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2016年12月 8日 (木)

一本の綿花から・・・

「百聞は一見に如かず」という言葉がある通り,
やはり実物があるといい。
今回は「綿花」である。

ところで,綿花を綿の花と思っている人もいるが,
綿花は「花」ではなく,花が咲いた後にできる「実」のことである。
遠くから見ると「花」が咲いているように見えるので,
そのように呼んでいるのだろう。

さて,先日花屋の店先にこの綿花が売っていた。(値段は後ほど)
これを使って何か歴史の授業ができないか。

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〇 これは何でしょう。(綿花)
〇 1000年以上の長きにわたって,この綿花から糸や布をつくり,
 世界チャンピオンだった国があります。どこでしょうか。(インド)
〇 ところがインドは,産業革命を成功させたヨーロッパの国に競争で負けてしまいました。
 どこの国でしょう。(イギリス)
〇 世界チャンピオンが,真逆の植民地にされてしまう話。インド人もイギリスの綿布を買う。
 それに抵抗した「非暴力・不服従」のガンディーの話。

〇 一方,他の大陸でも綿花を大量に栽培しているところがありました。(北アメリカ大陸)
〇 人手が足りないので,綿摘みの仕事をする人を,別の大陸から連れてきたんだ。
 どこからですか。(アフリカ大陸)
〇 こうやって,綿花を通して,世界の各大陸がつながり始めた。

(もちろん,以上は,板倉聖宣さんの研究などから学んだものです)

〇 ところで,この綿花は一本いくらすると思いますか。(380円)
〇 肥さんの経済学。買うか買わないかの判定法。
 とりあえず6クラス200人に見せられるので,380円は1人2円以下と計算する。
 そうすると,たいていは買うことになる。(^-^;

最近は,生け花のアクセントとして綿花を使う人もあるらしく,
世界史の教材「綿花」が枝に付いたまま売ってくれているという次第。

※ 本項は,大津和子著『社会科=一本のバナナから』(国土社)を意識している。
子どもが大好きなバナナを食べることから始め、農民、農園、産出国、流通機構等々を調べるうちに,
南北問題を学習する高校社会科の名実践と言われている。

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