9月末のコロナの状況は?
8月末ということで予想していただきましたが,
東京の新規感染人数は減ってきて,昨日は2000人を割りました。
(相変わらず「重症者」は多く,「自宅療養」を強いられてはいますが)
ここ1週間コロナの状況は,先週比によると下がり傾向。
若者たちもワクチンで自己防衛を始め,1キロの列ができたそうです。
さて,ひと月後の9月末は,どうなっているか予想してみましょう。(東京都の新規感染者数)
ア.このまま減って1000人台を割る
イ.2000人台で推移する
ウ.新たな変異ウイルスが登場して,第6波の心配が・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
« 8月が去り,もうすぐ9月が来る | トップページ | パラリンピック~今日の見どころ 8/31 »
「ニュース」カテゴリの記事
- 本日の「新型コロナ」情報 4/10(2022.04.10)
- ジム・焼き肉…紳士服大手多角化進む AOKIや青山商事 コロナでスーツ売れず(2022.04.09)
- 本日の「新型コロナ」情報 4/9(工事中)(2022.04.09)
- 本日の「新型コロナ」情報 4/8(2022.04.08)
- 国連人権理事会からロシア“追放” 93か国の賛成により採択(2022.04.08)
肥沼さんへ
東京の感染者グラフを見ていると、第五波のピークは8月20日。同じく首都圏の神奈川・埼玉・千葉も同様。
だが感染者の減少スピードは鈍い。
デルタ株の感染力は従来株の3倍なので、感染者が一挙に増大。
でもその割に死者は少ない。従来株は致命率0.66%、151人に一人が死ぬが、デルタ株は致命率0.22%。453人に一人が死ぬ勘定。
これをもとに東京や全国の第五波で増えた感染者数と死亡者数を比べると、増えた死亡者数の453倍がほぼ増えた感染者数に一致。
つまりこの間デルタ株で増えた感染者の多くは捕捉できているということだろう。
だがせっかく感染者を見つけても収容施設がないので、自宅療養に。その結果隔離すれば感染者ゼロなのに、家庭内感染で感染者を増やしてしまう。
これがピークを過ぎても感染者の減少傾向の緩やかさの原因だろう。
大阪圏や愛知圏のピークは首都圏から一週間遅れた8月27日。
第五波の始まりは6月22日頃。二か月かけてピークに。
したがってもとに戻るには最低二か月かる。つまり急減しても10月末ごろ。今の緩やかさなら11月中頃までかかるだろう。
9月末の予想は、アの1000人台を割るでしょう。でも元の300人台あたりに戻るのはもっと先の11月。
このころまでに成人の70%がワクチン二回接種を実現できれば、コロナはかなりおさまるかもしれない。つまり第六波の出現を遅らせられるかもね。
ポイントは
1:ワクチン接種の拡大⇒70%超を目指す。
2:人と人との接触を極力減らし続ける。
3:感染者を見つけたら周辺を徹底的に検査し、陽性者を隔離する。
4:新たな変異株が空港経由で国内に入らないように、入国時の検査はPCR検査に変えて、14日間の待機を確実に行う。
この四つが確実にできれば、年内か来年初めに国内の流行を一定程度抑えられるだろう。
だが4はだめ。安倍のお友達の富士フィルムの抗原検査を使い続ける限り無理。
3はかなり検査数は増えているが、軽症者・無症状者を収容する医療施設、いわゆる野戦病院と宿泊療養施設を徹底拡大しないと無理。
問題は2。オリ・パラ実施と補償もない自粛のせいで、完全に緊張感が緩んでいる。いまだに昨年4月のようなロックダウンに近い政策も打てないのだから期待できない。
期待できるのは1だけ。
よって年内もしくは来年初めに流行を抑えるのはできないでしょうね。
いずれ第六波にまた襲われる。
投稿: 川瀬健一 | 2021年8月31日 (火) 21:27
川瀬さんへ
コントありがとうございます。
〉 期待できるのは1だけ。
よって年内もしくは来年初めに流行を抑えるのはできないでしょうね。
いずれ第六波にまた襲われる。
入院できず「自宅療養」しているうちに「家庭内感染」というつらい事態。
1日も早くワクチンが行き渡ることを祈ります。
投稿: 肥さん | 2021年8月31日 (火) 22:13
肥沼さんへ
>入院できず「自宅療養」しているうちに「家庭内感染」というつらい事態。
1日も早くワクチンが行き渡ることを祈ります。
この状況を打開する方法は、ワクチンが行き渡ることではない。肥沼さんもご存じですよね。
ワクチンは感染を防ぐものではない。感染しても重症化を防ぐ目的しかない。
だからワクチンが国民全体に行き渡っても、それで感染を抑えることはできないわけ。
先に示した2・3・4の方策がワクチン接種拡大と同時に行われない限り、感染を抑えることはできないのです。
菅首相を始め政府首脳はここを勘違いしている。
2・3・4の方策を取らずにいて「もう打つ手がない」と言っているのが今の政府です。
まったくのワクチン頼み。
それもワクチン確保が後手後手だから、11月末までに成人の70%二回接種完了だって覚束ないわけ。
東京都が設置した若者専用のワクチン接種会場がなぜ一日200人程度しか打てないのか。
これは確保したワクチンの数が少ないからです。多量に充分あれば、完全予約制で粛々と接種している。
この施策は「やっている感」を出しているだけ。
投稿: 川瀬健一 | 2021年9月 1日 (水) 00:09
川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
〉 東京都が設置した若者専用のワクチン接種会場がなぜ一日200人程度しか打てないのか。
これは確保したワクチンの数が少ないからです。多量に充分あれば、完全予約制で粛々と接種している。
この施策は「やっている感」を出しているだけ。
「やってる感」をだしてるだけ・・・
投稿: 肥さん | 2021年9月 1日 (水) 05:12