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『おちゃめに100歳!寂聴さん』

瀬尾まなほ著,光文社刊,1300円+税の
上記の本を入手した。

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私は結構前から瀬戸内寂聴のファンなのだが,
それは小説家としてのではなく,また宗教家としてのでももちろんなく,
その都度の行動家(そんな言葉があったかな?)としての存在を
興味を持っているからだ。

人は頭で考えすぎるせいか,行動が遅れて出て来る。
「そう思ったんだけど,動けなかった」ということが少なくないのだ。
ところが彼女は若干おっちょこちょいな傾向もあるが,
フツーの人とはちょっと違う発想から動けてしまうのである。
そんなところは,私も少々共通しているかもしれない。

2011年の東日本大震災の時は,圧迫骨折の身なのに東北へ向かう。
居ても立ってもいられないのだろう。
そして,その後「春の革命」でお世話してきた秘書たちが去ってしまう。
それと入れ替わるように,今回の著者のまなほさんが秘書となる。

なんと彼女は,瀬戸内寂聴の本も読んでいなかったという
ちゃきちゃきの現代っ子だったのだ。
しかし,中学生以来の経歴の中でいろいろ経験し,
友人の紹介を受けて寂庵(京都・嵯峨野の拠点)に就職する。

その顛末や寂聴との7年間のやりとりを記したのが本書で,
95歳-30歳=65歳の年の差ゆえのギャップもあり,なかなか面白い。
なるほど寂聴さんは100歳まで生きそうだ,と思えた本だった。

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