あらためて本として読めたり
映画(2008年秋)になったりすると
応援したくなってくる。

宣伝文は以下のような内容だった。

「1匹の豚がクラスに来た日から
みんなが学校を卒業するまで,
1人の先生と小学生32人が,
命の意味と向きあった900日」

映画での先生役は,
妻夫木聡がやるようだ。
(2/26)

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『どんぐりの家~それから~』

山本おさむ著,小学館,1000円+税の
上記の漫画が昨年10月に出版され,
約5ヶ月で1万6000部の異例のヒットと
なっていると,朝日新聞の朝刊に出ていた。

『どんぐりの家』といえば,
障碍者とその家族たち・支援者の姿を描き,
10年程前にかなり話題になった作品群だが,
(私も全7巻持っている)今回はその続編。

舞台は視覚障碍者に配慮した
「ななふく苑」という特養ホーム。
その建設運動にまつわる話のようだ。
また,最近の障害者自立支援法の問題も
出てくる模様。

さっそく入手して読んでみたい。
皆さんもいかがですか?
(2/14)

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城山三郎著『雄気堂々』(新潮文庫)

荒川さんからお借りしている
『雄気堂々』(渋沢栄一の伝記)が
ようやく進みだした。
今上巻の半分を過ぎたところで
「蛤御門の変」のところ。

私は社会科教師で
授業で歴史を教えているのだが,
今まであまりこういった歴史ものは
読んでこなかった。

小説だからどこまでが史実で,
どこからが創作なのか分からないが,
今まで知らなかった渋沢栄一像が
描けそうな気がしてきた。

渋沢栄一については「楽知んカレンダー」の
1月号でも扱われていて,
秋田総一郎さんが「三百文字の偉人伝」を書き,
小出雅之さんが挿絵を描いている。
(2/11)

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『野村ノート』

野村克也著,小学館,1500円+税
の上記の本を読んだ。

野村監督(楽天)の本は以前1冊
読んだことがあったので,
これが2冊目ということになる。
昨年度活躍した楽天のマー君
(田中投手)も読んでいるらしい。

この本はプロ野球を離れた
シダックス時代に書かれたものだが,
話題はプロ野球のことがほとんどで
知っている選手の名前がたくさん出てくる。

本書は,8つの章から構成されている。

(1) 意識改革で組織は変わる
(2) 管理,指導は経験がベースとなる
(3) 指揮官の最初の仕事は戦力分析にある
(4) 才能は学から生まれる

(5) 中心なき組織は機能しない
(6) 組織はリーダーの力量以上には伸びない
(7) 指揮官の重要な仕事は人づくりである
(8) 人間学のない者に指導者の資格なし

理論が実際のチームや選手たちの
実名で語られているところが,
この本の説得力になっている。

人によって好みは違うが,
私は長嶋や王の野球解説より
野村の解説の方が
聞いていて勉強になる。
野球を通じて,
人間について学べるからだろうか。

「敵が嫌がる打線の組み方」
「野村再生工場」
「イチロー封じの心理戦」
など興味深い話題が満載だ。

昨シーズンパリーグ4位に浮上し,
今シーズンはAクラス入りも
期待される楽天の監督の本。
時期としても「読み頃」かもね。
(1/25)

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『年収崩壊』

森永卓郎著,角川SSC新書,760円+税
の上記の本を読んだ。

著者は『年収300万円時代を生き抜く経済学』
(光文社)で知られる人気経済アナリスト。

この本は,以下の5章から構成されている。

(1) 崩壊する日本人の年収
(2) 格差社会がライフスタイルを変えていく
(3) 格差社会は広がっている
(4) あなたを守るための資産運用
(5) 定年後,楽しく生きるための知恵と工夫

今よく話題となるネットカフェ族のことや
サマータイムの真のねらいなど,
いろいろ学ぶことができた。
また,投資や退職金についての知識も
知ることができた。

手軽に読める本なので,
ぜひ読んでみることをおススメする。
(1/21)

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『社会なんてカンタンだ!』

斎藤孝著,PHP研究所,952円+税
の上記の本を昨日読んだ。
「ズバリ攻略シリーズ」の中の1冊で,
昨年9月に刊行された。

斎藤孝には「ガツンと一発シリーズ」
(いじめ問題や友達づくりなどを扱う)
というのもあって,
そちらはすでに学級文庫に入れてあるが,
このシリーズもなかなか面白そうだ。

(1) 僕らが生きる「舞台」を研究しよう
(2) 100円ショップで日本がわかる!
(3) 石油と食料で世界がわかる!
(4) 明治維新がわかれば歴史がわかる!

という4つの章からなっていて,
(1)から(3)が地理編,
(4)が歴史編という扱いだ。

章末に「いますぐやること」として,
課題をあげてあるのもよい。
実践してこそ力も付くからだ。
(NHK「週刊こどもニュース」も
取り上げられている)
(1/14)

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『恋空』にチャレンジ

「肥空(KOEZORA)」の原作本!?
『恋空』(美嘉著,1100円+税)が
ブックオフで半額で売っていたので,
「若者文化の研究」のために買ってみた。

ケータイ小説の一種で,
メール文に親しんでいる私には
読むのは楽なのだが,
この美嘉とヒロの恋愛物語に
早くも飽きてきてしまった。
(まだ上巻の数十ページなのに・・・)

せっかく上・下とも買ったのだから
一応全部読んだ上で語ろうと思うのだが,
こういう感じであと数百ページ
続くのかと思うと,
ちょっと先が思いやられる。

まあ「若者文化の研究」と思って,
この冬休みを利用して
チャレンジしてみることにしよう。
(12/25)

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『三百文字の偉人伝』

今朝上記の本を再読した。
(文:秋田総一郎氏 絵:小出雅之氏
楽知ん研究所刊,700円+税)

「三百文字」という制約は
かえって有効に活かされ,
(俳句が17文字,短歌が31文字
という「制約」で表現をするように)
とても気軽な「偉人伝入門」の書に
なっていると思う。

偉人の分野は,科学者,政治家,
音楽家など様々だが,
ユニークな仕事をした人が中心で
読んでいて偉人が身近に感じてくる。

小出氏の絵もなかなか楽しめるもので,
秋田氏の文とうまくマッチしている。
値段も手ごろで,
友人へのプレゼントとしても
いいのではないかと思った。
(12/22)

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『めざせ!回文の達人』

上記の本(ながたみかこ著,大泉書店,
700円+税)をご存知だろうか。

私は最近本屋で入手したのだが,
ページをめくっているだけでも楽しく,
また立ち上げたばかりの
「1年学級委員会だより」のネタ本としても
活用させていただいている本なのである。

回文の作り方から楽しみ方まで,
わかりやすく解説されており,
学級文庫の1冊としても適している。
ぜひお買い求めを!

【掲載されている作品例】

(1)「避難訓練,来んな火!」

(2)「恒夫にお熱」
   「中島はマジかな」

(3)「山田め,大目玉や!」

(12/20)

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読みたい本がいっぱい

昨日は神田神保町に寄って,
何冊も本を買ってきた。
主なものをだけあげると,
以下のようである。

(1) 内倉武久著『卑弥呼と神武が明かす古代』

周の時代に中国から亡命してきた卑弥呼の一族は,
2世紀後半に伊都国にいた
神武の一族を破り東侵させた!?

(2) 茂木健一郎著『脳を活かす勉強法』

脳科学者の目から見た「脳の性質」を
活かした勉強法とは?

(3) 山本良一著『世界を変えるお金の使い方』

経済から政治を変えていくには,
どのようなものを買っていったらいいのか?

(4) 斎藤孝著『社会なんてカンタンだ』

社会科とはどんな勉強なのか?
好きになるには,どのような
勉強をしていけばいいのか?

今週は学期末で忙しいのだが,
面白そうな本には勝てません!
(12/17)

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『ホームレス中学生』

今私の属している学年の先生方の間で,
上記の本が大いに話題になっている。
中には道徳や国語の授業で使ったり
している先生もいる。

ということで,遅ればせながら
私も読んでみることにした。
(ワニブックス刊,1300円+税)

著者は,麒麟というお笑いコンビの田村裕。
中学生の時父親の「解散宣言」から
一時公園で生活する「ホームレス」の
経験をした時のことをつづったものだ。

現在28歳の彼が中学生ということは
15年ほど前で,
バブル崩壊のあおりを受けて
「差し押さえ」に遭ったのかもしれない。
ともかく,田村と兄・姉は住む家が
その日からなくなってしまった。

幸い良い友達や近所の方に恵まれ,
兄弟3人はアパートで生活できるように
援助してもらえるのだが,
この本は,いきなり世間に投げ出されてしまった
思春期の少年の心のありようを
素直につづっていて好感が持てる。
ぜひ読んでみることをおススメする。
私も学級文庫に入れる予定。
(11/21)

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『オール1の落ちこぼれ、教師になる』

上記の本(宮本延春著,角川書店,
1300円+税)を昨日買って読んだ。

題名が強烈なので1年間買わずにいたのだが,
(『人は見た目が9割』の時もそうだった)
最近金八先生でも取り上げていたので
読むことにしたのだった。

現在は母校の私立豊川高校の
数学の先生をしているようだが,
宮本さんのこれまでは
波乱万丈の半生だった。(現在38歳)

小学校時代・・・いじめで学校嫌いになる
中学校時代・・・完全な落ちこぼれとなり,
          「オール1」の通知表ももらう
大工見習,フリーターなどを経験。
18歳で両親と死別し天涯孤独になる。
23歳でアインシュタイン博士の
ビデオに感動し,物理学の勉強を志す。
24歳豊川高校定時制に入学。
27歳名古屋大学に入学。
大学院まで9年間研究に没頭。

私はこの本を特に現場の教師に
読んでもらいたいと思った。
私も含めて生徒たちとじかに接する
教師がこの本から学べることは
少なくない気がする。
(11/19)

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釣り落とした魚は大きい

昨日は茨木のり子の詩集を2冊買った。
『茨木のり子詩集』(思潮社)と
『自分の感受性くらい』(花神社)である。

『倚りかからず』も売っていたが,
これは近くのブックオフで
半額で売っていたので買わなかった。

夜自転車に乗って
そのブックオフに行ってみた。
店内に入って詩集のコーナーが
あるところに向かう。

あれ,詩集のコーナーがなくなっている!
あわてて店員に聞く。
店員は詩集が置いてありそうな所を
2ヶ所教えてくれた。
しかし,そこに行っても
『倚りかからず』はなかった。
すでに売れてしまっていたのだった。

今考えると2000円する本が
半額で出ていたのだから
「買い」の判断を下すべきだったが,
たった1枚の「野口英世」を惜しんだために・・・。
後悔先に立たず。
いい買い物をし損なってしまったというワケ。
ああ,釣り落とした魚は大きいなあ。
(10/22)

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ケータイ小説

本屋に行けば専用コーナーがあるほど
今やケータイ小説は花盛りである。
大した文章とは思われない作品が
何十万部も売れているとかいって
棚に平積みにしてある。

先週のNHK「週刊こどもニュース」は
このケータイ小説なるものに焦点を当て
特集の1つにしていた。

この番組の良いのは,
今流行しているものを取り上げ,
その良い点・問題点を小中学生にもわかるように
ていねいに解説してくれるところだ。
前任・池上彰以来の伝統がまだ引き継がれている。

携帯電話をもっている人は星の数ほどいるので,
ケータイ小説を書いている人も
100万人以上いるのではないかとのこと。
昔ならノートに習作を書いて
友達の間で回し読みといったところが
相場だっただろうが,
今はインターネットの時代。
全国・全世界に向け発信できてしまうのだ。

それゆえいろいろな人に読んでもらえるし,
感想も書いてもらえる。
著者によってはその時の反響によって
ストーリーを変更するなどということも
あったりするそうだ。

ただ,その便利さゆえに
(これはHPやブログでも同じだが)
見ず知らずの人に自分の作品を
誹謗中傷されることもあるらしい。
また,アドレスを公開しているわけだから,
当然危険な誘いを仕掛けてくる
悪い人が世の中にはいるのだ。

そんなこともあるのだが,
本屋の棚を見てもわかる通り
「今やケータイ小説花盛り」なのだ。
人によっては10個以上かけもちで
読んでいるということもあるらしい。

ケータイはもはや電話ではなくなり,
若者向けの「小説」になった感がする
昨今の様子である。
(10/16)

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『だまされる人の共通点』

丸山和也著(主婦の友社,1300円+税)の
上記の本を読んだ。

だまされやすい3大職業は何か?

彼によると,「教師,警察官,銀行員」。
「立場上,被害を公にしにくい職業の人は
詐欺集団に狙われやすい」のだそうだ。

また,彼が弁護士の仕事を通して感じた
「だまされやすい人の共通点」が
全編にわたりたくさん書かれてている。
ぜひこれを読んで
「だまされない人」になることをお勧めする。

ただ,この本を読んでも
だまされる時はやはりだまされる。
それは「だまされる人の共通点」の1つが
「自分だけはだまされない」という
自己に対する過信だからだ。

最後に,宣伝用に表紙に書かれている
5つの見出しから。

○ 「だまされる人」は,必ず2度だまされる
○ だまされやすい3大職業。だまされる共通点あり
○ 定年退職後の人など,もうだまされるだけの存在
○ ある一定の年齢をすぎると必ずだまされる
○ 「今度こそ」と思いいれると,必ずだまされる
(9/17)

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『娘よ、ここが長崎です』

筒井茅乃著(くもん出版)の上記の本を,
昨日読んだ。

この本は先日も書いた吉永小百合の朗読CD
「第二楽章 長崎から」の原作本である。

著者は原爆の恐ろしさを訴えた医師・
永井隆の娘だという。
私は残念ながら永井隆のことをよく知らないので,
この本の中でたくさん出てくる彼のエピソードが
なかなか自分の中に入ってこない
もどかしさを感じた。

しかし,文筆家ではない
普通の市民の書いた文章とは思えないほど,
当時の様子がよく書けているとも思った。

1985年発行で今から22年前の本だが,
古本屋なり図書館で入手できたら
ぜひ読んでみてほしい。
私はアマゾンで600円+αで購入した。
(9/1)

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『いじめられている君へ いじめている君へ』

上記の単行本が朝日新聞社から
6月の末に出た。

もともとこれは2006年11月14日から
12月15日の約1ヶ月にわたって,
朝日新聞に連載されたものだ。

その後,希望者に小冊子が無料プレゼント。
応募が多くて入手できない人もいたそうだ。
(私は運よく入手できたが・・・)
そして,今回の出版となった。

ライトブルーの表紙に,
リレー連載をした30人の氏名と題名が並ぶ。
いじめという事象を通して
多くの人が知恵を出し合った成果として,
私は高く評価したいと思う。
また,リレー連載という形の方法の
素晴らしさを強く感じた取り組みだった。
(7/9)

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『高校生が感動した「論語」』

気にはなっていたが
なかなか読まなかった本を,
昨日ようやく読み出した。
上記の本である。

元慶応義塾高校の国語の先生で,
「同校生徒アンケートでもっとも人気のある
授業をする先生」として親しまれてきた
佐久協(さく・やすし)先生の本で,
「論語」の内容が,高校生にも理解できる言葉に
現代語訳されていてうれしい。

例えば,「学而」は以下のように訳されている。

「大いに学び,学んだことはしまい込まずに
実践すると気分がいいぞ。
考えの遠く隔たった者とも語り合い,
友達づきあいができるようになると楽しいぞ。
周りが自分を認めてくれないからってクサるなよ。
オンリーワンとなるよう精進しようや」

などという感じだ。
何か2500年前の孔子が身近に感じないだろうか。
また,「温故知新」では,

「過去をよく学び,その上で新しい知識をつけ加える。
そうすれば立派な行動規範となるよ。
過去を無視して,ただ新しいからと飛びつけば,
とんだニセモノをつかまされるのがオチだぞ」

といった具合。
孔子は決して古くないという感じがする。
最後に,自らの戒めも兼ねて「言い訳」という一節。

「弟子の冉有(ぜんゆう)が,
「先生のご説には大賛成ですが,
それを実行するのは,私には力不足で出来ません」
と言うから,「「出来ない」というのは途中までやって,
ぶっ倒れた者が言うセリフだよ。
「出来ない」ではなく,「やらない」の言い訳じゃないか。
自分で自分をダメ人間あつかいしているのと同じだぞ」
と諭(さと)してやったよ」

佐久先生が,高校生に人気だった
理由がわかる気がする。

祥伝社新書で,800円+税。
興味のある方は,ぜひご一読を。
(6/28)

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『悪あがきのすすめ』

先日の人権教育の講演会の際,
講演者の東文男さん(川口市立県陽高校)
から教えていただいたのが
上記の新書である。

著者は辛淑玉さんで,岩波新書である。
昔岩波新書は難しい本というイメージがあったが,
今は読みやすい本も増え,
本書はその中でも「超読みやすい本」
と言える部類に入るだろう。

社会的マイノリティーが生きていくには
いろいろな知恵が要る。
その知恵を彼女は自らの経験から,
あるいは接した人々の経験から
惜し気もなく提供してくれる。
ぜひ読んでみたい一冊である。

ちなみにこの本はつい先日発売されたのだが,
日付が6月20日で,確かその日は
「世界難民の日」だったような気がする。

そして,本書には10数ページにわたって
私が講演を聞いた東さんの活動が紹介されている。
(担任したクルド人の難民家族を支援したこと)
それにも力をもらえるので,ぜひ読んでほしい。
700円+税。
(6/26)

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『人生の教科書[人間関係]』読了

上記の本(藤原和博著,ちくま文庫)を
昨日読了した。
引き続いて,ちくま文庫の他の本
&『校長先生になろう!』(日経BP)
に進むことにする。

藤原さんの本はとにかく読みやすい。
そして主張することが明確で
しかもユーモアのセンスがある。
おススメの著者である。
(5/20)

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『旧制中学入試問題集』

中学の同窓生である武藤康史君が
上記の新著(ちくま文庫,950円+税)
を送ってくれた。

今回の著作もなかなか
彼独特のこだわりの作品である。
(文庫本だがオリジナル編集)

まえがきによると,
古本屋で昔の中学校の入試問題集を
手に入れたところ,
「滅法むつかし」かったことが
本書をまとめるきっかけになったのだという。

国語から始まり,算術,歴史・地理,理科と
当時の旧制中学校受験生(十二歳)は
かなり難しい問題に挑戦していたようだ。

副題に「かつての十二歳には
これほどの教養が要求されていた!
~高等女学校・陸軍幼年学校の問題も。
解いてびっくり!」とある。

「歴史・地理」だけ抜き出して,
社会科の教員に出題してみようかしら。
入試問題も歴史状況を反映していたり,
なかなか楽しめる本です。
ぜひ読んでみて下さい。
(5/14)

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最近の読書から

私が最近読んでいるのは,
中一夫さん(『たのしい進路指導』の著者)
の書いた『僕と仮説実験授業』(ピーチプレス)と
木下順二著『平家物語』(岩波文庫)である。

前者は中学理科の先生のもので
教科は違うのだが,
生徒との関わり方について学べる点が多く,
バックに入れて持ち歩いている。

後者は「平家物語学習」の一環だが,
劇作家の目を通して『平家物語』を味わえ,
「朝の読書」用の本として重宝している。

あなたの最近の愛読書は何ですか?
よかったらメールして下さいね。
(5/12)

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『魂のみなもとへ』が文庫化

あの谷川俊太郎さんの30の詩と
私が中学の時からお世話になっている
長谷川宏さん(赤門塾主宰・哲学者)との
コラボレーションである上記の書が,
このほど朝日文庫になるという。

「詩と哲学のデュオ」と副題を付けられた
異色の作品で,
私は近代出版の初版本を持っているのだが,
朝日文庫30周年を記念して
文庫化(値段も483円と大変安い)された。

まだ持っていない方はもちろん,
近代出版のもの(1800円+税)
を持っている方にも紹介しておきたい。
(5/10)

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だまされやすい人

昨日は疲れがとれず,
実家の母のところに顔を出した後は
半分寝ていた。
たまにはこういう日もあるのでしょう。

夕方パルコ・レッツ館の本屋へ。
(ここはカードを持っているので,
銀行の引き落としの時5%引きになる)
あさのあつこ『バッテリーⅤ』『同Ⅵ』
木下順ニ『平家物語』
丸山和也『だまされる人の共通点』を買う。

丸山氏によると,
だまされやすい三大職業は,
教師・警察官・銀行員だそうだ。
おまけにプライドが高く,
自分を「知的」だと勘違いしている人が
とても危ないという。

あなたには心当たりがありませんか?
私にはちょっとあるのですが・・・。
(4/23)

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4冊の参考本が揃う

川瀬健一さんからアドバイスしていただいた
平家物語の参考本の4冊すべてが揃った。

(1) 元木泰雄『保元・平治の乱を読み直す』
(2) 五味文彦『平家物語、史と説話』
(3) 保立直久『平安王朝』
(4) 兵藤裕己『平家物語ー〈語り〉のテクスト』

(1)はすぐ近所の本屋で手に入ったが,
(2)~(4)はなく,アマゾンに注文したが
クレジットカードの番号がうまく合わず,
ようやく今週になって本が届いた。

実際に本を買って回ったら
大変な時間と膨大な労力を使うから,
アマゾンの存在はとても大きい。
さっそく「空き時間」も利用して
学習体制に入ろうと思う。
ちょっとページをめくってみたところ,
私には(4)が入っていきやすそうに思えた。
おいおい感想など載せていきたい。
(4/20)

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昨日買った2冊の本

昨日買った2冊の本を紹介しよう。。

1冊目は『進化しすぎた脳』(ブルーバックス版)。

ネットでの紹介をみたら,
「池谷裕二 (コロンビア大学研究員・
東京大学薬学部助手)が
中高生と語る[大脳生理学]の最前線。
ベストセラー『海馬』の著者が,
しびれるくらい美しい脳のメカニズムを語る」
などと,うまく紹介していた。
『海馬』(新潮文庫)もよかったけど,
こちらもなかなかいい。
脳ってほんとに面白い。

もう一冊は,『不動心』(新潮新書)

ヤンキースの松井秀喜選手の本である。
昨年シーズン開幕時に
大怪我をした話も出てきて,
なかなか興味深い。
松井はもともと好きな選手だが,
これを読むとさらに応援したくなる。
そんな1冊だ。
(3/5)

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『キーワードでわかる自治体財政』

私の「はとこ」にあたる肥沼位昌(のりあき)さんが,
このほど上記の本を出版された。(学陽書房)

彼にはすでに,
『超入門自治体財政はこうなっている』
(2002年、学陽書房)
『図解よくわかる自治体財政のしくみ』
(2002年、学陽書房)。
という2冊の著書があるほか多数の論文があるのだが,
これで「自治体財政」三部作といったところだろうか。

親戚とはいえあまり会う機会もないが,
昨年たまたま勤務校に「総合」の講師として招かれ,
脱車社会のあり方について話してくれた。
これは本当にラッキーだった。

最近は『不都合な真実』などがクローズアップされ,
環境問題にも追い風が吹いているが,
これを機会に1度彼と話をしてみようかと思っている
今日この頃だ。
(2/26)

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『姉ちゃんの詩集』

昭島サークルの最後の方で,
東京の中学美術の先生である小澤さんが
上記の本を紹介してくれた。
(サマー著・講談社刊)

サークルでの評判は
必ずしも芳しくなかったのだが,
私はきっと面白いに違いないと思い昨日購入した。
(学級文庫にも入れられるしネ)
税込み1000円である。

この本は「姉が過去にノートに書いた詩を
弟が2ちゃんねる上で公開し,
あまりの反響のよさから出版された」
というふれ込みの本だ。
その真偽は今は置いておくとしても,
玉石混交の中に時折垣間見ることができる
「今」がまぶしく輝いているように思う。

小澤さんも私も教師生活が同じぐらいで
何となく同じような感性だと思うので,
直感的に「いい」と思えるのだと思う。
実際中学生たちと日常接していると,
時折「すごい感性をしているなあ」と
思うことがあるからだ。

小澤さんは例として「おかあさん」
「本当に人を好きになった」
「幸」をあげていたが,
私のお気に入りベスト3は
「落ち葉」「生きる」「神様へ」かな。

ただ,この本の魅力を伝えるのに
光っている詩をいくつか示すだけでは
なかなかうまくいかないと思う。
全体を読んでみて初めて「いい詩集だ」と
言えるものではないのかな?
それは4ページの資料の限界かも。

また,サマーさんの家はフツーの家庭とは
私には思えない。
この本の最後に載っている母親の文章は
なかなかの教養の持ち主と思われるし,
詩の中の「ワーグナー」や創作童話「金木犀」など
彼女の家庭環境は「かなりいい」感じがする。
そんなことがあいまって
この本が誕生したのかなと思った。

と,まあいろいろ勝手なことを書かせてもらったが,
いい本を紹介してくれた小澤さんに感謝してま~す。
(2/19)

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がばいばあちゃんシリーズ

島田洋七著『佐賀のがばいばあちゃん』
(徳間文庫)のことを1月5日に書いたが,
この本は4冊のシリーズになっており,
すべて購入して読むことにした。

『笑顔で生きんしゃい!』
第2作。がばいばあちゃんの7人の子育て。

『幸せのトランク』
第3作。洋七の駆け落ち・新生活の話。

『かあちゃんに会いたい』
第4作。小2~中3まで別れて暮らした
母親との交流。
「がばいばあちゃんスペシャル」とあるので,
たぶん第4作で終わりでしょう。

全部島田洋七著,徳間文庫。
今第3作の途中だが,
読後は学級文庫へ入れる予定。
1冊500円ほどで買えるので,
読んでみてはいかが?
(1/15)

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今年の大掃除

去年の大掃除で「大なた」を振るったので,
今年は「小なた」程度にすることにした。

ビデオをかけながら退屈しないようにして,
午前・午後に数時間行った。

夕方それでも退屈してブック・オフに行ったら,
前からほしかった『たったひとつのたからもの』
(明治生命のCMで全国に感動をよんだやつ)
がわずか105円で(新本なら1400円+税)
手に入り,幸運に感謝した。

ブック・オフでは1月1日~8日まで
1000円以上買うと,
3色ボールペン等がもれなくもらえるそうだ。
お近くに店のある方は行ってみては?
(12/30)

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自由な人と不自由な人

あるサイトを見ていたら,
面白い本を紹介していた。

本田健『ユダヤ人大富豪の教え』
(大和書房,1400円)
という本だ。

その本には,こんなことが書いてあるという。

「世の中には、二通りの人間しかいない。
自由な人と不自由な人だ。

自由な人は、経済的、社会的、精神的に独立して、
誰からの援助も指図も受けない。
その人個人が考えるとおりに人生を生きている。

不自由な人は、経済的、社会的、精神的に
誰かに依存している。
だから、自分は誰なのか、
自分が何をやりたいかも知らない。
いや、考えようとしていないと
いったほうが正確だろう。

そして、自分の人生の問題を両親、兄弟姉妹、
結婚相手、政府、会社に
なんとかしてもらおうと考える。

自由な人は毎日、自由、チャンス、豊かさ、楽しさ、
与える喜び、感謝に満ちて生活している。

不自由な人は、窮屈さ、徒労感、貧困、
欠乏、競争、嫉妬、イライラ、
不満、怒りなどを感じながら生活している。」
(35-36p)

私はいったい自由な人なのだろうか?
それとも,不自由な人なのだろうか?
ちょっと心配になった。
できたら自由な人になりたいものだ。
(12/22)

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『九州王朝と日本の古代』

田口利明著『九州王朝と日本の古代』
( 三一書房)という本を書店で見つけた。
内容は古田武彦氏の九州王朝説の
主張を支持するものだ。
(「日出処天子」や「阿蘇山」が登場する
『隋書倭国伝』の分析がメイン)

また古田武彦氏支持の本が出版された。
学者の中にはいまだに「定説」にしがみつき,
「自分の頭」で考えようとしない頑迷な方も多いが,
田口さんのように「支持するところは支持」を表明し,
「違和感のあるところは違和感として」残される
しなやかな研究姿勢が,
歴史の真実を明らかにしていくのではないだろうか。
(12/12)

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『えんぴつで奥の細道』その後(2)

上記の本を買ったのは夏休みだったが,
それから4ヶ月暇を見つけては
ボールペンでなぞってきた。

今朝は41目の金沢を書き(全部で50日),
冬休みまでには何とか終了できそうである。

本当に遅々たる歩みだが,
いい本に出会えてよかったなあ。
(12/11)

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いもとようこ『しゅくだい』(岩崎書店)

上記の絵本が,私の木曜テレビ・ラインナップ
(「クイズ・ミリオネア」「アンビリーバブル」
「渡る世間は鬼ばかり」「ドクター・コトー」)の
最後を飾る「Dr.コトー診療所2006」の
昨日の放映で効果的に使われていた。

『しゅくだい』とは,こんなストーリーである。

「モグラのもぐくんに先生が出した宿題は,
なんと「家で〈だっこ〉をしてもらってくる」というもの。
大急ぎで家に帰るもぐくん。
ところが,肝心のお母さんは
赤ちゃんにかかりっきりで大忙し。
なかなか宿題のことを言い出せない。
「いったい宿題は何なの?」と問い詰められて,
やっともぐくんは宿題の話ができた。
事情を察したお母さん,お父さん,
おばあちゃんにまでたっぷり〈だっこ〉され,
もぐくんはぐっすり眠ることができた」

というものである。

「コトー」の中では,この絵本を
末期がんにおかされた
若い母親(桜井幸子)の幼い1人娘が
持って何回か登場し,
さりげなく印象的なシーンを作っていた。
この本を使うなんて,
なかなかにくい演出である。

私はこの絵本の存在を,
昭島たのしい教師入門サークルの際
奥律枝先生から教えていただいたのだが,
とてもいい本だと思うので紹介してみた。
(12/1)

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あさのあつこの『バッテリー』

あさのあつこの『バッテリー』という小説は,
かなり若者に読まれている本らしい。
(「6巻で合計380万部」と帯にあった)
また,2007年春には映画にもなるという。

実は先日の学活の資料として
あさのさんが朝日新聞に寄せた
「いじめられている君へ」という文章を
使ったのだが,その中に『バッテリー』
のことが出てくるのである。

あさのさんは読者から,この本に励まされたという
ファンレターをよくもらうそうだ。
「自分はだれかを支えている」とてもほこらしく感じ,
「もし私がいなかったら,その人を元気づけるものが
1つ減っていた」と考える。
そして,「人は生きていれば必ずだれかに
支えられるだけでなく,だれかを支えています。
もし,あなたがいなくなれば,あなたに支えられる
はずだった大勢の人を悲しませることに
なるのですから」と読者を励ましていた。
意外な視点からのもので印象的だった。

ところで生徒たちはあさのさんに向けて
手紙形式で感想を書いたのだが,
その中に「私も(僕も)『バッテリー』を読んだ」
ということを書いている者が4人ほどいた。
また,「今度あさのさんの『バッテリー』を
読んでみたい」と書いている者も
何人かいた。

そこでさっそく,第1巻と第2巻を
文庫本(角川文庫)で買い求めて
読み始めたのだ。
今第1巻の真ん中あたりだが,
久々に読み応えのある本だと思った。
荒削りさが若さともダブって新鮮である。
ぶしつけでストレートな表現は,
自分の個性を持て余している若者たちの
心をつかむのではないかと思った。
ともかく「いい本に出会った」と直感した。

「今の若者は本を読まない」
と言われて久しいが,もしかしたら
「今の若者が読みたくなるような本が少ない」
のかもしれないと,
疑ってみることも必要かと思う。

かつては赤川次郎や宗田理(おさむ)。
最近では『ハリー・ポッター』のシリーズと,
その時代その時代で若者たちに支持される本は
それなりにはあると思うからだ。
しかし,それらはちょっとアウトロー的な
部分も含むので,お上品な表現がお好みの
大人の読者には支持を得にくいかもしれない。
そこには「大人への不信や反感」も
遠慮なく出てくるから。

にもかかわらず『バッテリー』が
多くの人に読まれているのは,
読者に真摯に問いかける
魅力的なものを持った小説だからだと思う。
生徒たちが中間テストを終える日をめざして,
『バッテリー』の読書は続く。
(11/17)

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『車いすのパティシエ』

ラジオ局のニッポン放送で
「うえやなぎまさひこのサプライズ」
という番組をご存知だろうか。

私は最近知ったのだが,
そして毎朝10時ごろというと
ほとんど聞くことができない時間帯なのだが,
「10時のちょっといい話」という
人気のコーナーがあるそうだ。

そのコーナーで登場した23話を収録した本が
このほど出版された。
上記の『車いすのパティシエ』がそれで,
私は近所のコンビニで購入した。
(ニッポン放送編,定価800円)

○両脚を切断したのちもケーキ作りに励む
「車いすのパティシエ」

○父が息子に贈ったお墓「天国への郵便ポスト」

○震災で妹が亡くなった瓦礫の下から芽を出した
「はるかのひまわり」

など,たくさんの感動実話が収録されている。

新聞やテレビのニュースでは
連日暗い話題が報道されているが,
そんな中でホッとできるひと時を
与えてくれる本である。
ぜひご一読を!
(11/15)

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『人は見た目が9割』

私は食べ物については
あまり「食わず嫌い」はないのだが,
この本については「読まず嫌い」
をしていたかもしれない。
だって題名がかなり強烈だもの。

著者は竹内一郎さん(1956年生まれ)といい,
著述業,舞台の演出家,漫画の原作者など
多彩な才能の持ち主のようである。

アメリカの心理学者の研究結果から,
もっと「非言語コミュニケーションに注目しよう」
と説いている。
その研究結果とは,
「人が他人から受けとる情報」で,

顔の表情・・・55%
声の質(高低)や大きさ,テンポ・・・38%
話す言葉の内容・・・7%

という恐ろしい?結果である。
つまり,話す言葉の内容は7%でしかないのだ。
(もちろん7%だからおろそかにしてよい
というわけではない)
それ以外の情報にもっと留意して
行動すべきだということだ。

言葉の内容より表情が優先される例として,
次のような場合を考えてみてほしい。
たとえばあなたが男性だとして
女性から告げられる言葉は
次のどちらがいいと思うか?

A「あなたのことを愛しています」
B「あなたのことが大っ嫌い!」

普通ならAの方を言われたいと思うのだ。
ところが,表情をつけながら,

A(さめた表情で)「あなたのことを愛しています」
B(愛くるしい表情で)「あなたのことが大っ嫌い!」

となれば,まったく事情は違ってくる。
あなたはBの女性により好意を感じると思うのだ。
「見た目が9割」というのは,
そういうことを言っている。
本の帯には「理屈はルックスに勝てない」
などと挑発的なことが書かれているが,
ホントはなかなか奥が深い本なのである。

その証拠に,いつも新書を読むのに
とても時間がかかる私が,
わずか2,3日で読み終えたのだから
内容に惹かれてどんどん読めたわけだ。

著者は「非言語コミュニケーション」の例として,
仕草,色,匂い,間,距離,マナー,表情
などを話題として出している。

実は著者が,先日の「世界一受けたい授業」の
講師として20分ほど出演した。
私はその日の朝にそのことに気づいて,
この番組をビデオに録画することができた。
ご利用される方はご連絡を。
本もおもしろかったが,
やはり「人は見た目が9割」。
テレビ番組の映像の方がより説得的だと思うから。

なお,この本は今なら本屋で平積み。
新潮新書で,680円+税で買える。
読んで損はないと思うけどな!
(10/29)

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『なぞり書き 芭蕉全句』

[問題1]松尾芭蕉は江戸時代に俳諧を
完成させた人です。では,彼は生涯に
どのくらいの数の俳句を作ったと思いますか。

予想  ア.100句ぐらい
    イ.1000句ぐらい
    ウ.10000句ぐらい
    エ.もっと多く

今日はいきなり問題から入ったが,
それは以下の本を見つけたからだ。

堀信夫著 『なぞり書き 芭蕉全句』
(小学館)1400円+税。
小学館のサイトには,以下のように紹介されている。

「なぞり書きでたどる芭蕉生涯の全976句。
古典文学出版の最高峰『新編日本古典文学全集』を
もとにして作られた、他の追随を許さない古典文学
のなぞり書き本。松尾芭蕉が生涯に詠んだ発句の
すべて976句を、一字一画ずつ、
ゆっくりと味わってください」

1000句足らずとは思っていたより少ない。
私にもチャレンジできる数である。
うん,やってみたい!
(10/16)

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『えんぴつで奥の細道』その後

「好きこそものの上手なれ」という言葉があるが,
自分が好きなことは続くものだ。

おかげ様で『えんぴつで奥の細道』は
現在13日目を書いている。
全部で50日分だからまだ3分の1もいっていないが,
芭蕉・曽良との「3人旅」がたのしい。

今日のところは「遊行柳」という段で,
昔西行法師が,

「道の辺に清水流るる柳陰
しばしとてこそ立ち止まりつれ」

と詠んだ歌枕に案内されて,
芭蕉が,

「田一枚植えて立ち去る柳かな」

という有名な句を作る場面である。

たいへん有名な句なのだが,
『曽良旅日記』や「俳諧書留」によれば,
確かに二人は遊行柳をたずねてはいるが,
そこでは俳句を作っていないようだ。
(後から作って入れている)
また,「立ち去る」はもと「立ち寄る」だったらしいこと。
さらに,「芭蕉が実際に田植えをしたのか,
それとも柳の下で早乙女が植えているのを
眺めていたのか」という論争もあったと
書いてあった。
私には芭蕉が田植えをする姿は
想像もできないけれど・・・。

いろいろな驚きや発見があって,
『えんぴつで奥の細道』はなかなか楽しい。
ぜひあなたもチャレンジしてみませんか?
(ポプラ社。1400円+税)

雨で実施が心配された体育祭も,
昨日の午後体育委員と有志の先生方が
校庭の整備をしてくれ,
今日予行・明日本番という運びになりそうだ。
「明日天気にな~れ!」
(9/15)

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『えんぴつで奥の細道』

ポプラ社から出ている
 『えんぴつで奥の細道』が,
80万部を売り上げているそうだ。
(1470円)

この本は,薄く印刷された
松尾芭蕉の「奥の細道」の文章を,
えんぴつでなぞっていくという
「読者参加型」の本である。
「脳の活性化」ブームも手伝って,
多くの人が買っているのだろう。

私はボールペンでなぞっているが,
芭蕉といっしょに旅をしている気分になれて
なかなかゴキゲンな本だと思う。

全文を50章に分割して,
1回あたりの負担を軽くするなどの
工夫もされている。
(私はまだ第3章の「草加」だが・・・)

第2弾として『えんぴつで徒然草』が
本日発売されるそうだ。(1470円)
こちらも興味深い。
また,子ども向けに『日本の童話』や
『日本の名作』というのもあるとのこと。
(各945円)

高齢化社会が近づく今,
〈えんぴつで〉シリーズは当分続きそうである。
(8/31)

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『だから片づかない。なのに時間がない。』

今上記の本を読んでいる。
翻訳モノだ。

面白い。だが,きつい指摘も多い。
きつい指摘は多いが,納得する面も多い。
そんな本だ。
単に机の上の整理術を越えて,
「生き方のアドバイス」になっている気がする。

以下の15の章から構成されている。

1.自分を変える「7つのステップ」
2.自分が納得しなければ,整理整頓ははじまらない。
3.「どんな自分になりたいか」。具体的に描くほど実現は近い。
4.だらしなさには,理由がある。
5.隠そうとするから解決しない。助けを呼ぶ勇気を持て。

6.「整理・ヤル気・行動」のリズムを楽しむ。
7.ガラクタがあふれているのは,物に所有されている証拠。
8.「あわててやる」より「すばやくやる」。
9.約束を守ることが,信頼関係の整理術。
10.集中力が加われば,「だらしなさ」は才能になる。

11.快適は,日常生活の中にある。
12.目標が決れば,すぐに行動したくなる。
13.変化とは,見慣れた世界と決別すること。
14.1人ひとりの整理感覚は違っても,「わが家」はひとつ。
15.一生懸命だけでは,仕事は片づかない。

気になった人はぜひ読んでみてほしい。
ダイヤモンド社刊で,1600円+税。
著者は米国のコンサルティング会社の社長である
マリリン・ポールという人。
堀千恵子氏の訳もいい(と思う)。
(8/14)

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