« 「ヒーロー扱い、父は嫌った」-アポロ11号船長の次男 | トップページ | 「天覧山」の新酒 »

2019年2月 6日 (水)

スサノオの二面性

河村日下著『記紀神話の真実』(ミネルヴァ書房)の読書が続いているが,
昨日読んだところの話を紹介しよう。

出雲神話にはスサノオが登場し,英雄的な働き(八岐大蛇の退治)をする一方,
高天原での乱暴狼藉(とても書くにしのびない)は言語道断である。
このスサノオの二面性がなかなか理解できないところだ。
皆さんは,いかがでしょうか?
これを河村氏は,こう解いた。

(1) 自分たちの支配者であった古志(越)国に対する「独立戦争」のヒーローとしてのスサノオ(〇)

(2) 九州王朝にとっては,許しがたい支配者(出雲・因幡)としてのスサノオ(×)

つまり,支配した順番で言うと,①古志(越)→②出雲・因幡→➂九州王朝→④近畿王朝ということになり,
②の人物であるスサノオは,①から独立した時点では②の「ヒーロー」であり,
その後に支配者になった時点では,➂にとっては許しがたい支配者に映る,ということらしい。

確かにスサノオの二面性について,そう考えるとわかりやすい。


« 「ヒーロー扱い、父は嫌った」-アポロ11号船長の次男 | トップページ | 「天覧山」の新酒 »

古田史学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「ヒーロー扱い、父は嫌った」-アポロ11号船長の次男 | トップページ | 「天覧山」の新酒 »

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ