オープンエンドでいいのかな?
最終的に「方位の考古学」の提唱まで持って行きたい新ガリ本ですが,
あまり力が入り過ぎた投手が速い球を投げられず,
また力んだ打者が遠くへ球を飛ばせられなくなることに鑑み,
自然体でオープンエンドなものがいい気がしてきた。
ということで,構成を大きく3部に分けてみる。
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1.古田武彦氏の「九州王朝説」を知っていますか?
(1)『「邪馬台国」はなかった』の紹介から,海外史書から古代日本をみる視点・・・「邪馬壹国」と「邪馬台国」
(2)『失われた九州王朝』から古代日本をみる視点・・・「九州王朝はいつからいつまで続いたか」「九州年号」「倭の五王」
(3)『盗まれた神話』から古代日本をみる視点・・・教科書では併記される「古事記」と「日本書紀」の比較研究
2.これまでの私の研究
(1)授業プラン「〈邪馬台国〉はどこだ!」・・・考古出土物の分布図から「邪馬台国」のありかを探る。1992年作成
(2)二倍年暦の実例になるか?~滝沢馬琴の「玄同方言」に登場する高齢一族・・・「多元」2001年・2月
(3)房総半島から八丈島が見えた!・・・「多元」2007年・1月
(4)古代日本ハイウェーは,九州王朝が作った軍用道路か?・・・「古田史学会報」2012年・2月→『発見された倭京』2018年
(5)九州王朝は,駅鈴も作ったか?・・・『発見された倭京~太宰府都城と官道』2018年
3.現在進行形の私の研究
(1)多元的「国分寺」「国府」研究(「国分寺建立の詔」を読んだことがありますか?「国分寺」はなかった!)・・・川瀬さん山田さんと
(2)「方位の考古学」の提唱(焚書にも放火にも滅亡にも耐えて,証拠は地下に残る。東偏・西偏・正方位の意味)・・・川瀬さんと
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こんな感じで,50~100ページのガリ本が作れないかなと思っている。
部数も多くして,すぐ残部がなくなることのないようにしたいし,古代史セミナーでも頒布したい。
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一気に第2ラウンドの充実した内容で成果が表れてきましたね。
地域デビューも豊かなものになっていますね。
さすがに肥さん素晴らしいことですね。
投稿: 翔空 | 2019年6月 3日 (月) 06:45
翔空さんへ
コメントありがとうございます。
これまで蓄積したものをアウトプットしつつ,
日常の努力も続けていきたいです。
これからも「夢ブログ」を通した応援を
よろしくお願いします。
投稿: 肥さん | 2019年6月 3日 (月) 07:24
多元的国分寺研究は、私とだけではなく、山田さんをお忘れなく。あれは私と山田さんが議論して進めたものですよ。
投稿: 川瀬 | 2019年6月 3日 (月) 12:58
川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
その通りです。
いま手を引かれているので,書きませんでした。
さっそく補います。
投稿: 肥さん | 2019年6月 4日 (火) 04:50