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2021年4月 3日 (土)

〈軒丸瓦の考古学〉というのはいかがでしょうか?

741年の聖武詔「国分寺建立の詔」にしばられ,

「複弁」を「国分寺」の創建瓦としてきた従来説。

 
           川原寺                     藤原宮大極殿

(「ローマは一日にしてならず」という言葉を忘れ,

「軒丸瓦は一日にしてなる」と信じているのだ!)

しかし,聖武詔は「国分寺を建てよ」とは言っておらず,

「(これまでの国府寺に加えて)七重塔をを造れ」と言っている。

だから,多元的「国分寺」研究としては,それにしばられず,

「素弁」→「単弁」→「複弁」という技術・美術の発達(法則性)にも適う

新しい軒丸瓦の順番を提唱しようではありませんか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(1)素弁 ~ 7世紀初頭

(2)単弁 ~ 7世紀中頃

(3)複弁 ~ 7世紀後半から末。8世紀になっても

(4)リバイバル単弁 ~ 8世紀中頃=聖武期

(5)巴文 ~ 平安時代以降

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

たとえば,これを〈軒丸瓦の考古学〉と名付けるのはいかがでしょうか?

前の〈方位の考古学〉に対して,〈軒丸瓦の考古学〉。

語呂的にもよろしいのではないかと思います。

建物・遺構の方位について着目して歴史を読み解く〈方位の考古学〉。

それに対して,軒丸瓦の発達順に着目して歴史を読み解く〈軒丸瓦の考古学〉。

川瀬さん,服部さん,いかがでしょうか?

※ もともと,軒丸瓦の研究では服部さんが大先達でした。

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

肥沼さんへ

>建物・遺構の方位について着目して歴史を読み解く〈方位の考古学〉。
 この性格規定はあいまいです。
 正しくは、
 建物・遺構の方位変遷の政治性に着目し、その普及は全国一斉であるとして、従来の土器編年のゆがみを正した<方位の考古学>
 でしょう。

>軒丸瓦の発達順に着目して歴史を読み解く〈軒丸瓦の考古学〉。
 これも違いますね。

 軒丸瓦の変遷の政治性に着目して、その全国普及が一斉であるとして、従来の瓦編年のゆがみを正した
 が、服部さんのされた研究です。

 名前をつけても、その性格や意義を理解していないと、意味はないです。

 前に私の日本書紀解読法に「主語有無の論証」と命名された際には、文字通りその方法論の肝を明示しとらえていたから意味があるのです。

追伸

こんなことより、寄り道してないで

さっさと「肥前国分寺と国府の関係」「肥後国分寺と国府の関係」を読み解いてここを終わらせ、次に行きましょう。
時間のかけすぎです。
次は「豊前国分寺」と「豊後国分寺」

2月末に、国分寺研究を再開しましたが、一か月でやったことと言えば
筑前国分寺
筑後国分寺の二つだけ。3月末に肥前と肥後が終わっていれば一か月で四か国終了となったのですが。
このペースでも66か国国分寺を再検討するには16か月以上かかるのに
今のペースでは2年以上かかってしまう。

肥沼さんは寄り道が多すぎる。寄り道というよりちょっと詰まると別のところに逃げ出す。
国分寺研究は朝の1時間しか使ってないでしょ。
朝ブログに書いて、次に見るのは翌朝。私がコメントを昼頃に書いていることは知っているのだから、なぜ午後にそれを見て、批判点が書いてあればすぐにそれに対応して午後に研究し、その日の内に詰める。
こうした作業の連続が必要。
古代史を研究しているという割には、野球の観戦とテレビ番組の視聴、そして昼・夜の憩いの場でのおしゃべり
が優先されすぎです。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉 こんなこと

「こんなこと」という言い方はちょっと人を厭な気持にさせると思います。
川瀬さんは言われたことがないのかもしれませんが・・・。

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