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2016年1月25日 (月)

「12弁の菊花紋」無紋銀銭の出土地

上記の無文銀銭について,先ほど今村啓爾著『富本銭と謎の銀銭
~貨幣誕生の真相』(小学館)で確認したところ,出土地が判明した。
摂津国天王寺村の眞實院という字名の畑の中からである。

摂津国天王寺村といえば,どんぴしゃり!
古賀さんが「九州王朝の副都」として論証を進めているまさにその場所で,
その九州王朝の発行したと思しき「12弁の菊花紋」入り無文銀銭が発見されたのだ。
まさにキャッチャーの構えたミットにズバッと直球が投げ込まれたようなものである。
しかもその発見場所の名前が「眞實(真実)院」というわけだから,
まさに人生の不思議この上ない。

なお,無文銀銭が最初に発見されたのも,この眞實院である。
(100枚ほど。このうち1枚が現存で,2枚が拓本と図がある)
無紋銀銭というと滋賀県の崇福寺が有名だが,
あちらは昭和15年と新しい発見で,
こちらは1761(宝暦)年10月7日というのだから,
桁違いに古い発見なのだ。

写真の真ん中上段の左側に「12弁の菊花紋」が見える。
(写真をクリックすると拡大します)

P1251278


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