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2016年12月21日 (水)

『ON THE ROAD 2016』 を読んで

オギ先生とその仲間たちによって書かれた
上記のガリ本を読んだ。

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一読して驚くのは,オギ先生の文体マネして書かれた
若い先生たちの日常の記録である。
「事情を知らない人」が見たら,
なんと主体性のない文集だ!と見えるかもしれない。
しかし私の経験からすると,その判断は間違っていると思う。

思うに,私が35年間暮らしてきた教育界では,創造が尊(たっと)ばれ
逆に模倣は蔑(さげす)まれてきた。
その結果安易な「偽創造」が無数に生まれては消えていった。
(この業界では,10年ごとに流行が変化する)
つまり本当の創造が行われにくくなっていた。
それを覆(くつがえ)すように仮説実験授業は登場してきた。

問題ー予想ー討論ー実験の繰り返しは,
ある人から見れば人まねで,楽ちんで,
創造から一番遠いように見えるだろう。
しかし,真似して真似して,それでも真似しきれないところに創造があるということに,
その人は気が付いていなかったのではないだろうか。

仮説実験授業の研究会には,すごく多様な人たちがいる。
しかしそれは,それほど多様な人たちが存在できるくらい
奥が深く魅力的な内容があるからだと思っている。

オギ先生の文体の真似は,ただの真似ではない。
仮説実験授業を自ら選び,オギ先生の文体を自ら選んだ
情熱的な若者たちの燃えるような日常なのだ。

できることならその情熱に冷水をかけてほしくないと思う。
いや,そんなことくらいでは消えない情熱があるということを
このガリ本は証明しているのではないかと,私は思う。

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