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2016年3月 3日 (木)

国分寺~塔が回廊の「内」か「外」か?(グラフ)

国分寺の伽藍配置に置いて,
塔が回廊の「内」か「外」か?
ということが,大きなポイントとなる。

塔が回廊の「内」・・・古式・・・白鳳瓦の出土あり・・・7世紀の九州王朝の「国分寺」
塔が回廊の「外」・・・新式・・・白鳳瓦の出土なし・・・8世紀の聖武天皇の「国分寺」

今井久さんの「古田史学会報」に出ている
(そして,その参照先である庄司圭次さんの論文にはもちろん出ている)
「古式」と「新式」の違いを,国ごとにグラフにしてみたらどういう感じになるか?
ということで,思い立ったが吉日!さっそく描いてみた。

P3031357

(写真をクリックすると拡大します)

赤色が「古式」の国で,青色が「新式」の国ということである。
白色の国は「不明」である。

「百聞は一見に如かず」ということわざがあるが,
九州王朝の中心(西海道)が赤色で占められ,
大和政権の中心(近畿)が青色で占められている。
もちろん青色が赤色の2倍近くあるが,
その中には聖武天皇の「国分寺建立の詔」を受けて
建て替えたものもあるかもしれないと思っている。
しかし,少なくとも九州王朝の大和政権に対する仏教政策の先進性が
はっきり表れているグラフだとは言えると思う。

なお,今井さんの論文には丹波国が「古式」と「新式」の両方に出てくるが,
参照先の庄司さんの論文には丹波国は「古式」,丹後国が「新式」とあるので,
転記ミスだと思う。

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コメント

 一か所訂正です。
 滋賀県(近江の国)が青に塗られていますが、ここは国分寺そのものが不明なので白だと思います。
 また南関東が九州王朝系なのが特徴的ですね。

川瀬さんへ
コメントありがとうございます。

そうなんですか。では,月曜日に訂正しますね。
ちょっと週末,出かける予定でして。

グラフにしてみると,また見えてくるものがありますね。
描いてみてよかったです。

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