カード時代の算数
朝イチの話題。小学校の先生の体験談です。
「148円のパンと153円のお茶を買いました。
1000円払ったらおつりはいくらでしょう。」
1000円-148円-153円=699円
という計算をさせたいと思って出題したところ,
子どもたちがキョトンとしている。
で,聞いてみたところ,「レジの機械にカードを当ててピッとします」とのこと。
なるほど,それで戻ってきたのがおつりではある。
また,子どもたちが川に向かって何かを投げている。
何かと思ったら,小銭を投げている。
(まさか500円を捨てる子はいないと思いますが)
で,「なんでそんなもったいないことするの!」と聞いたら,
「コインはお財布が一杯になってしまうので,邪魔だから捨てた」との答えが・・・。
確かに,大人の私も1円・5円は家で貯金箱に入れ,財布がパンパンにならないようにしている。
今は,キャッシュレス時代になってきたので,なかなか難しい問題も出てきている?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Q 次のうち,お金はどれでしょう。そう思うものを全部あげなさい。
ア.コイン イ.お札 ウ.電子マネー
(「どれもお金です」というところから算数を始める時代になっている)
« お金の管理術 | トップページ | 本日の「新型コロナ」情報 1/31 »
「教育」カテゴリの記事
- カード時代の算数(2022.01.31)
- 小2の算数問題に大人ら混乱(2021.12.21)
- 「防災小説」の取り組み(2021.12.12)
- 時代にほんろうされた「軍神」 真珠湾で戦死、前橋出身の岩佐中佐 事実を学び平和の糧に(2021.12.07)
- 日本の子どもの自殺、過去最多に(2021.12.05)
コメント