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2018年5月 2日 (水)

古代史白地図の分布図のルーツ

最近よく「夢ブログ」で登場している古代史白地図の分布図。
あるもの(瓦の形式や寺院配置等)が全国にどのように存在するのかを
分かりやすく示すのに大変役に立っている。
場合によっては,その分布図から新たな課題を見つけていただいていて,
私のやる気に火を付けていることもしばしばである。
製作者の山田さんとコメント者の川瀬さんには,感謝しております。

今朝その古代史白地図をさらに20枚コピーしようとコンビニへ向かった際,
なぜか「分布図を描く」という作業を昔よくやったという記憶が蘇ってきた。
そうだ!これは仮説実験授業研究会でお世話になった松崎重弘さんが開発した
「〇〇の名産地」(農産物等の都道府県別の生産量を白地図にドット打ちして分布を知る)であった。

松崎さんの場合は,現在の様子を知ることに主眼が置かれていたが,今は古代史である。
かつてどんなものがそこにはあったのかを出土物等の分布から知るということである。
さらに,もうそれを使って歴史の授業プランを作っていたことも思い出した。
仮説実験授業と古田史学の融合の成果=授業プラン「〈邪馬台国〉はどこだ!」である。

これは全国の弥生時代の出土物の分布を予想させ,「邪馬台国」のありかを知ろうという試みで,
(1)銅鏡,(2)青銅器の武器,(3)鉄器,(4)絹,の4つをそれぞれ,
「北九州に多い」「大和に多い」「その他」の三択で予想させるもので,
多くの小中学校で実施され,好評を得ている。ぜひあなたもやってみて下さい。

そういう経験があったので,山田さんが古代史白地図を作って下さった時,
すぐに反応し,活用できたのだと思う。

いろいろな学問の科学化を考える時,数量して見ていくことが歴史学でも大切だ。
そのささやかな,しかし確実な試みをこれからも積み上げていきたい。

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