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2019年2月14日 (木)

榛沢遺跡(埼玉県岡部市)について

先日の幡羅官衙遺跡(埼玉県深谷市)よりもう少し北の岡部市に,
榛沢郡家(はんざわぐうけ)と呼ばれる官衙施設がある。
こちらは30年ほど前に発掘され,復元施設もできている。
その中心は中宿倉庫群で,幡羅官衙遺跡は埋め戻されて見学できないが,
こちらは「道の駅おかべ」のそばであり,JR岡部駅北1.5キロだそうなので,
近いうちに行ってみたいと思っている。(古代蓮の池もあるらしい)

榛沢郡家

http://www.ohoka-inst.com/hanzawa22.pdf#search=%27%E6%A6%9B%E6%B2%A2%E9%81%BA%E8%B7%A1%27

評衙跡はないのかなあ,とページをめくっていったら,
点線で描かれていました。これも「東偏」でいいですかね。

Img_0567

Img_0568

おまけに,評寺としての岡寺も拡大すると,初期の基壇が「東偏」です。

Img_0569

つまり,幡羅官衙遺跡と同じで,九州王朝によって東偏の評衙政庁と倉庫群と評寺が作られ,
近畿王朝に政権が変わってからは場所を移動し,正方位にし,
サイズアップして郡衙政庁と大型倉庫と郡寺を作ったということである。
幡羅官衙遺跡と榛沢(中宿倉庫群)遺跡は「兄弟遺跡」と言えると思う。
ここにも,二つの王朝の変遷が刻まれていた。

※ 江口さんの『古代官衙』(ニューサイエンス社)には,
ごていねいに中里遺跡の倉庫の写真もありました。(^-^;

Img_0570


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