越と出雲の歴史は,「神代」に封印
河村日下著『記紀神話の真実』(ミネルヴァ書房)の読書が続いているが,
昨日まで読んだところの話を紹介しよう。今「国譲り」まで来た。
・日本書紀では,越と出雲の話題は「神代」にまとめられ,不問にされている。
・基本的には,近畿に都合の合う話(九州王朝も同じ)だけを取り入れている。
・由来のはっきりしない荒神は越の関係か。
・出雲風土記に描かれている「防衛体制」は,いつ頃からのものか。
・漢文風読み下し法では,歴史の真実はわからない。原文で読む。
(河村さんの場合は,「当該漢字第一音採用法」で読み解いていく)
それにしても,蛇に関する古語が多いこと。
やはり蛇の持つ力は,古代人に相当強烈に焼き付いていたらしい。
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