房yaの「初物・チーズリゾット」
「初物を食べると75日長生きする」というのは,本当だろうか。
昨日房yaには,樽のような巨大チーズを半切りにした,
「原型のチーズ」が調理机の上に鎮座(ちんざ)していた。
商売上手なYさんが,「今年の初物よ。
チーズリゾットはいかが?」と勧める。
あまりの大きさに,値段を質問すると,
マスターが,「それは,企業秘密です」と含み笑いをしていた。
まあ,値段はともかく「75日長生き」できるなら,
それにあやかってみようと注文することにした。
(ちょうど詰め物が取れて歯医者に行ったので,
固いものはちょっと憚(はばか)られたこともあった)
久しぶりに食べたチーズリゾットは,
「初物」のせいか,「若い感じ」がした。
本当に寿命が75日伸びるかは,今後のお楽しみ。(笑)
「目に青葉…」の俳句でインターネット検索をしたら,
「食の歳時記」の春〈5月〉に以下のような記事が出ていた。
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「目に青葉山ほととぎす初鰹」
江戸時代初期の俳人、山口素堂の名句です。
桜が散ったと思ったら、もう青々とした若葉の季節。
爽やかできらきらした陽射しを感じさせる句ですね。
この時期、江戸っ子たちを熱くさせたのは、
江戸沖の太平洋をかすめて北上する「のぼりカツオ」。
この初物を手に入れるのに、一匹2両もの大金を払ったお大尽がいたそうです。
今のお金で言えばおよそ10万円!!
「女房を質に入れても初鰹」なんて狂歌(川柳?)もあって
熊さん八つぁんの庶民も初鰹を楽しみにしていた様子が伺えます。
「初物を食べると75日長生きする」と信じられていて、
とにかく人より早く初物を食べたことが自慢だったようです。
初物食いに意地をみせる江戸っ子達の姿が目に浮かぶようです。
さて、カツオは、初夏に太平洋を北上する「のぼりカツオ」が、
江戸っ子が口にする最初のカツオになります。
その後、9月頃に、東北沖で産卵のため
丸々と太った脂の乗ったカツオが南下してきます。
これが「くだりカツオ」(戻り鰹のこと?)。
本当はこちらのほうがおいしいそうです。
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