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2014年12月12日 (金)

星新一の「ショートショート」

「ひまわり」というブログを通して知り合ったすーさんが,
12月2日に「星新一のショートショート」という題で
ブログを書いていたので,私は以下のようにコメントを書いた。

「すーさんへ
星新一の「ショートショート」は,
私の人生を大きく変えた本でした。
子どもの頃父親が夜寝る時に
「読み聞かせ」をしてくれていたものの,
その成果はすぐに現れませんでした。
ところが,中2の時に友人に『ボッコちゃん』を紹介されるや,
文字通り星新一の「ショートショート」を渉猟,
いっぱしの「読書家」と変貌をとげたのでした。
今考えるに「読み聞かせ」でイメージを頭に描く練習ができていたので,
「ショートショート」のSF的な世界に
入りやすかったのではないかと思います。
読書の基礎を作ってくれた父親にも,
星新一の「ショートショート」を紹介してくれた友人にも
感謝しています」

コメントの中に出てくる「友人」の名は,
今や「ウィキペディア」でも検索できる武藤康史君なのであった。
長文になるが,転載をさせていただく。

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武藤 康史(むとう やすし、1958年9月8日 - )は、日本の評論家、書誌学者。

人物

東京生まれ。都立国立高校卒業。
慶應義塾大学文学部国文学科卒業、同大学院修士課程修了。
中世和歌専攻。武蔵野音楽大学准教授(日本語・日本文学)。
妻は同志社大学文学部教授の植木朝子。

都立高校から何校か選び、そこを舞台にした小説や自伝的文章を紹介する
「都立高校文学概説」を執筆している(『文学鶴亀』に収録)。

大学時代に映画・文学批評の同人誌「キップル」[1]を畑中佳樹、斎藤英治と発行。
また、映画評論等を雑誌に寄稿、『マリ・クレール』や『リュミエール』で、
古典的教養をポップに語り話題となった。

赤瀬川原平の『新解さんの謎』などで有名になった「新明解国語辞典」の独創的な語釈などについても、
赤瀬川以前から取り上げていた。

『吉田健一集成』(新潮社)における年譜・書誌作成などにも独特の才能を発揮。

2008年文藝エッセイ集『文学鶴亀』(国書刊行会)を上梓
(題名は愛する作家・里見弴の作品『文学』と『鶴亀』を組み合わせたものである)。

なお、「旧字・旧かな」を愛していて、高校2年生の時から、ずっと「旧字・旧かな」で文章を書いている
(高校2年の夏休みに、『谷崎潤一郎全集』を完読して、「乗り移った」とのこと)。

雑誌などに発表する文章も、一旦「旧字・旧かな」で書いてから、「新字・新かな」になおしていた
(あまりの効率の悪さに、三十代なかばに「最初から新字・新かな」でかけるよう、練習して会得したとのこと)

若くして事故死した歌人・国文学研究者安藤美保(彼女も「旧かな」で短歌を作る人であった)の日記を、
「水夢抄」の題で『短歌往来』に6年にわたって連載していた。
『三田文学』に「三田文学の歴史」を連載中。

また、文学作品の朗読を愛し、樋口一葉作品の朗読家、幸田弘子の大ファンである。
また、谷川俊太郎の自作朗読も素晴らしいという。
朗読会にもよく行き、またラジオでもよく朗読番組を聴いている。

テレビ番組は嫌いで観ない。
テレビは映画をビデオ、DVDで見るために使用しているという。
パソコン、インターネットも一切やらない。

著作

単著[編集]『クイズ新明解国語辞典』正続(三省堂、1997)
『国語辞典で腕だめし』ちくま文庫
『国語辞典の名語釈』(三省堂、2002)
『旧制中学入試問題集』(ちくま文庫、2007)
『文学鶴亀』(国書刊行会、2008)

共著

『新ことばのくずかご』(見坊豪紀、稲垣吉彦との共著 言語生活 1988)

編著[編集](里見弴)『秋日和・彼岸花』(夏目書房、1995)
(江藤淳)『アメリカと私/戦後と私』(日本図書センター、1998)
(柴田武監修)『明解物語』(三省堂、2001)
『林芙美子随筆集』(岩波文庫、2003)

翻訳

『道のまん中のウェディングケーキ』(柴田元幸他と共訳)白水社、1994
『明かりが消えて映画が始まるーポーリン・ケイル映画評論集』
(山田宏一監修、畑中佳樹、柴田元幸、斎藤英治と共訳)草思社、2003

年譜

1977年慶應義塾大学文学部国文学科入学、太田次男・岩松研吉郎に師事
1981年同大学院修士課程進学
都立高校の非常勤講師を勤める。

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2人は「中3トリオ」(山口百恵,桜田淳子,森昌子)と同じ年齢である。
今はどうしているだろうか?
近況はわからないが,毎年必ず年賀状はくれる。
(私は,「返信主義」なので,ほとんど自分から年賀状は書かない。
ただし,返事は必ず出す)
また,私が読みそうな新著は必ず贈呈してくれる。
それはきっと,私が「返信」や「感想」を必ず送るからだろうか。
そうやって今も,40年あまりの付き合いが続いている。

PS1 2人が同じ「年譜」に関心を持ち,研究に活用しているという共通点が見つかり,
    大いにうれしくなった。

PS2 この「ウィキペディア」は武藤君自身が書いたもののような気がする。
    無駄のない文章といい,細部への心配りといい・・・。
    しかし,そうすると「パソコン、インターネットも一切やらない。」
    という一文と矛盾することになり,やはり他の人が書いたのかな,とも思う。
    もし武藤君と会う機会ができたら,このことをまず聞いてみたい。

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コメント

星新一の「ショートショート」を紹介してくれた友人と、
再会して話ができる日が訪れるといいですね。

すーさんへ
コメントありがとうございます。

なんか「会わないで交流」してきたので,
実際会うとなると「理由」が必要かな。
そんな関係なんです。

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