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2019年6月 1日 (土)

茨木のり子の「六月」という詩

子どもの頃は,六月と言えば梅雨で,

しとしと降る雨にため息をついたものだった。

大人になると,それはなくなったが,

今度は「空(から)梅雨」という,

梅雨なんだか梅雨じゃないんだかはっきりしろ!

という気候の変化。(おそらく温帯→熱帯に)

でも,教員になってこの茨城のり子の「六月」という詩を

生徒たちに紹介する喜びの季節にもなった。

毎年この「六月」を学級通信で,今は「夢ブログ」で紹介し,

自らの気分を盛り立てています。

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六月     茨木のり子

 

どこかに美しい村はないか

一日の仕事の終わりには一杯の黒ビール

鍬を立てかけ 籠をおき

男も女も大きなジョッキをかたむける

どこかに美しい街はないか

食べられる実をつけた街路樹が

どこまでも続き すみれいろした夕暮れは

若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

どこかに美しい人と人の力はないか

同じ時代をともに生きる

したしさとおかしさとそうして怒りが

鋭い力となって たちあらわれる

 

 

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