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2016年12月25日 (日)

『〈社会の科学〉的とはどういうことか』

まず,板倉聖宣著『科学的とはどういうことか』(仮説社)の目次をあげてみよう。

第1部  予想をたのしみ,やってみる話

・卵を立ててみませんか

・砂糖水でも卵は浮くか

・水の沸騰点は97度?!

・タンポポのたねをまいてみませんか

・鉄1キロとわた1キロではどちらが重い?

・月はお盆のようなものか,まりのようなものか

・虫めがねで月の光を集める

・シロウトと専門家のあいだ

第2部  うそとほんと,ほんととうその話

・スプーン曲げ事件の反省

・意図的なインチキとは限らない

・コックリさんはなぜ動く

・だまされない方法はあるか

・うそから大発見も生まれる

・宇宙はタカミムスビの神がつくった?!

・「超能力で当たった」という話

実にさまざまな項目を取り上げて,科学的とはどういうことかについて解き明かしている。
これらの項目にピタリと該当しなくてもいいわけだが,
「社会の科学的」といえるようなものがあったら採用していきたい。
また,なければ少しずつ書いていきたい。

かつて私は板倉さんの『未来の科学教育』(国土社)の題名に,
「社会の」という言葉を「いたずら書き」したことがあった。
今また『科学的とはどういうことか』に「社会の」という言葉を「いたずら書き」したい。
(板倉さんは,「いたずら博士」を自称している)

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第1部 大和政権が日本の中心でなかった時代

・「自分で石器を埋めてしまった人の話~考古学の意義」(旧石器時代)

・「縄文時代までの中心は,黒曜石(武器)の産地だった」(縄文時代)

・「日本各地で10月が神無月と呼ばれ,出雲では神在月と呼ばれる理由」(弥生時代)

・「弥生時代には,金属器(武器)の産地が中心となった」(弥生時代)

・「国譲り(神話)のテーマは,中心が出雲から北九州に移ったということ」(弥生時代)

・「東アジアの中心は中国だった~南朝の一の子分だった倭国」(古墳時代)

・「南朝の滅亡後,北朝と対立することになった倭国」(筑紫時代)

・「運命の分かれ道「白村江の戦い」」(筑紫時代)

第2部 大和政権が日本の中心になった時代

・「701年,晴れて大宝年号を建元した大和政権(続日本紀)」(奈良時代直前)

・「歴史書は誰が書くのか~「倭国の歴史書」と「古事記」と「日本書紀」」(奈良時代)

・「大和政権に従わない人たちは,野蛮人(隼人,蝦夷など)」(奈良時代)

・「平安時代には,日本書紀の講読会が開かれていた」(平安時代)

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こんな感じで,古田史学による通史が展開できるかもしれない。
(詳しくは,古田さんの「古代は輝いていた」シリーズの3冊をどうぞ!)

すでに『日出ずる処の天子 阿毎・多利思北孤』(ドニエプル出版・900円+税)という
素晴らしい著作があって,それで充分だとも言えるが,もう少し古いところから始め,
短くしてみたいという意図を持っている。
できたら来年のうちに,ミニ授業書か総合読本の形にまとめたい。

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古田史学」カテゴリの記事

コメント

いいですね。
「どんな時代にもその前の時代があった」という強烈なメッセージ。

山田さんへ
コメントありがとうございます。

そんなにページ数が多くならない形で,
多元的古代の世界を概説する冊子が作りたいものです。

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