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2018年4月11日 (水)

北極星は「移動」の4番打者だった!

よくA選手は「不動」の4番打者である!
なんて言うことがあるが,それは短期間のことで,
長い球団の歴史の中で,ある時期を4番を打っていたということだ。
100年も,200年も4番打者をしていたという訳ではない。(当たり前)

それと同じ話が,北極星にも言えるようで,
自分の無知をさらすようだが,
北極星も「不動」ではなく,
むしろ「移動」の4番打者と言えるらしい。

ウィキペディア「北極星」には,これまで4番打者だった星たち。
これから4番打者に予定されている星たちが出ていた。

ウィキペディア「北極星」

https://ja.wikipedia.org/wiki/北極星

面白いことに,ベガ(こと座α星)という星は,
紀元前1万1500年頃に一度「北極星」になっているのだが,
西暦1万3000年頃に再び「北極星」に返り咲く?とのことだ。

北極星の位置が変わることと,
古代建築が西偏したり東偏したりすることは,
大いにあるらしい。(誰か詳しい方,教えて下さい!)

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

肥さんへ

天の北極の位置が周期25,920年(通常26,000年とされる)で移動していくのは「歳差」(春分点移動、歳差運動の最大周期のもの)と呼ばれる地軸(地球の回転軸)が独楽(こま)に見られるように首振り(胡麻すり)運動をするためです。このため天の北極は、大きさ半径23.4°(地軸の黄道面に対する傾き)の円周上を上記周期で東から西へ移動していきます。

 恥ずかしい話ですが、私はこの天の北極の移動(歳差=春分点移動)を真北の移動と錯覚して記事を書いたことがあります。これに対して James Macさまからご指摘を受け、記事自体は間違いであることを注記してそのまま「反面教師」として残してあります。
 どこが間違いかといえば、天の北極がどこであれ地軸と地球(地図といってもよい)の位置関係は不変であり、磁北のように変化はしないということです。

 ところが肥さんが述べているのはある星(例えば「北極星(こぐま座αポラリス)」)を真北と信じていれば、建築物などをこの「ある星」を北としてつくれば、天の北極の移動の影響を受けるわけで、肥さんの述べている現象も生じることは確かです。
 このように考える場合の問題点は、何時頃から何時頃までの時代にどの星を“北極星(北を示す星)”としたか、ということを確定することだと思います。そして、その仮定に基づいて、現実の遺跡の方位から年代を推定して矛盾しない結果が得られれば、「磁北採用説」に対抗できる強力な仮説となるのではないでしょうか。

ご参考に、私の錯覚記事(計算は誤っていないと思います)をご紹介しておきます。

「春分点移動」と「真北の永年変化」は無関係
「春分点移動」と「真北の永年変化」の錯覚―極北の移動量の試算の失態―
http://sanmao.cocolog-nifty.com/reki/2017/09/post-6455.html

肥さんへ

>胡麻すり運動

と書いたのは「味噌すり運動」の誤りでした。
訂正ください。
最近「胡麻すり官僚」のニュースが多くてつい間違いました。

人に聞く前に自分で調べたらどうだろうか。
 ネットの辞書は便利だ。
 たとえばウィキペディアにはいろいろ問題はあれど便利な道具。

 「北極星」の項目をみると、
 天の北極に最も近い輝星を意味する。

次に「天の北極」を引いてみる。
 天の北極(てんのほっきょく)とは、地球の地軸と天球とが交わる点のうち北側のもの。北半球にいる観測者からは、すべての天体が天の北極を中心に日周運動をしているように見える。南半球からは見ることが出来ない。地球の北極点が北緯90度であるのと同様に、天の北極の場合は赤緯が+90度となる。

地球の歳差運動に伴い、天の北極の位置は黄道北極を中心にした円を描くように約25900年周期で移動しているように見える。21世紀現在、天の北極はこぐま座の中にあり、こぐま座α星が北極星として知られている。未来にはケフェウス座の中に移動する。

火星では現在の天の北極ははくちょう座付近にあたる。

※以上ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E3%81%AE%E5%8C%97%E6%A5%B5

 ここで天の北極(=北極星)が動く理由が、「地球の歳差運動」と書かれており、その周期が「約25900年」と書かれている。

 ここから「地球の歳差運動」にリンクされているからここに飛ぶ。
 地球の歳差運動。コマが首を振るように約25800年かけて自転軸が回る。
地球の自転軸も、前述のコマのすりこぎ運動のように動いている。これを地球の歳差運動という。重力のある場所におけるコマは重力の影響でそのような運動をするわけだが、勿論地球はコマのように平面上で軸に支えられているわけではないから、単純に「コマと同じ理由で」と説明するのは誤りである。地球の場合は、その形状が赤道部分がわずかに膨らんだ回転楕円体(扁球)であるため、太陽や月の重力による潮汐力によって赤道部分の膨らみを黄道面と一致させようとする方向に受けているトルクが要因である。

※以上ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%B3%E5%B7%AE

 こうやって次々とウィキペディア上をサーフィンしただけで知識はどんどん深まる。

 磁北が動くことだって、同じように辞書をサーフィンしていく。それで十分にに納得できなければさらに別の単語で検索をかけてみる。
 たとえば「磁北が動く理由」と。
 そうすると「地球の核の内部の動きが原因」と出てくる。
 ここからさらに勉強してみればよいわけだ。

 古代の建築は磁石で磁北を定めて作っているときと、太陽の南中時刻と位置を図って真北を確認して作っているときとがある。
 この磁北も真北も時代とともに動く。その周期もすでに明らかになっている。
 だから建物が磁北に従って作ったつもりでも、それは真北ではなくてそれぞれの時代で異なる角度が真北と違うので、偏る。そして真北も動くわけだから、ある時代に真北に従って作ったたてものも、のちの時代には真北向きではなくなるわけだ。

 人に聞いたことは、その時はなるほどと納得しても自分で考えて得た結論ではないから、時がたつとともに忘れる。
 自分で調べて納得して得た知識は、確実に忘れない。これが学ぶということですよ。

山田さんへ
コメントありがとうございます。

山田さんも関心を持たれたことがあるのですか。
くわしい解説をありがとうございます。

山田さんへ
コメントありがとうございます。

〉 最近「胡麻すり官僚」のニュースが多くてつい間違いました。

なるほど。(笑)

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

川瀬さんのお話を読んでいると,
私がつくづく「学ぶとはどういうことか」を知らないと思い知らされて,
言葉が出て来なくなります。

肥さんへ

>山田さんも関心を持たれたことがあるのですか。

「暦」は「天文学」の一分野(「暦部」という)ですので、
この様な知識は当然知らねばな)らない、ということです。
是非私の記事をお読みください。
肥さんの疑問に的確に答えている記事だと思います。

山田さんへ
コメントありがとうございます。

暦については関心がないわけではないのですが,
数式が出てきたりするとノーミソが閉じる仕組みが出来てまして,
これまで損をしてきたのかもしれません。
今後ともよろしくお願いいたします。

 肥沼さんのせいではありません。
 人に聞く「耳学問」をしていると、自分で考え理解して深めるということがなくなりますね。それと討論すること、異なる意見をぶつけ合うことも大事です。討論しないと覚えるだけの学習になる。
 こうした作業をしないで、教師が一方的に「正しいこと」を教え、生徒はそれを聞いて覚えるという教育しかしていないのが日本の学校ですから。
 そのまま素直に育った真面目な生徒は、学び方を知らないまま大人になってしまいます。
 学び方を知っている人は、奇跡的に学び方を教える教師に出会った人と、なんでも疑問におもって自分で調べ納得しないと収まらない「変人」と通常はみなされる人だけです。
 山田さんのお考えを読んでいて僕も、天の北極の移動と真北の移動と勘違いしていることに気が付きました。ありがとう。
 真北は動きません。動くのは天の北極と磁北。
 建物を建てるときに真北と北極星の方向が同じだと判断して建てると、時代が立つと真北からずれてしまうわけですね。これならある。そして磁石の磁北を真北と判断して建てた場合も同じことが起きる。でも太陽を測定して真北を図ったのならずれません。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

私は板倉さんの仮説実験授業や古田さんの多元史観に出会って
少しずつ「自分の頭で考える」ということを意識できるようになりました。
でも,学生時代まではそうしてこなかった(チャンスがなかった)ので,
そのつけがいまだに消えないのでしょう。
遅々たる歩みですが,今後ともよろしくお願いいたします。

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