« ユリが8輪に増えました | トップページ | 楽天が投打が噛み合い34勝目 »

2019年6月13日 (木)

千恵さんの続・カナダ報告(2)~「カナダでの結婚」編

千恵さんから,待望の「カナダ報告」が届きました。ありがとうございます!😃

日本と外国ではいろいろなことが違うようですが,結婚についてもそうらしい。

日本では「同性婚」については認められていませんが,カナダでは認められている。

そのあたりを頭に置いて読んでいただけるといいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

肥沼先生

お元気ですか?

もう梅雨入りですね。

前回の報告からお時間空いてしまいましたが、また報告を送らせていただきます。

 

以前にもご報告しているかと思いますが、私は日本に帰国する前は、

カナダのアルバータ州のレジストリーオフィスで働いていました。

仕事の内容は日本の自治体の市民課()のような内容かと思います。

各種証明書や免許等の発行、ビジネスの登録などを行っています。

 

今回は取り分け、結婚の手続きに関して私の経験したことや知っていることを報告させて頂きます。

規定に関しては州ごとによって異なるようなので、私が在職していた時点の

アルバータ州のものとなります。

 

アルバータ州で結婚するとなった場合の手続きに関して。

結婚予定日から90日を切った日から、結婚当日までに、結婚を希望する当人揃って

レジストリーオフィスに行き、結婚免許を発行してもらう必要があります。

初婚同士であれば煩雑な手続きは必要ありませんが、離婚歴がある場合は離婚が成立した場所の

裁判所が発行した離婚の証明書原本か、それと同等の書類を用意する必要があります。

 

海外で離婚していて、外国語の書面だったりすると、承認されている翻訳者の英訳をつけたり、

その英訳の公証をが必要だったり、煩雑になります。

お互いの出生地の情報や、両親の情報などを伝えて、結婚免許を発行してもらいます。

 

実際の結婚をするには、この免許に、当人、証人二人とマリッジコミッショナーという、

結婚免許に公証する資格をもった人の署名が必要になります。

この部分、通常は挙式をする際に行うことが多いようです。

が、場所さえ確保できればどこでも出来るようで、私の知人のなかには、

自宅玄関で署名したというケースもあります。

 

この署名済みの免許を、マリッジコミッショナーが政府の担当部署に送り、

政府のシステムに登録されると言うシステムです。

婚姻日は署名した日になります。

システムに登録されるまでは通常10日くらいかかるようです。

結婚を証明するには、結婚証明書が必要です。

 

システムに登録されると、何時でもレジストリーオフィスで注文できるのですが、

日本の戸籍謄本等と比べるとなかなか高額です。

結婚免許はだいたい9000円くらい、結婚証明書は4000千円から8000円します。

郵送での受け取りを希望すると4000円くらいですが、途中紛失にあったり、

郵便局のストライキなどがよくあり届かないこともまちまちで、

 

レジストリーオフィスで受け取りを希望すると、政府の印刷する場所まで、

人を派遣して書面を取りに行き、レジストリーオフィスまでもってくることになるので

8000円ほどかかるようです。

 

名字を変更する場合はこの結婚証明書をもって、各種身分証明書の表記を変更します。

特に指定された変更期間はなく、極端な話、結婚してから何年も経ってから変更しにくる方もいます。

変更の仕方も、パートナーの名字に変更することもあれば、

自分の名字とパートナーの名字をハイフンやスペースを用いて繋げたりすることも可能です。

 

私は日本国籍なので、日本にも結婚の届け出をする必要がありました。

発行から3ヶ月以内の戸籍謄本と、カナダの政府によって発行された結婚証明書をもって、

在カナダの日本領事館で婚姻から3ヶ月以内(だったと思います)に届け出ました。

 

知人から、外国人と結婚した場合は日本でも夫婦別姓が可能で、もし相手方の名字にしてしまうと、

新しく戸籍を作る必要があり、大使館でもそうであると聞いたので、私は名字は変えませんでした。

もし、変更する場合は6ヶ月以内の届け出が必要で、それ以降の変更は

家庭裁判所に申請して承認される必要があるそうです。

なので、私が今から変えるとなるとこちらの方法をとらざるを得ません。

 

市役所で戸籍謄本を確認したら、結婚をした時点で私は実家の戸籍から除籍扱いになっていて、

問い合わせたところ、名字を変える変えないに関わらず、

結婚すると新しい戸籍となるとのことだったので、名字を変えていても変わらなかったようです。

 

余談ですが、カナダでは同性同士の婚姻も認められていて、私が働いている間も何件も対応しました。

これは、私が帰国してからレジストリーオフィスの同僚からきいたのですが、

その後アルバータ州ではトランスジェンダーの方たちを尊重するため、

身分証明書に男、女に追加して中間性という性別がもうけられたそうです。

本当に人権を尊重する国だと改めて思いました。

 

また次回猫の移動に関してはご報告いたします。

千恵

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

千恵さん,どうもありがとう。

カナダでの結婚事情がよくわかりました。

次回の猫の話も楽しみにしています。

 

PS 我が家にも,「野良」と「良野」の2匹が出入りしています。

カナダにも「地域猫」というのはいるのでしょうか?

 

 

 

 

« ユリが8輪に増えました | トップページ | 楽天が投打が噛み合い34勝目 »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« ユリが8輪に増えました | トップページ | 楽天が投打が噛み合い34勝目 »

2022年5月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ