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2015年10月 4日 (日)

『空 見上げて』を読了

小川洋さんの「新人育成教員」日記(仮説社発行,1600円+税)を,
昨日ようやく読み終わった。
こんなに時間がかかったのは,
やはり忙しい9月だったということだろうか。
(体育祭,本部役員選挙の準備,新人戦へ向けての練習試合・・・)

特に良いと思ったのは,次の3点。

(1) 新しい「新人育成教員」のあり方を提案できた

小川さんと新任の「二人三脚」の素敵な関係から,
新しい「新人育成教員」のあり方を提案できたと思う。
私の周辺でも,こういう関係があればいいなと思うが,
現実はなかなか難しいものがあると思う。
それにはやはり,仮説実験授業を中心とした
たのしい授業の財産が背景にあるからこそで,
それのない関係はやはり経験の差で“上下”になりがちだと思った。
(小川さんは,かつて伴野さんという
ビッグな新人も育てた(勝手に育った?)実績がある)

(2) 1年間のまるごと報告の価値 

大学の教職課程では,小原茂巳さんが新提案を続けているが,
この本は「現場からの報告」と言っていいだろう。
しかも,1年間のまるごと報告なのである。そこに価値がある。
これが良かったところだけの部分報告だったら,
それは「小川さんだからできたのだ」と言われておしまいだが,
「なんだか私もできそう」「悩みながら,模索しながらでいいのか」
という内容が少なからず入っているので,安心して読めるのである。

(3) 研究会の人たちのアイデアが散りばめられている

うれしいと思ったのは,たのしい授業入門サークルをはじめとした人たちの,
役立つアイデアが散りばめられていることである。
教育活動というのは,とうてい人間1人のアイデアではやっていけないわけで,
いろいろな人からサークル・研究会等学んだことを,
しかも実名入りで紹介しているところが,素晴らしいと思った。
仮説実験授業研究会の人たちの魅力的な紹介にもなっているのではないだろうか。
ちなみに私も,全員存じ上げている方々だった。

ということで,「また素敵な本が1冊世に出た」と日記に・・・ではなく,
ブログに書いておこう。チャンチャン!

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