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2021年2月22日 (月)

今と昔の2階の高さ

子どもの頃,近所にあった製茶工場(廃屋)の屋根から飛び降りていた。

昔の屋根はそれほど高くなかったので,気を付けてやれば骨折はしなかった。

ところで,昨今の屋根はめちゃくちゃ高い。

下手したら足の骨折だけでは済まないかもしれない。

建築技術が進歩して,建物をより高く建てることができるようになったのだろう。

これがここ100年間の建築技術の進歩だとすると,

奈良時代の塔と鎌倉時代の塔でも同じことが言えるかもしれない。(あちらは400年間)

川瀬さんの指摘を受けて,初めて気が付いた。

「7世紀の塔基壇の平均は12mくらい,8世紀のものは・・・」という文を

どこかで読んでいたことを思い出した。

とすれば,17~18mの頻度が高い「国分寺」は,七重塔サイズの塔基壇なのかもしれないな。

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

肥沼さんへ

 ただし、七重塔サイズという考え方自体が意味がないかもしれない。
 そもそも聖武詔には「七重塔をつくれ」とあるだけで、そのサイズの指定がない。塔の幅も高さも規定されていない。
 8世紀の普通のサイズというのがあるかもしれないが。

 日本の塔の造り方は、基壇の上に礎石を置いて、その上に柱と梁で一重目の木組みをつくる。その上に二層めを柱と梁で組んで、一層目の骨組みの上に置く。
 これは置いただけで接続されていないし、一層と二層の通し柱もない。
 これを順次やっていくだけで、一層目より二層目の幅は小さく、法隆寺の五重塔では五層目は一層目の半分の幅しかない。
 上に行くにしたがって順次小さくなる。
 塔の心柱は礎石の上に立っているだけで、各層の木組みとはつながっておらず、桝形の木組みの中にあるだけ。
 だから地震が起こると心柱は左右に揺れ、各層は各々勝手に左右に揺れる。

 この方法でつくるのなら、どんな大きさの基壇でも五重なり七重の塔を建てることができる。
 高さも幅もそれぞれ別だが。

 塔を高くするには、重ねる層の数を増やすか、一層毎の柱の高さを高くするしなかい。
 塔基壇が大きい方が、各層の木組みの間隔が大きく取れるので、より大きく高い塔がつくれる。

 という風に考えると、10m幅の基壇の上にだって七重の塔を建てられるし、18m幅の基壇の上にも七重の塔をを作れる。おそらく各層の高さと幅が異なり、塔全体の高さも幅も異なるだけ。

 ということで七重塔にふさわしい基壇の幅というのはないわけです。

 ではどうして国府寺の五重塔から七重塔に改造するにあたって基壇の幅を広げたのか?
 これは従来の五重の塔の五層の木組みをそのまま生かして、一層目の下に、さらに幅が少しづつ大きい層を二つ組むために、基壇の幅を広げたのではないだろうか。
 こうして改造すれば、あとは高さに見合った心柱を用意するか、五重塔の心柱に接ぎ木をして長くすれば改造が終わるわけだ。

 でも五重塔を七重塔に改造するにはもう一つ方法がある。
 つまり上にもう二層、幅の小さい層の木組みをつくって、五層目の上にさらに載せれば良いわけだ。
 これなら心柱を長いものに交換するだけで、基壇の幅を大きくする必要はないわけだ。

 だからそれぞれの時代の通常の基壇の大きさというのはあっても、大きさが異なる基壇であっても七重の塔をつくることは可能なわけです。


追伸:なぜ肥沼さんがいつまでも国分寺の再検討を始めないかと思っていましたが、奈文研のデータベースが現在、システム変更のために調整中となっていて使えないのですね。
 毎年1月にはこのメンテナンスで休止していたけど、今年は長いですね。
 このデータを見ないと、伽藍の方位や基壇改造跡などは見つけられないからね。
 待つしかないでしょうね。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉 ただし、七重塔サイズという考え方自体が意味がないかもしれない。
 そもそも聖武詔には「七重塔をつくれ」とあるだけで、そのサイズの指定がない。塔の幅も高さも規定されていない。

〉 ということで七重塔にふさわしい基壇の幅というのはないわけです。

結局,形はどうであれ「七重塔」であれば,サイズは小さくても差し支えないということでしょうかね。
(「七重塔」という一種の「踏み絵」に従うかどうかということで)
なので,いろいろな形のものができた,と。

〉 追伸:なぜ肥沼さんがいつまでも国分寺の再検討を始めないかと思っていましたが、奈文研のデータベースが現在、システム変更のために調整中となっていて使えないのですね。
 毎年1月にはこのメンテナンスで休止していたけど、今年は長いですね。
 このデータを見ないと、伽藍の方位や基壇改造跡などは見つけられないからね。
 待つしかないでしょうね。

私も時々見ているのですが,新型コロナのためか,まったく変化しません。

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