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2018年9月21日 (金)

奈良県の「東偏遺跡」の調査

奈良県(大和)の遺跡の調査を始めた。
「大和にも国府寺・国府尼寺は当然置かれただろうから,
東偏の痕跡はたぶんあるだろう。その先どう考えるか」と思って,
荒く全135の古代寺院編を奈良文化財研究所のデータベースでチェックしていった。

135遺跡のうち,東偏が確認出来たものは「14件」だった。
その約半数に「廃寺」の名前が付けられ,発掘しなければ東偏とはわからないものだった。

その中で,大御輪寺(桜井市)と木之本廃寺(橿原市)が興味を引いた。
なんと,7世紀には東偏だったものが,8世紀(または藤原京建設)を機に,
正方位に建て替えられているという内容だった。

(1) 大御輪寺

Dscn3543

(2) 木之本廃寺

Dscn3542

これって,ONライン(7世紀までは九州王朝が主権者。8世紀以降大和大朝が主権者)的変化!?

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コメント

肥沼さんへ

 奈良県の古代寺院調査お疲れ様でした。
 東偏建物が14件でましたか。
 「木之本廃寺」は藤原京の条坊の一部。藤原京が作られる前に東偏の建物があったということですね。そして藤原京は正方位で建てられた。
 大御輪寺は大神寺ともいい、大神神社の神宮寺。
 ここも大和における中枢地帯です。

 他の12件も提示していただけるとありがたいです。地域分布が分りますので。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

〉  他の12件も提示していただけるとありがたいです。地域分布が分りますので。

了解いたしました。
本日の午後の仕事として,別項で略地図を載せたいと思います。

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