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2017年6月 1日 (木)

茨木のり子「六月」 

若い頃,茨木のり子の「六月」という詩を知り,
以降ずっと学級通信に載せたり,
「夢ブログ」で紹介したりしている。

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六月    
                 茨木 のり子         

どこかに美しい村はないか
一日の仕事の終わりには一杯の黒ビール
鍬を立てかけ 籠をおき
男も女も大きなジョッキをかたむける

どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮れは
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

どこかに美しい人と人の力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうして怒りが
鋭い力となって たちあらわれる

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それまで六月は,梅雨があったりして,
どちらかというとマイナスのイメージだったが,
それからは,六月という詩を紹介できる
プラスのイメージの月となった。

このほかにも,「私が一番きれいだった時」「自分の感受性くらい」
「倚りかからず」など素敵な詩がいっぱいある。

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