ムーヤマの伝承(竹富島)
沖縄にある竹富島は,古い伝承に彩られている島である。
本日の「ブラタモリ」は,竹富島を取り上げていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・島立伝説(六山)・
(1)屋久島から渡来した神=玻座間御嶽(根原カミトノが祀る) (2)沖縄本島から渡来した神=仲筋御嶽(アラシハナカサナリが祀る) (3)久米島から渡来した神=幸本御嶽(幸本フシカワラが祀る) (4)沖縄本島から渡来した神=久間原御嶽(久間原ハツが祀る) (5)沖縄本島から渡来した神=花城御嶽(タカネトノが祀る) (6)徳之島から渡来した神=波利若御嶽(塩川トノが祀る)
このようにして、渡来した神を祀りましたが、今ではその酋長たちもオン(御嶽=聖地)の神として祀られており、口頭伝承では六人の酋長たちがそれぞれの島から渡来したと語っています。また、竹富島では、六人の酋長たちの次のような土地の分配の話も伝えています。 竹富島は面積が狭く、耕地が少ないので、領地争いの紛争をなくすために、六人の酋長たちが話し合いをした。 その結果、
以上のように竹富島のムーヤマの話は、お互いに協力し合い、争いを避けて平和的に解決しようとする姿勢で貫かれています。換言するならば、竹富島の「うつぐみの心」は、既にムーヤマ(六山)の神々の時代から始まっていたのです。 |
※ 4年前に学年旅行で竹富島を訪問したことがある。
石垣島の頭慢さんにも会えた楽しい旅行だった。
また沖縄を訪問して,頭慢さんと再会したい。
« 本日の「新型コロナ」情報 1/29 | トップページ | 高島彩アナウンサー »
「古田史学」カテゴリの記事
- NHKテレビ「ミステリアス古墳SP」(2022.03.24)
- 弥生時代の硯と机(2022.03.14)
- 吉備池廃寺金堂と武蔵国分尼寺金堂の掘込地業(2022.03.01)
- 鉛同位体比(2022.02.17)
- 泉官衙遺跡の柱には,クリ材が使われていた(2022.02.08)
肥沼さんへ
私もこの番組見ました。竹富島では伝説が生活に生きているのですね。
ところで冒頭の肥沼さんの言葉使いに違和感を感じました。
>本日の「ブラタモリ」では,竹富島を取り上げられていた。
竹富島を・・・と書くのなら、その次は 取り上げていた です。
取り上げられていた・・で終わるのなら、その前の竹富島は・・・竹富島が です。
助詞の使い方が間違っています。
投稿: 川瀬健一 | 2022年1月30日 (日) 12:34
川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
訂正しました。
投稿: 肥さん | 2022年1月30日 (日) 13:20