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2017年8月14日 (月)

古事記と日本書紀,そして日本書紀と続日本紀

歴史教科書には「古事記と日本書紀」などと,平気で書いてあるが,
実はこの二書は同時に存在することを許されない書なのである。

古事記は大和地方のそれまでの歩みを推古天皇のところまで書いたもので,
平たく言えば「大和政権以前のもの」である。
政権をとるや,闇に葬られ,日本書紀が正史として講読されてきた。

実は,正史である続日本紀には古事記が作られたことが出てこない。
だから偽書説もあったほどなのだ。それが鎌倉時代に古事記が出てきてしまって,
さあ大変!ということになったのだった。

では,「六国史」などと言われる日本書紀と続日本紀は,
並列して書いて大丈夫なのだろうか。
実はこの二書にも,上とはまた違う事情がある。
実は,これも矛盾した内容となっているのだ。

日本書紀では,大化が最初で,朱鳥や白鳳と飛び石的なのだが,
続日本紀には「701年に大宝で建元した」と誇らしく書いているのだ。

日本書紀・・・あくまでも昔から大和政権が支配してきたという建前で書かれている。
 「主語の有無」の論証でかなり歴史の謎が解けそうな気配が・・・

続日本紀・・・九州王朝からの政権移譲後なので,
一番トップが大和の天皇だと言える立場で書かれている。
 日本書紀のようにはいかないが,かえって九州王朝の痕跡が見つかるかも・・・

この二書の表現(「主語有無」の論証がどの程度有効か)について,
今熱い議論が交わされているのが,
「古田史学の継承のために」というサイトである。
意見のやりとりを見ているだけでドキドキする。

古田史学の継承のために

http://koesan21.cocolog-nifty.com/keishou/

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