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2015年9月29日 (火)

肥さんの「夢バレー」試論(ルーチン編)

上記の連載を5年ほど前に10回行い,
それなりに好評だった。
(現在も「部活動」のコンテンツの中に入れてある。
2010.02.08~2010.02.17
読みたいという方は,ぜひ目を通して下さい)

その続編というか,増補ということで,
1回書いてみたい。
内容は,「ルーチン」である。
では,始まり,始まり。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

スポーツで,パフォーマンスをする前に,
同じような動作をすることをルーチンという。
自分の気持ちを落ち着かせ,
相手のペースに乗らないために利用されている。

有名な例をいくつか挙げると,
イチローが打席に入った時に行うルーチンがある。
「ものまね」でもよく使われるほど,印象的なものだ。
また,一昔前の王貞治の一本足打法や
高木守道のバスター打法が記憶にある。
また,投手でも,村田のまさかり投法や
野茂のトルネード投法が有名である。

一見やらなてもよさそうな気もするが,
彼らは自ら編み出したり,コーチと協力して創りあげたり,
逆にコーチに注意されても,アドバイスを聞かずに貫き通してきた。

スポーツのアスリートだけでなく,
板倉聖宣さんや古田武彦さんの講演の始まりの言葉も
私はルーチンのように思えるし(毎回ほとんど同じ),
私自身の「ブログのコメント」や「『たの授』の感想の書き方」も
ルーチンを意識しているように思う。
(こちらは,「最高のパフォーマンス」
というワケにはいかないが・・・)

最初に書いたように,これは自分にとってどうかという意味と,
対戦相手にとってどうかという意味と,
2つの意味があるように思う。

【自分にとって】

最高のパフォーマンスは,間合いが整った時に出やすい。
したがって,それを自ら作り出す動作(ルーチン)が重要になってくる。

【相手にとって】

独特のルーチンは,相手の行動をルール内で阻止することができる。
つまり「相手のパフォーマンスを抑える」という効果である。

それを,バレーボールでどう応用していくか?

実は,この項を書こうと思ったのは,
ルーチンを利用して成長した男バレ部員がいるからだ。
彼は運動神経はいいが,背も高くないし,特に特徴もなかった。
バレーボールでは背の高さは大変重要だ。
アタックもブロックも背の高い者が支配する世界だからだ。

彼は,自分を生かすためにルーチンを利用した。
バレーボールでは,審判が笛を鳴らしてから
8秒以内にサーブをしなくてはならない。
それを過ぎると,遅滞行為となり失点してしまうのだ。
しかし,これをよく考えると,7.9秒まではセーフということになる。
ボールを床に弾ませて,長時間ルーチンをすることにより,
サーブの成功率が格段に上がったのだ。

残念ながら先日「無失敗記録」は途切れてしまったのだが,
86セットの練習試合で,ピンチサーバーとして
「失敗1回」というのは,驚異的な記録だと思う。

上級生も舌を巻くこのルーチンの効果は,
我がチームの高い勝率を支える一因となっている。
だって,そんな記録を目の前で見せられたら,
簡単にサーブを打って自滅・・・というのは恥ずかしいから。

そういう意味でも,ルーチンの重要性は,
増すことはあっても減ることはないのではないかな?
ぜひ君も,自分なりの「ルーチン研究」をしてみてほしい。

「急(せ)いては事をし損じる」
「あわてる乞食はもらいが少ない
「急がば廻(まわ)れ」など,
昔から拙速(せっそく。あせって失敗すること)を
諌(いさ)める言葉も少なくない。

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