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2019年10月27日 (日)

平家物語を鑑賞してみませんか?

川瀬さんが毎月平曲の会(平家物語を鑑賞する会)を開いてくれています。

私はほぼ毎月参加しているのですが,

「たまには聴いてみたい」という方がいらっしゃいましたら,

1回でも可能ですので行ってみませんか?

南武線の久地駅から少しあるいたところです。(ご一緒しましょう)

解説付きで2曲を鑑賞し,2000円なら安いもの。

帰りに新秋津を通る方は,酒処「まこ」で飲むことも可能です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【川瀬さんによるご案内】

11月3日に川崎長尾平曲会の11回目が行われます。

 まだまだ座席は空いておりますので、お時間の許す方は是非ご参会ください。

  なお句組は、「源揃」と「宮御最期」の二句です。(共に巻の4)。

  「源氏揃」は源頼政が以仁王に謀反を勧めた話。

  <聞きどころ>

 比較的淡々とした句。蜂起するであろう諸国源氏の名を列挙した部分と、熊野湛増
が源氏方と戦って敗れる様は、「拾」という軽快な節で一気に語るが、高倉宮の優れ
た資質を説いた部分は「中音」で美しく、また頼政が諸国源氏の窮状を訴えた場面
は、まず「折声」で切々と訴えたあとは、「口説」「素声」で淡々と語る。この語り
の節の変化が楽しめる。

  「宮御最期」は、その頼政と以仁王の最後を語った句。

 <聞きどころ>

 合戦場面は通常、「拾」という勇壮な節で語られるが、この句の平等院における戦
いの描写は、この前の「橋合戦」が全編「拾」で勇壮に語られたからか、「口説」
「素声」というナレーションの抑えた節で淡々と語られる。途中語りに色を添えるの
は、足利忠綱の名乗りを「強声」で、さらに宇治川の急流に流される平氏方の武士の
様を「三重」「折声」「上歌」で、三位入道頼政の死の場面で、彼の辞世の歌を「上
歌」で、歌い挙げる場面である。戦は全体に淡々と語られたが、最後に以仁王が平氏
軍に追いつかれる場面と、南都の大衆が宮救援に間に合わなかった場面のみ「拾」で
テンポよく語る。この節の変化に注目。

 

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

肥沼さんへ

 私の平曲会のご紹介ありがとうございます。
 今回の「再送メール」で各句の「聞き所」を強調したのは、平曲=平家琵琶は音楽だというところを強調したかったからです。
 むかし西洋で吟遊詩人が、竪琴の音に合わせて、さまざまな英雄潭を語っていたのと、琵琶法師が平家物語を各所で語っていたのがほぼ同じ現象です。
 どちらも屋外ではなく、豪族や騎士の館を訪ねて語るのです。
 古代の英雄の話を聞きたいという欲求と、音楽で楽しみたいという欲求を二つともに満たす娯楽です。

なおご紹介の文にある「毎月」は間違い。二か月に一度が正しい。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉  むかし西洋で吟遊詩人が、竪琴の音に合わせて、さまざまな英雄潭を語っていたのと、琵琶法師が平家物語を各所で語っていたのがほぼ同じ現象です。
 どちらも屋外ではなく、豪族や騎士の館を訪ねて語るのです。

そういう視点はありませんでした。
洋の東西を問わず,人間は同じような感性を持っているのですね。

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