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2020年11月15日 (日)

古代史セミナー2020 (2日目)

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         今日も富士山がきれいです

【朝食】

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セッションⅢ 女王国のありか・卑弥呼の遺跡

〇裏付けられた「邪馬壹国の中心は博多湾岸」(正木さん)

・近年の発掘~福岡県の比恵・那珂遺跡の「都市化」が顕著=倭人伝に出てくる都市の特徴が備わっている。

・文字外交と硯~福岡県では,弥生〜古墳時代の123個の硯を出土している・第2位は石川県・島根県などの20個くらい。

福岡県●●●●●●●●●●●●(●が10個を表す)

石川県●●

島根県●●

(以下,省略)

・三角縁神獣鏡は卑弥呼の鏡ではない!鉛の同位体が国産のものの特徴。

〇邪馬壹国の官職名について(鈴岡さん)

・倭人伝には,「角瓜(こ)」が3か所出てくる。セモ角瓜・柄モ角瓜・〇馬角瓜である。

これは東夷の軍功(遼東半島平定)に対する倭国への賛辞ではないか。

・中国に礼が失われた時,四方の異民族にその例を求めたのではないか→難升米へ破格のほうび。

〇卑弥呼が実施した政治体制と官職(内倉さん)

・木樋の(年輪の?C14の?)中央値は,550年くらい。白村江の唐というより,北魏・隋の侵攻か。

・卑弥呼たちは,周の制度の復活をめざしたか。「大率」「大夫」など。

・卑弥呼政権は,幕府のような存在ではないか。

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【昼食】

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古田先生の思い出(古田光河さん)

父・古田武彦の想い出話Ⅱ

・神戸へ(親鸞の研究)

・京都へ(邪馬壹国,『「邪馬台国」はなかった』)

・最後の「壹」は,光河さんが見つけたとのこと。ごほうびは,アイスクリーム。

・俳優の江守徹さんは,古田武彦ファン。

・晩年 平成27年(2015年)9月(89歳)「越中 おわら風の盆」

・ビデオ

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セッションⅣ 一年に二回歳をとった倭人

〇古代戸籍に見える二倍年暦の影響ー「大宝二年籍」「延喜二年籍」の史料批判ー(古賀さん)

・エイジ・ヒーピング現象が起こる国・起こらない国。(人口調査の年だけ飛びぬけて多くなる)

・干支のある国では起こりにくい。(干支は,1年ごとに違うので)

・二倍年暦の庚午年籍でスタートし,その後1倍年暦という例が多い。32歳→33歳という現象。

・九州王朝から遠い地域では,比較的古いやり方が残っている。

・古代史料の研究+暦の研究+古代天文学(日食など)で,周の年代の確定をしたい。

〇二倍年暦の中国伝播説について(中村さん)

・三国志登場人物 死亡時年齢グラフ

・二倍年暦は,どのように伝播したか?南方民族による征服→日本列島→中国への伝播は無理ではないか。

〇「魏略日其俗不知正歳四節但計春耕秋収為年紀」について(富永さん)

・二倍年暦の研究のスタートは,倭人伝の「正歳四節を知らず」から始まった。

・内容が「他の東夷の国と同じようである」という意味で,別に二倍年暦のことではない。

肥さんの胸中・・・二倍年暦をめぐっての議論が,今回の一番対立点があったように思う。

「二倍年齢」という概念と「二倍年暦」という概念を分けて考えたらいいのではないか,というところに落ち着くのかな。

ご自分の発表もある中,今年も司会を中心になってやってくれた大墨さん,本当にご苦労様でした。

荻上さんの音頭で,来年もこの時期に開催することを約束して,午後5時にお開きに。

私は7名の有志の夕食会へ向かいました。

帰宅は,午後9時半。

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今回欠席者の穴を,古田さんのビデオで埋めた。

元気な時の姿を観られて,良かったと思う。

今後もやっていただけるとうれしい。

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