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2021年8月17日 (火)

天皇と温泉行

「日本書紀」には,天皇が温泉に行ったという記事が,結構出ている。

「湯」で検索してみると50くらいかな。

中には「盟神探湯(くがたち)」という恐ろしい真偽判定法もあるのだが,

(言っていることが本当かどうか熱湯に手を入れてみて判定する。

「本当ならやけどせず,偽りならやけどする」という強迫的な判定法のようだ)

ここでは純粋に温泉に行って,帰って来たという記事だ。(行き帰りのペアが多い)

今の旅行とは違い古代の天皇が行くのであるから,お供の者や警護も大変だったと思う。

その行き先は,伊予の道後温泉(佐賀関から船に乗れば近い),播磨の有馬温泉,

紀伊の白浜温泉などが多く,近場と思われる別府に行ったという話はあまり聞かない。

温泉に入るだけでいいのなら,近くの方が費用も日数もかからないし,安全と思われるのに,

なぜ遠い播磨や紀伊なのかということだ。(九州王朝の天皇場合である〉

昨日ウォーキングをしていてふと思ったことなのだが,播磨や紀伊という場所は,

近畿王朝との境を接するところであるということだ。

本家・分家の間柄とはいえ,「境川」という隔たりのあるところ。(須磨の関守!)

そうなると,ただ温泉に入りに行ったということではないのではないか?

もしかしたら,「温泉に行くと称して視察に行ったかもしれない」という妄想も湧いて来そうだ。

もちろん「日本書紀」だけからはわからないが,九州王朝説の場合,そんなことも頭の片隅に置いておきたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【古代の文献にある温泉】

https://www.asahi-net.or.jp/~vd5h-cb/bbs/special/sience_of_hotspring/column3_kodai.htm

温泉  日本地図の画像

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

肥沼さんへ

>温泉に行くと称して視察に行った

 これは妄想どころではなく、そのとおりです。
 時代と国を越えて権力者というものはこのように行動します。常に政治的意図があると考えないと。

 現代でも、昨日、菅総理と小池都知事が二人して、都内の療養施設を視察した。この施設は初めて、抗体療法を施せるようにしたもの。つまり軽症者や中等症者の重症化を防ぐ画期的療法と言われている先進的治療を施せる施設。
 これはもちろん入院者を気遣ってのことではなく、「私だってちゃんとコロナに向き合っている」というメッセージを国民都民に送るため。

 権力者の言動は、庶民のそれとはまったく意味が異なります。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉  これは妄想どころではなく、そのとおりです。
 時代と国を越えて権力者というものはこのように行動します。常に政治的意図があると考えないと。

それでは,もうそうではなく,「当たり」だったわけですね。
なんで「妄想が」と書いたかというと,私はよく川瀬さんから「妄想」と書かれるので,
これは私の「政治的意図」があるという訳でした。(笑)

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