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2017年9月 9日 (土)

『できる男は超少食』

船瀬俊介著,主婦の友社刊,
1200円+税の上記の本を読んでいる。

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書名があまりにもきつすぎて,誤解されそうな感じだが,
「空腹こそ活力の源!」と副題にあるように,
「少食の勧め」「健康をむしばむ過食」というような
きわめてまじめな本なのである。
(これでは販売数が伸びないのだろうけれど)

コンビニの本棚に置いてあって,気になって手に取ってみたら,
私が春から夏にかけて行い,そして現在も継続している
ダイエットの内容とかなり合致するということで,紹介する。

「1日3食が健康にいい」というのは本当なのだろうか?
これは私もようやく「違う」と思えてきたので書いておこう。
私が「1日3食食べる」を実践すると,どうなるか?
なんと「ダイエットした方がいいよ」と言われるのであった。
実際自分でも重くなっているとは感じても,
「1日3食たべないと健康ではなくなる」という「強迫観念」から,
その理論的根拠も探さずに実行してきたのだった。
ナント30年以上にもわたって・・・。

この「1日3食」というのは,日本では室町から江戸時代の頃実現したらしく,
江戸の町の建設に駆り出された職人さんたちの「昼食」が原因だったらしい。
彼らは力仕事なので,当然「1日2食」では足りない。では,私たちは・・・。
逆に考えれば,「1日3食ではカロリーオーバー」ということではないのか。
それを考えてみるために私が夏休み試したのが,「1日2食」だったのだ。
これは見事に成功し,-7キロのダイエットということになった。
しかも,体調がすこぶる良いのである。
「健康に良いはずの1日3食」だと「ダイエットしろ」と言われ,
「健康に良くないはずの1日2食」の方が健康になれる。
これは,その前提の「1日3食」理論の方を疑う必要があるのではないか!

この本によると,「1日3食」を唱えたのは,ドイツのフォイトという
「近代栄養学の父」と呼ばれている人で,日本でいうと明治時代の人なのである。
(そういえば,ドイツと日本は戦前軍事同盟を組んでいたなあ)
その主張は「カロリー理論」と「肉食礼賛」ということだそうで,
彼は1日成人の必要カロリーを「約2400カロリー」と算定している。
このカロリーを満たす食事とは,1日3食とも中学校の給食を食べ続けるのに等しく,
とてもじゃないが健康とは程遠く,逆に栄養過多なものだ。(成長期の若者向き)
しかも肉食礼賛であるから,栄養のバランスの方も心配である。

私たちは,この理論の内容も確かめもせず,ただ「1日3食が健康」と呪文を唱え,
「信仰深い消費者」として,生活しているという訳だ。
そして,「ダイエットしなくちゃ」と四六時中考えながら,正反対なことをしている。

実は,この本の著者・船瀬氏は,1日1食を実践しているのだが,
ほかにも各界でパワフルに活躍している人の中に多く実践者がいるらしい。
(タモリ,ビートたけし,ジャパネットたかたの会長,元ピンクレディーの未唯さん,
片岡鶴太郎,千葉真一,星野リゾートの社長・・・。
海外では,オバマ大統領やビル・ゲイツも少食らしい)

1999年に発見されたサーチュイン遺伝子は,少食長寿のカギで,
カロリー制限により,活動がオンになるそうだ。

-7キロのダイエットの後,運動もしやすくなり,私は心身が軽くなり,
気持ちよく汗をかくとか,「おなかが空く」という感覚が蘇ってきた。
なんか若返った気がするのだ。
今は,給食のカロリーを乗り越えるため,3分の2の盛りにしている。
12月の終わりまでこれを続け,「夢ブログ」で結果を報告したい。

この本の副題をもう一度書く。「空腹こそ活力の源!」
空腹感と幸福感,なんだか音が似ているような気がするなあ。(o^-^o)

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