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2015年3月22日 (日)

来月の社会科サークルの報告の下書き

「私の最近の授業の工夫~
丸読み・地図記号かるた・チャレンジ問題など」
という題名で,4/23(木)に,
社会科サークルで報告することになっている。
そのあらましを書いておこう。
(近くなって,あわてないために)

仮説実験授業のやりたい授業書があればやるのが1番だけれど,
社会の科学の分野ではなかなかそうもいかない。
(30年前に比べたら,授業書の数は増えたが)
ということで,授業としては,
「教科書授業の工夫」という形を取ることになる。
そのいくつかは,「フツーの授業」ということで
以前「夢ブログ」にも書いたが,だいたいこんな流れが多い。

(1)丸読み(読点で切って,バトンタッチしながら読んでいく)
(2)授業プリントの問題(重要語句の穴埋め)を解く
(3)「答え合わせ」をしながら,解説する。関連質問も出す
(4)ビデオ視聴(10分未満)

(1)については,以前は「予習プリント」を発行していたが,
家でやってくる生徒はほとんどおらず,しかも授業直前にやるので,
教科書を1回も読まないということになるのを避けるという意味がある。
「初見通読」は読解力を育てるのに役立つと思う。
もちろん初見であるから間違うのは仕方がない。
それでも,以前は「今日では」を「きょうでは」と読んでいたのを,
最近ではちゃんと「こんにちでは」と読めるようになってきたし,
「市場」を「いちば」ではなく「しじょう」と読めている。
やはり「地理(誤変換ではない)も積れば,山となる」(笑)である。
だいたい5~10分で読み終わり,クラスの約半数が当たることになる。
スムーズに読めたときには,クラスリレーのバトンが
うまく渡せたような爽快感がある。

(2)については,教科書から重要語句を穴埋めするだけなので,
また,登場する順番も変えないようにしてあるので,
成績の良し悪しにかかわらずほとんどが解ける。
(悩みのタネは,めちゃくちゃ速く解く生徒が出てくるということである)
そこで,コラムや資料から見つける問題を作っておいて,
少々苦労してもらうのも混ぜたりする。

(3)については,挙手・発表スタイルで行う。
普通は1人が答えるが,太字は「せ~の」で全員発表となる。
正解を確認しながら,さらに内容を深める話をしていく。
先日の水俣病のところでは,私が大学時代に経験した
「水俣の夏みかん」の話を入れた。
(大きさも見てくれも悪い「水俣産の夏みかん」を
食べることになった私が,その時思ったこと・考えたこと。
実は,それは,無農薬で育てた美味しい夏みかんだった!)
教師自身の実話は,生徒たちの視聴率が高い。
すべてがそのように行かないとしても,
できるだけリアルに行きたいものだ。

(4)については,社会科資料室にあるものの中から,
「何かその単元の中で見せられるビデオはないか」と
事前に捜索しておく必要がある。1授業につき1本あるといい。
個人的にビデオ再生機を教室に持って行き,上映する。
DVDが増えてきてはいるが,社会科資料室の主役は
いまだにVHSのビデオなのでR(あ~る)。
(たぶん私が,校内で1番ビデオを見せていると思う)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(5)地図記号かるた

仮説の大会で入手したものを,「色上質特厚」という紙に
印刷して配ってあげる。これらが約40枚で,
最近増えた記号(図書館,老人ホームなど)は板書して視写してもらう。
また,印刷がしていない数枚は「自分で考えた記号」用。
「コ」を「○」で囲んで「コンビニ」とか,楽しむためだ。
(「肥さんの社会科かるた」シリーズは,全部で7つ開発されている。
関心のある方は「肥さんのホームページ」まで。
印刷原稿をご希望の方は,コメント欄にどうぞ。
コピー代+送料でお分けします)

肥さんのホームページ

(6)チャレンジ問題

廊下には,ちょっとマニア的な問題を解くコーナーがある。
その名は,「チャレンジ問題コーナー」である。
(数学の先生がやっていたのを,マネさせてもらった)
授業は「全員必修」だが,こちらは「選択社会」みたいなもの。
チャレンジしたい者は,問題の答を解答用紙に書き,提出する。
問題例としては,「旧暦」の月名を書くとか,
北海道の難読地名を読むとか,沖縄の方言の意味を答えるとか,
ちょっと発展的なものが多い(5~10問程度)。
賞品は,「先着30名ほどの正解者のクラス,名前の掲載」で,
金品より名誉を重んずる形にしている。
休み時間に我先にと解いた問題の紙を持参してやってくる生徒の顔は,
なかなか生き生きとしていてうれしい感じがする。

(7)クイズプリント

教科書の授業の時間調整や気分転換に,
クイズプリントをやることもある。
先週末にやったのは,「スリーヒント県名クイズ」。
3つのヒントから,その都道府県を当てるというものだ。
北海道・東北から始まって,中国・四国まで行う。
九州・沖縄は,それまでとは逆に,県名から3つのものを
ひねり出すというやり方で,これはいろいろなものが出て楽しい。
特にたくさんの答が期待される沖縄県は最後にやるが,
実際たくさんの答が黒板に書き出されるのを見ると,
「みんなで解いたなあ」という達成感が沸き起こっていい。
また,こういう時間が生徒と教員の心を通じさせる感じがする。
(「○○○しい」という「形容詞の授業プラン」と似ているかも)
ほかにも,「都道府県名47を探し出すパズル」や
「世界の国名40を探し出すパズル」などは人気がある。

(8)それでも,やはり授業書にはかなわない

生徒たちは個々の授業の工夫にもいい反応をしてくれるが,
圧倒的に支持されるという点では,やはり授業書にはかなわない。
1年の入学直後にやる《世界の国ぐに》。
夏休み明けにやる《世界の国旗》や日本地理の定番《沖縄》。
歴史の導入としての《日本歴史入門》や《世界史入門》。
公民の導入としての《三権分立》や《日本国憲法とその構成》等。
節目節目には,やはり授業書をやって,みんなで学ぶ楽しさを共有したい。

そういえば,最近授業書をやっておらず,ストレスがたまっている。
3年になったら,公民の授業書をやろうと思う。
授業の工夫の話を報告したが,結論としては,
「やはり授業書にはかなわない」ということになった。(^-^;

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