幸水と豊水
梨の種類に幸水と豊水というのがある。
落語「目黒のさんま」ではないが,昨年亡くなった母は
「梨は幸水に限る」といっていた。
なので,2種類が並んでいるとそちらを選ぶことになる。
今日も並んでいたので,幸水を買ってきた。
母の位牌の前に10分間だけ「かげぜん」して食べたが,
せっかくの機会なので幸水と豊水調べて観ることにした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
【幸水と豊水】
(1)日本梨の種類には代表的なものとして「幸水」と「豊水」があります。どちらも日本梨の代表的な品種です。 どちらの品種も糖度が12度以上になり、甘い梨です。
(2)大きさは、幸水の方が豊水よりひとまわり小さめです。 色で見比べると、幸水は赤みがかっていながら若干緑色が強く、豊水は幸水よりも赤みが強いのが特徴的。 また、幸水は皮のツブツブのキメが細かく、豊水は幸水よりキメが粗くてザラザラ感が強めです。
(3) 幸水・・7月下旬から出回り 甘みが強く、酸味がすくない 日持ちは長くない豊水・・8月下旬からのでまわり 糖度は幸水と同じくらいだが、酸味がある 。
(4)幸水と豊水の違い
これらから推理すると,母が最初に出会ったのは幸水の方だった。豊水は幸水の「子孫」であり後発。
母は1934(昭和9)年生まれである。
そして,出回る時期が幸水の方が早く短期間。舌触りがなめらかで上品な感じ。
それらが母をして,「梨は幸水に限る」につながったのではないかな?
母の一周忌まで,あと10日です。
« ブレークスルー感染(2) | トップページ | あなたは「前取り」?「後ろ取り」? »
「心と体」カテゴリの記事
- 発射準備完了(2022.04.08)
- 咲いた咲いた(2022.04.06)
- 日月神社の桜(2022.03.30)
- 町づくりセンターの桜(2022.03.30)
- ウォーキングの途中の花(2022.03.28)
コメント