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2018年12月16日 (日)

ややこしい「全遺跡調査」

全遺跡の「方位」を調べているのだが,
発掘調査報告書の書き方が統一されていないので,
けっこう苦戦している。

(1) 北がどこか?

「地図の上が北」というのは,一応言えるのだが,
その北が「真北」なのか「磁北」なのかという厄介な問題がある。
それも,ただ矢印があるから「真北」と判断すると,
「昔は磁北を北と書くのがフツーだった」という次の関門がある。
その関門も年度が1990年代のどこに境目があるのか,
その報告書によってまちまち(後半の場合もあるし,前半の場合もある)。
ТN・・・真北,МN・・・磁北,では,GNは?

(2) 方眼の意味にも複数の場合がある

方眼に乗っているから,東西南北とみていいか,
それとも発掘のための基礎の線(方位は別に書かれていたりする)だったり,
よく観察しないと見誤る。

(3) その遺跡の一部しか発掘できないのが通例

寺の伽藍配置が出そろっていると助かるが,なかなか遺跡全体の発掘はない。
特に私たちがやりたいのは「〇〇廃寺」のようなものが少なくないので,
そこから方位を導き出すのはなかなか大変だ。

(4) 自分でサイトに載せる作業の後で判断するので,集中力が落ちてしまう

実は,「その図面をコピーして貼り付ける」というのが一番楽なのだが,
それをすると,後で画面の拡大ができなくなる。
なので,めんどうでも1回「名前を付けて保存」という作業が入る。
そのため,私のただでさえ乏しい集中力がそがれてしまうという問題も。

まあ,いっぱい愚痴を書き連ねましたが,
たまには「全部判定通り」という回もあるので,
それを期待して毎日作業している次第です。(^-^;

多元的「国分寺」研究サイト

http://koesan21.cocolog-nifty.com/kokubunji/


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古田史学」カテゴリの記事

コメント

肥沼さんへ

>「地図の上が北」というのは,一応言えるのだが
 とはいえません。特に遺跡図では、一枚の紙に収まりやすく掲載する関係で、上を北にするのではなくて、さまざまな方向が北になります。
 地図の上が北という{原則」が当てはまるのが、遺跡位置図とか調査区位置図です。遺構を示した地図の場合はさまざま。

>ТN・・・真北,МN・・・磁北,では,GNは?
 grid north。方眼北です。わずかに真北とずれます。

>(4) 自分でサイトに載せる作業の後で判断するので,集中力が落ちてしまう

 では画像を保存するまえに、一つ一つの遺跡の方位の判断を「メモ帳」に記録しておいたらどうでしょうか。
 遺跡名・方位・方位を判断した理由。
 これが作られていれば、画像を保存しアップする時間を経ても判断が鈍ることはないと思います。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

書いていただいたことが実現できるよう,
少しずつ向上していきたいと思います。

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