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2019年10月25日 (金)

渤海国

日本国(近畿王朝)とほぼ同じ時期に満州地域に栄えた渤海国。(698ー926年)

その前は靺鞨(まっかつ)と呼ばれ,そのさらに前は粛慎(しゅくしん)とも呼ばれた。

その歴史も知りたくなった。日本との行き来もあるようだ。

【渤海国】

https://ja.wikipedia.org/wiki/渤海_(国)

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       渤海国の最大領域

 

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

肥沼さんへ

遣唐使ならぬ遣渤海使がありましたね。

 この渤海とそれを滅ぼした契丹人の遼は、日本とは平和的に通交していました。この遼を南宋と協力して滅ぼした女真は、しばしば船で北九州や壱岐対馬、そして山陰地方を襲いました。平安時代の末期です。
 女真人に壱岐対馬はしばしば襲われ、常駐していた国司が奮戦して討死したという事件もありました。これはある意味、その次の蒙古襲来の前哨戦です。
 朝鮮半島の北にある大国が南下してくることは、日本にとって深刻な脅威ですね。

 ということは、この渤海の前の靺鞨や粛慎も脅威であったということです。
 特に粛慎はしばしば海をわたって蝦夷に攻め込んできていましたから。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉 

寒い地方なので,必然的に「南下政策」を取ることになるのでしょうか。

あと,中国の宣明暦を日本にもたらしたのは渤海使らしく,
その点でも興味を持ちました。

(ウィキペディア)
貞観4年1月1日(862年2月3日)に大衍暦・五紀暦[3]から改暦され、
貞享元年12月30日(1685年[4]2月3日)まで、823年間使用された。
貞享2年1月1日(1685年2月4日)、貞享暦に改暦される

>寒い地方なので,必然的に「南下政策」を取ることになるのでしょうか。

 おそらく地球の寒冷化の時期との関係があると思います。
 今は温暖化の時期。19世紀後半から始まって21世紀後半まで約200年続く。
 21世紀後半から約1000年間はずっと温暖な(寒冷期より年平均1.5°温暖な)「千年王国」が続く。
 19世紀後半以前の約1000年間が寒冷期。つまり9世紀ごろに始まった寒冷期。
 其の前の200年間が寒冷化の時期。7世紀ごろに始まったはずだ。
 日本書紀に粛慎がでてくるのは、6世紀から7世紀。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%9B%E6%85%8E_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
 まさにこの寒冷化が始まった時期だ。高緯度地帯ほど気候の変化は激しいだろう。だからより温暖な住みやすい地域を求めて南下する。
 ヨーロッパでゲルマン人の移動が始まったのは4世紀から。
 これは寒冷化とは関係がなく、東方から移動してきたフン族(匈奴)に押されて西へ移動し、さらに南の西ローマ帝国の領内に移動した。
 ヨーロッパで北欧に住んでいたノルマン人が南下し始めるのが、この寒冷化の時期の最後の9世紀。ノルマン人はゲルマン人の移動の時期・4から8世紀は北欧スカンジナビアに留まっていたが。
 https://www.y-history.net/appendix/wh0601-110.html

 満州北部にいた女真族が南下したのは11世紀。寒冷化が落ち着いたあと。
 でもその前の温暖期(紀元前3世紀から紀元後7世紀)に比べて平均気温が1.5度下がったわけだから、満州もさらに寒く暮らしにくくなっていたことは確か。だからより南の温暖な地域を海賊となって荒した。

 多少の時間差はあってもユーラシア大陸の東西で、寒冷化とともに、そして寒冷期が続くなかで、北方民族の南下が大規模に起こって、歴史の大変動が起きたわけです。

 温暖化が人間の二酸化炭素排出で起きたという「偽科学」だと歴史は理解できませんが、温暖化ー温暖期ー寒冷化ー寒冷期ー温暖化と、気候の変動が約1500年周期で起きているという科学的認識に基づけば、歴史の大変動も理解できます。
 ちなみにこの気候変動の理由は、太陽の活動の周期と地球と太陽の距離の変化の周期が重なっておこったものです。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉  温暖化が人間の二酸化炭素排出で起きたという「偽科学」だと歴史は理解できませんが、温暖化ー温暖期ー寒冷化ー寒冷期ー温暖化と、気候の変動が約1500年周期で起きているという科学的認識に基づけば、歴史の大変動も理解できます。
 ちなみにこの気候変動の理由は、太陽の活動の周期と地球と太陽の距離の変化の周期が重なっておこったものです。

それだけ気候の変動が人類の歴史に影響したのでしたら,
歴史の教科書もそのことにもっと触れてほしいものですね。

肥沼さんへ

>それだけ気候の変動が人類の歴史に影響したのでしたら, 歴史の教科書もそのことにもっと触れてほしいものですね。

 いや、そもそも、歴史学者が、歴史的出来事と気候変動の関係に気が付いていない。ネットで民族移動について検索してごらんなさい。
 7から9世紀に洋の東西でほぼ同時におきた民族大移動。
 そもそも東西でほぼ同時という視点すら歴史学者にはないのです。多くの歴史学者は自分の専門領域しか知らない。少し専門外になるとど素人です。学者の多くは。
 民族大移動だけではなく、多くの歴史的事件には気候変動が関わっています。
 たとえばフランス大革命とその直前の冷害の頻発。
 江戸時代の三大改革と冷害や飢饉の関係。
 さらに平家打倒の武士の蜂起と打ち続く冷害などなど・・・・。

 気候変動にはいろんな周期があります。
 一番大きいのは氷河期の間隔。数万年単位。
 その次が今問題になっている1500年周期の温暖期と寒冷期。
 その次には、日本で顕著ですが、70年前後で出てくる異常気象。江戸時代以前の飢饉はこれ。
 その次は、40年周期で起きる温暖期と寒冷期。
 もっとも短い周期は、太陽の活動周期(=黒点の増減周期。黒点多い=活動期、黒点少ない=鎮静期)に沿ったもので、6年~7年の周期で温度が高くなったり低くなったりる。
 この太陽黒点の増減の周期にほぼ同調しているのが、景気変動。温度の高下が作物の出来に大いに関係するし、温度の高下で人間が着物や暖房冷房などを変えるから、商品の売れ行きにも関わってくる。

 そして、黒点周期以外の、40年前後・70年前後・1500年・数万年の周期も、多くは黒点周期=太陽の活動周期の倍数だということもほぼわかっています。
 40年周期はほぼ6倍。70年周期はほぼ10から11倍。1500年周期はほぼ200倍。
 1500年周期の気候変動は、太陽の活動の増減周期と地球と太陽の距離の変化(地球軌道は楕円形だから距離が変化するし、地球の自転軸そのものが少し傾いているし、しかも傾きも周期的に変化するので、太陽と地球の距離が周期的に変化する)が複雑に組み合わさったものだと言われています。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
気候変動にはいろんな周期があります。
 一番大きいのは氷河期の間隔。数万年単位。
 その次が今問題になっている1500年周期の温暖期と寒冷期。
 その次には、日本で顕著ですが、70年前後で出てくる異常気象。江戸時代以前の飢饉はこれ。
 その次は、40年周期で起きる温暖期と寒冷期。
 もっとも短い周期は、太陽の活動周期(=黒点の増減周期。黒点多い=活動期、黒点少ない=鎮静期)に沿ったもので、6年~7年の周期で温度が高くなったり低くなったりる。
 この太陽黒点の増減の周期にほぼ同調しているのが、景気変動。温度の高下が作物の出来に大いに関係するし、温度の高下で人間が着物や暖房冷房などを変えるから、商品の売れ行きにも関わってくる。
 そして、黒点周期以外の、40年前後・70年前後・1500年・数万年の周期も、多くは黒点周期=太陽の活動周期の倍数だということもほぼわかっています。
 40年周期はほぼ6倍。70年周期はほぼ10から11倍。1500年周期はほぼ200倍。
 1500年周期の気候変動は、太陽の活動の増減周期と地球と太陽の距離の変化(地球軌道は楕円形だから距離が変化するし、地球の自転軸そのものが少し傾いているし、しかも傾きも周期的に変化するので、太陽と地球の距離が周期的に変化する)が複雑に組み合わさったものだと言われています。

〉 詳しい説明をありがとうございます。
つまり人間は「気候変動の周期」の中で,法則的に動いているということですね。
優れた個人や最悪の個人を歴史教科書では取り上げやすい訳ですが,
それを越えて遥かに影響が大きいのが自然法則だと・・・。

>優れた個人や最悪の個人を歴史教科書では取り上げやすい訳ですが,
それを越えて遥かに影響が大きいのが自然法則だと・・・。

 その通りです。
 人類の歴史は、英雄や豪傑によってつくられたわけではありません。
 一番大きな要因は自然の法則的変化。
 二番目は、自然に規定されてはいますが、人間が作った社会の仕組みとその法則的変化。
 三番目が、人間のなせるわざです。

 人のなせるわざが歴史を動かすには、一番目の要因と二番目の要因に沿った動きをしたばあいだけです。この二つの要因に逆らった動きは歴史を動かしません。
 これはどんな英雄・豪傑であってもそうです。
 人のなせる業の中でもっとも大きな役割をするのは、英雄・豪傑や政治家や芸術家ではなく、名もない人々のそれです。
 人の社会で役立っているさまざまな技術や道具。その多くはそれを「発明」した人の名が伝わりません。これだけではなく、社会のそれぞれの時期の雰囲気を形成するのは、名もない庶民。名もない庶民の日々の営みが歴史をつくります。
 でもこれは微細な動きなので、その動きの過程、つまり現代ではわかりません。日々の営みを行っている人には、自分の動きがどう歴史を形成しているかはわかりません。
 わかるのは、数十年単位で歴史を社会の動きを通じてみて行ったときにわかるのです。
 現代は日本も世界の国々も、ニュースで見る限りではとても酷い時代に見えます。
 自国の利益にしか目につかない政治指導者とそれをヒステリックに支持する国民。
でも日本の安倍やアメリカのトランプを支持する国民は、どちらも有権者の20%を切っています。大部分の国民が支持しない指導者が国を動かしめちゃくちゃに。
 これは日本やアメリカだけではなく、多くの国で同じ現象が起きています。
 大部分の名もない人は現政権を支持していない。でもこれに代わるものが見えず、どうしたら良い国にできるかわからないから、大部分の名もなき良識的判断のできる人の意見が政治を動かせない状況が起きている。
 世界各地で紛争があいつぎ、日本は紛争こそないが、庶民の暮らしを無視した政治がずっと続いています。9月10月と続いた大雨台風による被害は、自然災害のように見えて、長い間堤防が決壊しないようにする措置を怠りダムばかり作って無駄なところにお金を使ってきた政治に原因がある人災です。
 堤防を水が越えても壊れない堤防はすでに考案され一部で施行されていたのに、それがダム行政反対運動の根拠に使われるや、時の政府は水が堤防を越えても壊れない堤防を作る技術があることを無視してこれを国としてはやらないこととし、ダム建設にまい進したのです。
 しかしこれは一部の専門家しか知らなかったこと。
 でも現代はネット社会です。
 この専門家しか知らない事実が、ネットで暴露された。
 今後国の責任が追及されることは必然です。もっともどこまで追求できるかは、国民の政治的自覚次第です。裁判ではらちがあきません。司法は政治が操作していますから。
 国民が健全な判断を国政選挙でして、国民の命や暮らしよりも、巨大会社の利益追求を援助することにしか目がない政党から、政権を奪い取らない限り、国の責任が問われることはないです。
 これが福島原発事故が国の無謀な原子力政策に起因していたのに、いまだに責任追及され無いことと同じです。
 でも日々ネット社会で、原発政策のおかしさは暴かれています。
 情報としては、真実がどんどん明らかになっている。ずっと昔より進歩している。
 でもこれを理解している国民が少ない。
 だから社会は長い目で見れば良い方向に行っているのに、短期間でみると、悪いところばかり目立つ。
 本当に数十年とか数百年の単位で見ないと、歴史の進歩は見えません。そしてその進歩に寄与した名もない人たちの動きも、この長い単位ではないと見えないのです。
 自然の法則的変化が、数十年とか数百年とか数千年の単位でしか見えないのと同じですね。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉 人類の歴史は、英雄や豪傑によってつくられたわけではありません。
 一番大きな要因は自然の法則的変化。
 二番目は、自然に規定されてはいますが、人間が作った社会の仕組みとその法則的変化。
 三番目が、人間のなせるわざです。

歴史教科書では,三番目が大きく扱われがちですね。

〉 人のなせるわざが歴史を動かすには、一番目の要因と二番目の要因に沿った動きをしたばあいだけです。この二つの要因に逆らった動きは歴史を動かしません。
 これはどんな英雄・豪傑であってもそうです。
 人のなせる業の中でもっとも大きな役割をするのは、英雄・豪傑や政治家や芸術家ではなく、名もない人々のそれです。

そこらへんがなかなか難しいところで,
「名もない人々」は,自身ではそれを意識していないのが普通ですから。

〉 だから社会は長い目で見れば良い方向に行っているのに、短期間でみると、悪いところばかり目立つ。
 本当に数十年とか数百年の単位で見ないと、歴史の進歩は見えません。そしてその進歩に寄与した名もない人たちの動きも、この長い単位ではないと見えないのです。
 自然の法則的変化が、数十年とか数百年とか数千年の単位でしか見えないのと同じですね。

仮説実験授業の社会の科学の授業書や『たのしい授業』誌では,長期統計を重視します。
昨今の「高齢者の自動車事故」も,以前の「学力低下」や「青少年の凶悪化」も,
長期統計グラフで見たらまったく間違った解釈をしていたことが判明しました。
人類の歴史は短期間には変化しないように見えますが,
「名もなき人たち」によって確実に良い方向に進むと信じて
日々の努力を積み重ねていくことが大切なのかと思います。

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