« 何歳(いくつ)になっても | トップページ | 『横書き登場―日本語表記の近代』 »

2014年11月 3日 (月)

五十歩百歩

『たの授』10月号で,編集委員34人中21人の支持を得たのは,
高橋善彦さんの「○○○で順位が変わっちゃった!?」
という裏表紙のグラフの文章だった。

今年(2014年)の「全国学力調査」の小6・「国語A」で,
高得点をあげた県はある会社以外の○○○を採用していた県だった。
つまり,日本の小学校の先生は「○○○で教えている」
というより「○○○を教えて」いるので,
15問という少ない問題数のうち2問出題された「故事成語」で
大きな差が出たというのだ。
(他社は本文で「故事成語」を扱っているのに対し,
ある教科書会社だけ「ふろく」扱いだったので,
その教科書を使っている県の先生方は
あまり時間をかけて教えなかったのかも?)

○○○に何が入るか,もうわかりましたか?
そう,教科書なのです。

高橋さんは,こんなふうに書かれています。
「今回のことで,日本中の先生は,「教科書をちゃんと教えている」し,
子ども達は「教えられたことはできるし,教えられていないことはできない」
ということが見事に証明されたと思うのです。
そして,点数の増減,順位の変動なんて,「先生のせい」でもなく,
「子ども達のせい」でもない原因で起きたりすることもあるんだから,
いちいち一喜一憂するのやめませんかって思います。
だって,こんなことで都道府県の順位や点数が変わるなんて,
それほど「はじめから差がない」ってことですから,
ある意味「日本の教育の均一性,統一性」を
これまた見事に証明してくれたようなものだとも思えるのですが,
どうでしょうか」

今回の件は,仮説を立てて検証してみると,
このようなこともわかるという好例であった。
その問題の故事成語がこれまた「五十歩百歩」だったというのが,
見事なオチだった。( ^ω^ )

« 何歳(いくつ)になっても | トップページ | 『横書き登場―日本語表記の近代』 »

仮説実験授業」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 何歳(いくつ)になっても | トップページ | 『横書き登場―日本語表記の近代』 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ