平曲の会 3/10
昨日は隔月で行われている川瀬さんの平曲の会の日だった。
今回で7回目(うち私は6回出席)。今回も3人の「少数精鋭」だった。
(1) 「二代后」(1ー7)・・・天下第一の美人・藤原多子(まさるこ)が2人の天皇の后となることをめぐる悲劇。
「こんなことなら,あの時出家をしていれば・・・」
(2) 「額打論」(1ー8)・・・東大寺・興福寺・延暦寺・園城寺の序列。これを延暦寺が破り,興福寺がけんかを買う。
動乱を予感させるお話。ちなみに川瀬さんの好きな句だそうです。文学より歴史が?
「額打論」の延長で,いろいろな裏話も聞けた。
(これは聞きに行った人だけの特権なので,省略します)
また,平曲をやる方は音感もいいと思っていたら,そうでもないとのこと。
さらに,名演奏のできる人と教え方がうまい人は別ということも。
(よくスポーツで,「名選手は必ずしも名監督ではない」というのと似ているかも)
4月21日(日)に両国で,何人かの語りを聞けるそうです。
川瀬さんはその一番手。
ぜひ免許皆伝者の顔を青ざめさせる語りを期待しています。
特別な用が入らない限り行きたいと思います。(o^-^o)
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肥沼さんへ
平曲会のご紹介ありがとうございます。また裏話をカットして頂きご配慮ありがとうございます。あれを知っているのは当事者だけで本当は外部に漏らすべきことではないのですが、うっかり「額打論」にまつわる思い出話をしてしまいました。
4月の会。チラシが手に入ったらお送りします。概要は以下のとおり。
第10回 一ツ目弁天平曲会
4月21日(日) 開場13時開演13:30〜
(前座の荒井の語りは12:30〜13:05予定)
江島杉山神社 本殿にて(当道座の総録屋敷跡地)
JR両国駅 西口より一の橋方面へ、徒歩8分
参会費は2500円です。茶菓付
句組 ・配布資料あり
0.荒井今日子 竹生島詣
1.川瀬健一 額打論
2.入澤美恵子 伊豆院宣(抜粋)
3.鈴木孝庸 内侍所都入(抜粋)
4.入澤さん指導による、唱和 桜の中音
入澤さんは故館山甲午師に直に習った方で、甲午師直弟子の故後藤光樹師から免許皆伝を受けたかた。
鈴木さんは、甲午師直弟子の故橋本敏江師に習ったかたで、甲午師子息宣昭師から免許皆伝を受けたかた。
荒井さんは、鈴木さんの弟子で、ただ今平曲を教習中です(一ツ目弁天平曲会代表)。
会場への行き方は「江島杉山社」で検索して頂ければそのサイトに繋がり、そこに地図が表示されています。
投稿: 川瀬 | 2019年3月11日 (月) 12:38
川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
本当は「裏話が聞けた」ということも内緒なのかもしれませんが,
平曲の会の宣伝とも思い書かせていただきました。
やはり感情を持った人間の所業なので,いろいろありますね。
4月の会も楽しみにしています。(o^-^o)
投稿: 肥さん | 2019年3月11日 (月) 14:35