「防人」は「さきもり(辺境防備の兵)」にはあらず(山田さん)
山田さんの「「防」なき所に「防人」無し」という記事が,
「古田史学会報」の2020年10月号(№160)に掲載された。
「古事記」「日本書紀」の悉皆調査をした上で,題名のような結論を出されている。
元の内容は,2018年12月3日に「sanmaoの暦歴徒然草」に発表されているのだが,
James Macさんしか反応しておらず,残念だ。(私はもちろんのこと)
こういうことはすぐ何年も経ってしまうので,いい記事にはすぐに反応できるように気を付けたい。
また,「「防人」という字は,「さきもり」なんてとても読めないよね!」ということで,
社会科の先生としては,攻め口があったなあ・・・と思う。
最近「東山道」「東海道」「北陸道」を「古事記」「日本書紀」で全文検索したが,
「紀には例あり,記にはゼロ」という,同じような結果だった。⇦ このパターンのものが,他にもあるかも。
やはり古代日本ハイウェーは,九州王朝が作ったものだった。
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【「古事記」全文検索】
http://www.seisaku.bz/search4/searchk.php
【「日本書紀」全文検索】
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