サボテンの花 6/19
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こんにちわ(^-^)/
同期会でお会いしてから、まだ数日しか経っていないのに、何だか、かなり、前の事のような気がします。
サボテンの花の問題ですが、答えは、ありますか?私は「イ」だと、思うのですが。
サボテンは、植物の中でもずば抜けてか人の心が解ると、聞いた事があります。しかも、とても頭が良いとも。
勿論サボテンから私優秀なんです、とか聞いた事はありませんがσ(^_^;)
サボテン同士、相談出来そう、と、思います。
答えがちゃんとあると良いなぁ。
投稿: カズ | 2018年6月21日 (木) 18:02
カズさんへ
コメントありがとうございます。
同じ日に咲き,翌日にはしぼんでいる。
本当に不思議なものです。
ただ,桜などでも地域ごとにほぼ同じ時期に咲きますから
(「桜前線」という言葉がありますよね),
アのようにも思えます。
誰かサボテンのことに詳しい方,ご教示下さ~い。(o^-^o)
投稿: 肥さん | 2018年6月22日 (金) 01:31
先生、サボテンの答え、ありがとうございました。
(^-^)/~~
我が家にサボテンの鉢植えが10個あり、条件は同じなのに、何故か1つだけ、咲かないのです。
そんな事もあり、気になってしまいました。
先生、遅くまで起きている様ですね。コレから、暑くなり、寝苦しい日も多くなりそうです。
…その前に、梅雨が明けないとσ(^_^;)
新所沢探検も、控えておりますので、身体には、気をつけて下さい。
投稿: カズ | 2018年6月23日 (土) 00:16
カズさんへ
コメントありがとうございます。
〉 新所沢探検も、控えておりますので、身体には、気をつけて下さい。
そうですよね。皆さんにとっては50代の「青春」を,
私にとっては60代の「青春」を,
地元・新所沢で元気に過ごしたいものです。
私は59年のうち34年を新所沢で暮らしました。
なので,現在の東村山の22年よりはるかに長いのです。(o^-^o)
投稿: 肥さん | 2018年6月23日 (土) 00:35
肥沼さん・カズさんへ
サボテンが同時に咲いて同時に閉じる件。もしかしたら遺伝子が同じだからではないでしょうか。
サボテンの増え方増やし方を考えてください。なんとサボテンの体に小さなサボテンができて、これを地面につければすぐに根が生えてきて増える。
花の種からも増やすことができますが、たいていはこのサボテンが分岐した体を移植する方法です。
全国の桜が、同じ場所の桜はほぼ一斉に開花する件。
これは今の桜が、ソメイヨシノという同じ一本の桜の木の枝を接木によって増やしたからです。つまり全部同じ遺伝子をもった同一個体。いわゆるクローンです。クローンですから環境が同じなら同じ反応になる。
ソメイヨシノは種で増やすことができないそうな。突然変異の花のようです。
だが同じソメイヨシノで同じ場所にあっても開花時期が異なる個体があります。これは樹齢の違いだといいます。老いた個体ほど早く咲き、若い個体ほど遅く咲くと。
だからいくつもあるサボテンが同時に開花し同時に花を閉じるというのは、これらのサボテンが同じ個体から分化して作ったクローンであり、ほぼ同じ年齢だったから、こう解釈することが可能です。
だから肥沼さんのクイズの答えは、ウ:その他です。
参考までに。
そうそう追伸。サボテンの花の寿命は一日です。だから咲いた日が同じならほぼ同時にしぼむ。
投稿: 川瀬 | 2018年6月23日 (土) 14:29
川瀬さんへ
コメントありがとございます。
実は同じような白い花が5月21日(木)に9個咲いていまして,
翌日の「夢ブログ」に写真を載せてあります。
サボっていなかったサボテン
http://koesan21.cocolog-nifty.com/dream/2018/05/post-dfd7.html
ということは,5月21日に咲いた遺伝子のものと,
6月19日(火)に咲いた遺伝子のものと,
2つのサボテンがあるということになりますね。
(約1ケ月差)
投稿: 肥さん | 2018年6月23日 (土) 16:45
肥沼さんへ
遺伝子の違いではなく、年齢の違いかもしれません。
その5月の21日と6月19日とその前後の気候を考えてください。サボテンは基本的に「夏の花」です。6月19日に咲いたということは、これが通常だと思います(毎年の記録があれば正確ですが)。今週の火曜日ですよね。ちょうど梅雨真っ盛り。
5月21日はまだ梅雨入り前で、たしか真夏みたいに暑い時期だったような(お天気カレンダーで確認できるかな?)。
だとすると少し季節外れで早めに咲いた個体(グループ)と、通常の季節に咲いた個体(グループ)とがあるのだと思います。
このサボテンは我が家にもあるので、昔から何度の写真を撮っています。その記録を見ると、通常はどの時期に咲くかわかるかもしれませんが、時間があったらそのうちに確認しておきます。
投稿: 川瀬 | 2018年6月23日 (土) 17:47
川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
アナログ日記の天気欄からの推測です。
5月21日(月)・・・晴れ(前日も晴れだったが,前日は涼しかったようです)
6月19日(火)・・・曇りのち晴れ(前日は曇り。急に気温が上がり,熱中症になりかかった日です)
両日の共通点は,「前日から当日にかけての気温上昇」のように思われます。
「今日がチャンス!」でしょうか?
投稿: 肥さん | 2018年6月23日 (土) 18:56
肥沼さんへ
https://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/past/13/4410.html
の東京の過去の天気の2018年5・6月を見ると肥沼さんがおっしゃった「両日の共通点は,「前日から当日にかけての気温上昇」のように思われます。 「今日がチャンス!」でしょうか?」が確かめられますね。
5月20日:22度⇒21日:27度
6月18日:21度⇒19日:29度
どちらも急上昇です。そして5月はそれまでの「涼しい気候」(10度台)から25度以上の夏日が続いたあとの一旦涼しくなって翌日急に暑くなった日です。さらに6月もそのまま25度以上の夏日が続いた中で、6月15日からの「涼しい気候」になったあとの温度急上昇日です。
まさにサボテンは「今日がチャンス」と咲いているのですね。
たぶん温度上昇と晴天。晴天になれば虫が飛んできて花の中の蜜を吸いにやってきて、花粉を運んでくれるとちゃんと考えているのでしょうね。
でもこう考えてくると、同じ遺伝子を持った個体群同士が情報を交換して、「そろそろじゃない?」「今でしょ!」と話し合っている可能性もありますね。
この意味で先に示した肥さんのクイズの答えの中のアもイもともに正解と言えます。
投稿: 川瀬 | 2018年6月23日 (土) 22:53
川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
サボテンの話で,意外に盛り上がってしまいましたね。(笑)
実は・・・昨日も3個咲いたのです。
雨が上がって,気温が上昇したからでしょうか?
朝は咲いていなかったのですが,夕方から咲き始めました。
写真は,別項にて・・・。
投稿: 肥さん | 2018年6月24日 (日) 00:17
肥沼さんへ
スルーしようかと思いましたが、その後の展開があまりに非科学的で情緒的なので科学的に考察するとどうなるかという例としてやってみました。
ヒントは肥沼コメントの「ただ,桜などでも地域ごとにほぼ同じ時期に咲きますから」。
ここに次の事実を付け加える。
1:桜の多くはソメイヨシノである。
2:ソメイヨシノは実から育たず、枝を接木して育てる。つまり同一遺伝子のクローン体。
3:サボテンも実から育てず(実から育てることもできるが)、サボテンの体に生えた分岐体(つまりクローン)で増やす。
以上から、同時に咲くのはその個体群がクローン体だからではないかとの最初の書き込みになります。
そしてソメイヨシノも同じ場所でも少し開花期がズレル個体がある。それは年齢だという事実があるので、サボテンでも年齢の異なる個体群では、同一場所でも咲く時期がずれる可能性が指摘できる。
さらにサボテンは、一つの個体がいくつか時期をずらして咲かせるという事実もあります。
こうした事実と、それぞれの花は咲く季節が異なり、つまり気温や湿度という咲く時期の条件が異なるので、この因子を入れてみると、先に展開したようになるわけです。
また6月23日にも咲いたそうな。
ここは「急激な温度上昇」という先の肥沼さんの仮説に当てはまりませんね。前日の22日が28度で23日は23度。逆に気温が下がっている。
肥沼さんはここに、花が朝ではなく夕方に開花したという事実と、23日の朝は寒く気温が低かったが、昼ごろから晴れて来て急激に気温が上がったという事実があったので、「雨が上がって,気温が上昇したからでしょうか?」と結論づけたわけです。
自然現象は、以上のように事実を論理的に組み立てると説明可能です。
歴史は、何が事実かをまず確定しなくてはなりません。ここが自然科学と異なるところ。そして歴史学においては、事実を捕まえる基礎になるデータが史料です。したがって歴史学は、史料を踏まえその史料が示す「事実」を基礎にして、それを他の史料が示す事実と論理的に組み立てて、事実はこうだったのではないか?そうなったのはこうした原因だったのではないかと仮説を組み立てていきます(花の開花もクローンだから同時というのも仮説です)。
あとは他の史料を使ってもこの仮説が成り立つかどうかを論証する。
これが歴史学です。
では先の花が同時に咲く件。クローンだからという仮説が成り立つか?
実はこれに反する事実があります。クローンではなく実から出た異なる遺伝子をもった花でも、同一種で同じ場所にあれば、ほぼ同時に開花するという事実があります。
となるとクローンだからだけでは説明がつきません。
ここで出てくるのが、花同士が話し合って「今かな?」「今でしょ!”」とやって一斉に開花するという仮説です。
これを証明するのはまだ難しいが、最近の人間科学では、細胞同士が情報交換して連携して動いているということがわかってきて、その情報伝達は、特殊なたんぱく質であることがわかっています。
これを応用すれば、花同士もなんらかの物質を放出して、情報交換している可能性があると考えることができます。
きっと植物学者の中には、この仮説に基づいて、情報交換物質を探している人もいると思いますよ。
以上、サボテンが同時に咲くということに関わって、科学的に考えるということについて述べてみました。
投稿: 川瀬 | 2018年6月24日 (日) 14:17
川瀬さん、サボテンの遺伝子、クローンからの、桜前線。ご教示いただき、ありがうございます。
そして、答えが ウ のその他…思わず顔がほころびました。同時に心もスッキリしました。
この間も川瀬さんのコメントで間違えを正す事が出来ました。重ねて御礼申し上げます。
投稿: カズ | 2018年6月24日 (日) 18:20
川瀬さんへ
コメントありがとうございます。
写真をご覧になっても分からなかったと思いますが,
2つの鉢には3メートルほどの距離があります。
なので,こんなに距離があるのに・・・という気持ちになりました。
〉 歴史は、何が事実かをまず確定しなくてはなりません。ここが自然科学と異なるところ。そして歴史学においては、事実を捕まえる基礎になるデータが史料です。したがって歴史学は、史料を踏まえその史料が示す「事実」を基礎にして、それを他の史料が示す事実と論理的に組み立てて、事実はこうだったのではないか?そうなったのはこうした原因だったのではないかと仮説を組み立てていきます(花の開花もクローンだから同時というのも仮説です)。
あとは他の史料を使ってもこの仮説が成り立つかどうかを論証する。
これが歴史学です。
Aさんにとっては十分な史料でも,
Bさんにとっては不十分な(あるいは証明力のない)史料である
ということも出てきますね。
そうすると.史料事実と考古出土物の一致ということがやはり大切なのでしょうね。
このへんは長くなりそうなので,ここで止めておきましょう。(o^-^o)
PS 今朝はサボテンは咲いていませんでした。
ちなみに本質は,最低気温20℃ → 最高気温33℃の予報が出ています。
投稿: 肥さん | 2018年6月25日 (月) 05:56
カズさんへ
お礼なんてとんでもないです。
日常目にする自然現象の不思議を、あれこれと自然科学の智識・事実を使って読み解いていくというのはおもしろいでしょ。
本当は学校の理科の時間はこうでなくてはいけないし、社会の時間もおなじような歴史の智識・事実を使ったり、社会事象の智識・事実を使って謎を読み解いていかなければいけないのです。
じゃなければ面白くない。
僕も29年間中学校の社会科教師をやってきて、これがどれだけできたかが心残りです。
昔の卒業生が、肥沼さんの授業をはっきりと覚えていたことは驚きですし、きっと肥沼さんにとっても教師をやってきて本当に良かったと、力をもらったと思います。
今回の「同窓会」。本当に良い出会いであったと思います。
投稿: 川瀬 | 2018年6月25日 (月) 14:08