« 駅鈴をめぐる思考の整理 | トップページ | 調(つき)神社のこと »

2017年11月26日 (日)

朝の「駅鈴」検索で「お手柄!」

なにげなく「全国の大社」にリンクしている下鴨神社を検索してみた。
すると,とんでもない記述が目に飛び込んできた!

下鴨神社について

https://ameblo.jp/ananda-light/entry-11625014006.html

「上賀茂神社の御神事では神山の磐座に行き、鈴を鳴らして御神霊を降ろすそうです。
こっちはちゃんと磐座がありますから。
その鈴とは、駅鈴というそうです。

 駅鈴  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A7%85%E9%88%B4

この駅鈴と似ているものだそうです。
現存する駅鈴が島根にあるということはもともと出雲族が使っていたものかも、なんて想像しちゃいます。
駅鈴を御神事に使ったのか、御神事の鈴を駅鈴として広く配布したのか?
昔は鈴といえばこの形態だったのか?ウィキを見ても御神事に使うものとは書かれていませんよね。
でも、河合神社の神職は確かに、「隠岐国造家の駅鈴に似ているものです。ネットで見れますよ」と言っていた。
この方は河合神社の神職なので、2回ほど上賀茂神社の御神事に参加したことがあると言っていました。」

これってビッグニュースですよね。
そこで,上賀茂神社のサイトを検索してみることにしました。
ところが期待した駅鈴についての記述は出ていませんでした。

上賀茂神社

http://kyototravel.info/%E8%B3%80%E8%8C%82%E7%A5%AD

ウィキペディア「加茂別雷神社(上賀茂神社)」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%80%E8%8C%82%E5%88%A5%E9%9B%B7%E7%A5%9E%E7%A4%BE

官幣大社鹿島神宮の「駅鈴」

https://gumroad.com/l/kUhZr#

これは「駅鈴」というより,密教の法具かな。
そういえば奈良県西吉野の「駅鈴」も三鈷鈴という密教の法具だったなあ。

« 駅鈴をめぐる思考の整理 | トップページ | 調(つき)神社のこと »

古田史学」カテゴリの記事

コメント

肥さんへ

「鐸」の起源はかなり古い(周代かな)と思います。

わが国にも、銅鐸、鈴、寺の風鐸と続きます。
これが祭礼ではなく国家権力と結びついたのが駅鈴ではないかと。
現在でも形は鐸に近いのに鈴といわれる「風鈴」が・・・。
伝統は形をかえつつ記憶に残っていくのですね。

上賀茂社で神霊を下す際に使われる鈴が駅鈴と呼ばれている。
これすごいな。実際の形を知りたい。・・・もしかして鹿島大社の駅鈴や吉野の堀家の駅鈴と同じ形なのだろうか?

鹿島大社の駅鈴の姿は、吉野の堀家につたわる駅鈴とそっくりですよ。
堀家の駅鈴の絵がある論文のアドレスを置いておきます。
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jspeconf/30/0/30_101/_pdf/-char/ja

そうそう、駅制度が廃止になって駅鈴を祭った神社がありました。
●常陸鈴之宮稲荷神社
http://www.city.ishioka.lg.jp/page/page001450.html

常陸国府が置かれた時代に,官人の交通のため駅馬や駅鈴が置かれた駅舎があった地といわれる。駅制では,官人は往来する時は駅使が鈴をならして通行した。駅制が廃絶したあと,この駅鈴を神社に奉納し,その神社が「鈴の宮」といわれている。

幕末の元治元年(1864),尊皇攘夷の旗印のもと,天狗党の田丸稲右衛門,藤田小四郎を始め,73名が勢揃いして出発した由緒ある地である。

場所 石岡市国府二丁目1番

ここに今でも奉納された駅鈴があるのでしょうかね?

もうひとつ、楕円形の駅鈴があるそうな。
●郵政博物館
 〒131-8139 東京都墨田区押上1-1-2
東京スカイツリータウン・ソラマチ9F
TEL:03-6240-4311

に「楕円駅鈴」あり。寛元五年1247年のものらしい。

山田さんへ
コメントありがとうございます。

私たちは,古代人たちの考え方について,
まだ何も知らないと言っていいのではないでしょうか。
そして,今その領域に入ろうとしている。
なんだか「素晴らしい老後」を迎えられる気がします。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

のちのち役に立つこともあるかと思い,
「駅鈴」新情報としてリンクさせていただきました。

常陸鈴之宮稲荷神社は,私が行った石岡小学校のすぐ近くですね。
もしかしたら駅鈴が,併設のふるさと歴史館に収蔵されているかもしれませんね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 駅鈴をめぐる思考の整理 | トップページ | 調(つき)神社のこと »

2020年6月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ