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2019年2月28日 (木)

「裸の王様」の原作

「裸の王様と国分寺建立の詔」という題で書こうとしたら,
ウィキペディア「裸の王様」に面白いことが書いてあったので,
それで一話書くことにする。

アンデルセンが書いた「裸の王様」は有名な話で,
知っている人が少なくないと思う。(若い人は知らないかも)
いかさま職人が「見えないマント」を縫い王様をだますが,
それを一人の子どもが素直に,「王様は裸だ。裸の王様だ」と言い,
真実を見破るというなかなか痛快な話だ。

実は,これには原作があって,アンデルセンはそれを用いて,
わかりやすい形で現代風にアレンジしたという感じだろうか。

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原作と翻案との違い(ウィキペディアに掲載の表)

原話と物語の大枠は変わっていないが、元の話では、「馬鹿の目には見えない布地」ではなく、
「姦通から生まれた者には見えない布地」であり、
「王さまは裸だ」と真実を告げるのは、子供ではなく馬丁の黒人である。
一橋大学附属図書館が公開している『アンデルセンと「裸の王様」』によると主な違いは以下のようになる。

【原作と翻案との違い】

フアン・マヌエル(1335年)『ルカノール伯爵』         アンデルセン(1837年)『童話集』

題名 「ある王といかさま機織り師たちに起こったこと」   「皇帝の新しい服 」

主人公            王                   皇帝
主人公の関心事      王室の財産を増大させること   美しい新しい着物
詐欺師の人数       3人                   2人
誰に見えない衣裳か   父親の実の子ではない者     自分の地位にふさわしくない者や、手におえないばか者
真実を告げる者      王の馬丁をしていた黒人      1人の小さな子供

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ウィキペディア「裸の王様」

https://ja.wikipedia.org/wiki/裸の王様

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