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2016年9月19日 (月)

『鏡が映す真実の古代』

古田武彦著,平松健編,上記の本ミネルヴァ書房刊,
3500円+税の上記の本を,昨日入手した。

P9181431

「歴史への探求」シリーズの6冊目である。
「三角縁神獣鏡をめぐって」と副題が付いている。
平松健さんがこれまでの三角縁神獣鏡についての
古田さんの論考を編集されたもので,
古田さんの書き下ろしの「まえがき」と
「序章 毎日が新しい発見~三角縁神獣鏡の真実」を冠して
1冊にまとめられた。

その編集段階で古田さんは亡くなったので,
残念ながらこの本を手にすることはできなかったが,
こうして出版されたことをあの世から喜び,
平松さんに感謝しておられることと思う。

PS 2015年2月15日の読売新聞の文化欄「本」で・
「長老」である考古学者の大塚初重さんが,
「去年から国産説に変えた」と書いていたそうだ。
大塚さんの弟子や孫弟子はどうされたのだろうか。
古田さんは50年近く前の『失われた九州王朝』(1973年刊行)から,
ずっと国産説だったのであるが・・・。


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古田史学」カテゴリの記事

コメント

今『多元的古代の成立 下』を読んでいて、
昭和56年に発表された王仲殊論文の再検討「考古学の方法」にこれから入るところです。

昭和57年(1982年)という35年前の論文を新鮮に読まなければならないとは、この学界の停滞がうかがえます…。

『鏡が映す真実の古代』、読了したら書評お書きください。

あじすきさんへ
コメントありがとうございます。

私はあまり古田さんと鏡(三角縁神獣鏡)の話題が一致していなくて,
この本が出たと聞いてさっそく購入してみたら,
ずいぶん以前から折に触れ,鏡の問題を論文にしておられ驚きました。

書評は無理かもしれませんが,
感想くらいは書きたいものです。

「考古学の方法」読了。
これは王論文への評価と反論だけでなく、題が「考古学の方法」としているように、実は鏡、さらに考古学出土物一般について考古学者、古代史研究者に問う論考でした。
このひとつ前の「古事記・日本書紀成立の根本問題」と並び、ともに本書まで未発表であり、この本の白眉をなす論考と言えましょう。

機会があれば再読してみてください。

あじすきさんへ
コメントありがとうございます。

あじすきさんの読書報告には,
いつも刺激を受けています。
ところで,今年度は「大学セミナー」での企画は,
まだ行われないのでしょうか?
古田さんの「一周忌」の時に,
それが話し合われるのかもしれませんが・・・。

大学セミナーについては何も聞いていません。

あじすきさんへ
コメントありがとうございます。

毎年11月は,古代史セミナーと県大会の日程が,
重ならないようにと祈ったものでした。
古田さんはもちろん,全国の古田史学関係の皆さんと
お会いできるのも楽しみでしたしね。

晩秋の恒例行事でしたね。

あじすきさんへ
コメントありがとうございます。

古田さんの講演や質疑応答,参加者の皆さんとの交流は,
本当に楽しみでした。
別な形になっても,ぜひやりたいと思っています。

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