『記紀神話の真実』読了
上記の本を読了した。
古田氏の本を読んだ時のような刺激があったが,
最近は少しは多元的な思考法に慣れているので,
当時ほどは「混線」はしなかった。
ご質問のあった河村日下さんの「当該漢字第一音採用法」を,
この本を読むかどうかは別にして,私なりにまとめておく。
【人名の例】 大穴持→大オオ・穴ツ・持チ→オオツチ(大蛇)・・・天の下造りしし大穴持(大蛇)
【地名の例】 伊予之二名国→伊予国は●盟島しめいじま(四国の盟主とする島)の意味。
●=屋から「至」を取ったもの。なのでトップに書いてある。
九州だと筑紫国にあたり,あちらは白日別(北陸の白■ハクヒの分家の意味)。■=昨の「日」を「口」へ
四国は,伊予をリーダーに,讃岐・・・岬の多い国,土佐国・・・(北陸系の分家),徳島・・・阿蛇アハ・・・蛇の島。
« 今年は「記念硬貨」ラッシュ!? | トップページ | 新々アパートの契約が続々進む! »
「古田史学」カテゴリの記事
- やはり入手しておくか(2021.01.22)
- 新田郡庁跡と泉官衙遺跡の時期の比較(2021.01.20)
- 日本最大の大きさの「新田郡衙遺跡」(2021.01.18)
- 郡山遺跡Ⅱ期と多賀城Ⅱ期の「石敷き」(2021.01.18)
- 新田郡衙遺跡の「5段階」の変遷(2021.01.18)
肥沼さんへ
私が質問したことは「「当該漢字第一音採用法」の「第一音」とは何かです。
たとえば大穴持。
「大」は音では「ダイ」「ダ」「タイ」「タ」。前二者が呉音で後ろ二者が漢音。なぜここを音ではなくて訓で読むのか。これを「オオ」と訓で読んだのなら次の字もその次の字も訓で読むべき。
「穴」は音ではケツだけ。どうしてこれを「ツ」と読むのか。
「持」は音では「ジ」(呉音)「ヂ」(漢音9)。なのになせ「チ」と読むのか。
河村氏の読みはあまりに恣意的です。次の「伊予之二名国」を「いよの しめいじま」と読むに至っては根拠すらわかりません。
彼の読みは学問的ではなく恣意的です。頭から信用してはいけなk。
投稿: 川瀬 | 2019年2月21日 (木) 13:50
川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
残念でした。
きっと私の読み方が悪いのだと思います。
実際に本に当たってみて下さい。
投稿: 肥さん | 2019年2月22日 (金) 04:06
この男(河村)の読みなるものは、学問的とか恣意的とかいうレベルでなく、妄想と評すべきものでしょう。こんな書を読んでも得るべきものは何もないと思いますが…。
こんな男に「真実」という言葉は使って欲しくない。
それにこの男の別な本の『「邪馬台国」論争は…』というタイトルは先生の言葉の盗用ですよね。
厚かましいのにも程があります。
投稿: あじすき | 2019年3月 3日 (日) 10:34
あじすきさんへ
コメントありがとうございます。
今「読書中」ですので,よろしくお願いします。
内容については,私の紹介の仕方が悪かったのかもしれません。
投稿: 肥さん | 2019年3月 3日 (日) 11:00