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2020年6月10日 (水)

金印「親魏倭王」のサイズは?

金印「漢委奴国王」のタテ・ヨコのサイズは,

2.3cmという中途半端な長さだ。

しかし,調べてみると,中国の度量衡では,

当時の「1寸」の長さだったことが分かる。

卑弥呼も金印を魏からもらっていて,

「親魏倭王」という文字が刻印されているらしいのだが,

まだ見つかっておらず,残念である。

しかし,そのサイズについては,タテ・ヨコ2.4cmだったと考える。

なぜなら.魏の時代「1寸」はちょっと長くなり,

2.4センチになっていたからである。

当時「金印は,タテ・ヨコ1寸で作る」というような規則があったのでは?

と思って検索してみたら,ありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【西日本シティー銀行】

https://www.ncbank.co.jp/corporate/chiiki_shakaikoken/furusato_rekishi/hakata/006/01.html

司馬遷の撰んだ『史記』に、雲南省の石寨(せきさい)山のところに「てん(てん) 」という国があって、そのてん王が西暦紀元前109年に漢の武帝から金印をもらった、と載(の)っています。

それがたまたま戦後の発掘調査で雲南省の1世紀頃の古墳からひょろっと出てきたんです。それとこちらの金印と比べてみると大きさも同じ。漢尺でちょうど1寸です。メートル法では2.3センチメートル強ですね。てん王印は「てん王之印」と彫られていますが、つまみのデザインも同じですね。

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

よく見つけましたね。
金印のレプリカを見せてもらったことを思い出しました。

発見のいきさつから保管までのことがとても詳しく書かれていましたね。
楽しく読ませていただきました。

翔空さんへ
コメントありがとうございます。

たの社MLで「中国のおかねと社会」をやっていて,
古代政府が収入を増やす方法として,
「貨幣の交代」(新しい貨幣にして10倍の価値で通用させる)のほか,
「1寸の長さを大きくしていく」という方法もあるのかと。

肥沼さんへ
 
 このサイトの金印発見の経緯は、黒田藩が出した嘘だという論証が、たしか古田さんがやっておられますね。
 どこだったか、神社の宝物であったものを取り上げて、志賀島から出土したという記録をでっち上げたという。

 金印の尺が一寸というのも、どこかで論証したような。たしか山田さんが示したと記憶している。
 そしてその一寸も時代とともに変化するから、一寸金印でも大きさが変わると。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉 どこだったか、神社の宝物であったものを取り上げて、志賀島から出土したという記録をでっち上げたという。

細石(さざれいし)神社です。

肥沼さんへ

>細石(さざれいし)神社です。

 そうそう。糸島半島の「君が代」にも出てくる古い神社。
 古田さんのこの論は、どこかで読めませんかね?

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉 古田さんのこの論は、どこかで読めませんかね?

古田武彦著『古田武彦が語る多元史観』(ミネルヴァ書房)の
P71〜96の「初期の倭国」が金印問題を扱っています。
この本は4000円+税なので,お待ちいただければそこだけコピーします。

肥沼さんへ
>古田武彦著『古田武彦が語る多元史観』(ミネルヴァ書房)の
P71〜96の「初期の倭国」が金印問題を扱っています。
この本は4000円+税なので,お待ちいただければそこだけコピーします。

 コピーを送ってもらうのではなく、ネットで読めませんかね?

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉  コピーを送ってもらうのではなく、ネットで読めませんかね?

思いつくところでは,「新古代学の扉」でサイト内検索をするとか・・・。

肥沼さんへ

 10年ほど前に肥沼さんが、このブログで割と詳しく解説していましたね。
http://koesan21.cocolog-nifty.com/dream/2010/05/post-8460.html

 いろいろネット検索しましたが、古田さんの詳しい論説をネットでみることはできないみたい。
 ネットでその本の目次を見ました。
 興味深い内容なので、ネット書店で購入することとします。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

これですかね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2010年5月 2日 (日)
「志賀島の金印」は,本当に志賀島で発見されたのか?
今古田武彦氏の『失われた九州王朝』
(ミネルヴァ書房の復刊)を
楽しく読んでいるのだが,
読者の皆さんにも少し話題をおすそ分けしよう。
興味を持っていただければ幸いである。
話題は,志賀島の金印。
博多湾に突き出る志賀島で,
江戸時代に百姓・甚兵衛によって
発見されたというが本当にそうなのか?
『失われた九州王朝』の最後に付けられた
「日本の生きた歴史(ニ)」に以下のような
新情報が載せられているので,
少し長くなるが読んでいただきたい。
そして,もし情報を知っているという方があれば,
教えていただければ幸いである。
以下,古田氏の文章の引用。(P524~6)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
金印問題について,わたしの素直な観察は次のようです。
第1,金印そのものを「後代の偽物」と見なす説もありますが,
その「立論の仕方」は,後半において「小説的手法」に
おちいっています。金印そのものは,後漢の光武帝から
送られた当の「本物」です。
第2,前原市の細石(さざれいし)神社にこの金印が
収蔵されていた,という伝承があり,信憑性が高いものです。
第3,その金印が「侍(さむらい)」によって持ち去られた,
と言われています。
第4,博多の米屋才蔵がこれを買い取り,交流のあった
津田源次郎に見せました。
第5,相談を受けた二人の知人亀井南冥は津田源次郎の
私領地の志賀島の叶の崎(「金の崎」)から出土し,
現地の百姓がこれを源次郎に”さし出した”形とし,
源次郎から黒田藩に「納入」したこととしました。
第6,亀井南冥は黒田藩のニつの藩校の「甘どう館」の
主宰者でしたが,直ちに『金印弁』を発表し,
名声を博しました。一方の(官学側の)藩校,
「修ゆう館」側の『金印議』では,この金印を
「中国から帰る途中,海中におとしたもの」といった
”荒唐無稽”の解説で評判をおとしたのです。
第7,亀井南冥は晩年,黒田藩から「閉門蟄居」の刑を受け,
苦渋の中に没しました。
第8,この問題を考える上で,重要な基礎事実は,次の五つです。
(1) 福岡県教育委員会の塩谷勝利さんは,その生涯をかけて
この「金印」の出土地を捜し求められましたが,結局どこにも
ありませんでした。甚兵衛の口上書に言う「弐人持程之石」
(二人でやっともち上げられるような石)や関連の弥生期の遺物等,
一切何もなかったのです。
(2) 甚兵衛の口上書の宛名が,ただの「御役所」ではなく,
「津田源次郎」という個人名を二回も,
特記している点も不自然です。
(3) 現在残っている口上書は,甚兵衛の「印」のみが押され,
肝心の「庄屋・組頭の三人」の「押印」がないことも不自然です。
(4) 肝心の甚兵衛の「子孫」なども,一切志賀島にいたという
「本籍」がありません。江戸時代のような「所在地・あらため」の
厳重な時代にこれは不審です。
(5) 「天明年間」から現代まで,わずか230年前後で
ある点からも,右の諸「矛盾」の存在は不審です。
みなさん,智慧をしぼってこの「謎解き」に挑戦してみて下さい。
(詳しく知りたい方は,『多元』№83と№84を参照して下さい。
安藤哲朗(045ー742ー1446)発行編集。)

肥沼さんへ

>これですかね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2010年5月 2日 (日)
「志賀島の金印」は,本当に志賀島で発見されたのか?

 そう。それです。
 この問いに古田さん自らが、八王子の大学セミナーハウスでの古代史研究会で考察したものをまとめたのが、古田武彦著『古田武彦が語る多元史観』(ミネルヴァ書房)のP71〜96の「初期の倭国」なのでしょうね。
 本が届くのを楽しみにしています。

 ところで金印のサイズについてですが、以前軍団印を論じたときに、山田さんが4.2センチの大きさの銅製の軍団印の尺を様々な時代の尺で割ってみて、最も整数に近いのが、南朝尺(唐小尺)だと論じたことがありましたね。
 その時に時代ごとの尺の長さの違いが詳しく論じられたと記憶しています。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉  ところで金印のサイズについてですが、以前軍団印を論じたときに、山田さんが4.2センチの大きさの銅製の軍団印の尺を様々な時代の尺で割ってみて、最も整数に近いのが、南朝尺(唐小尺)だと論じたことがありましたね。
 その時に時代ごとの尺の長さの違いが詳しく論じられたと記憶しています。

ああ,あの時のものですか。懐かしい。
銀印のサイズも気になりますね。

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