« 「浅草めぐり」の取り組み始まる | トップページ | 昨日の部活動 11/8 »

2014年11月 9日 (日)

古代史セミナー 2014(1日目)

昨日は,今年度の古代史セミナーの1日目だった。
今年で最終回とのウワサもあって,120名が参加したとか。
(これで八王子の大学セミナーハウスに9回足を運んだ)

私は部活動を終えると,自転車を飛ばして自宅に戻り,
電車を乗り継いで八王子に向かった。
さらにバスで野猿峠へ。
到着は2時半で,ちょうど休憩中。

【古田講演1】 午後1時20分~2時半

宮崎さんに聞いたところでは・・・

・親鸞の研究方法で古代史も取り組んだ。
・東大の「史学雑誌」に「邪馬壹国」を書いた。
・三角縁神獣鏡は中国産の鏡ではない。
・トマス・ペインの「コモンセンス」は活かされていたか等。
初めて参加した方も多かったので,配慮したのかもしれない。

いつもお世話になっている古賀さんにご挨拶。

002_2

【古田講演2】 午後3時~4時15分

・銅鐸文化の遺跡の上に,三種の神器の文化の人々は古墳を作ったはずである。
(田畑の上に作れば,その分食料生産の面積が減るわけだから)
・天皇陵の発掘,再葬,周りの堀もきれいにすべき。
・神籠石遺跡は,太宰府を取り巻いている。
(すなわち,そこが守るべきところ=都だったということ)
・トロヤ神話をアテネ神話に作り替える。
(同様に,九州王朝の神話を大和政権の神話に作り替える。

・古今和歌集「877」と「878」の歌。
・隋書タイ国伝の「無故火起」。
・宗教と国家は,表裏一体のもの。

【休憩・集合写真の撮影】

120人を1枚の写真に入れるのは大変である。

【質問と回答など】 午後4時25分~5時半

・八面大王の住みかは「神籠石の岩屋」と呼ばれている。
・長野県の安曇野は九州王朝との関係あり。

・愛媛県西条市の字「紫宸殿」「天皇」。
九州王朝の後継者が住んでいたことがあるか。
・高良大社の系図の分析をしてみたい。
・正倉院文書の中に九州王朝系の資料があるかもしれない。
・倭の五王の比定はどうするか。
・「トマス福音書」で発見があった。いずれ発表する。
・「後漢書倭国伝」に・・・
・前期難波京ー古代官道,関係ありそう。
・多利思北孤ー崇道天皇,関係アリかも。
・秦王国と信濃国,同じかも。 
・信濃遷都は大和だとあまり離れているメリットはないが。
(太平洋からも日本海からも距離があるので,攻められにくい)    
・神籠石山城の建造開始はいつか。VS高句麗,VS唐。
・九州王朝の記憶はどのくらいまで残ったのか。
・NHKや国立博物館では,いまだに「漢の委の奴の国王」を使用。
・「あとに続く私たちへの言葉」は?
「真実の時代がなかなか来ないのは,我々がおとなしすぎるからである」

・資料パンフに他のグループを支持するものが・・・。
・高校生の多くが「現世利益的」になっている。
・『親鸞』をプレゼントしても,感想が期待できない。
・古田先生の緻密な学問の方法に戻れ!
・国会(衆議院)で「皇紀何年」と言っている者がいた。
・NHKの時代考証をしている人が,「古田排除」の発言。
(このあと,何人か政治的なものが続き,
初参加の人に誤解を生じなければいいなと思った)

この夢ブログにも登場された上城さんにご挨拶。
食事ができるまでお話しする。

【夕食】 午後6時~7時

003_2

写真を見ていただけるとわかる通り,
美味しい食事をいただきました。
(これも,この古代史セミナーの楽しみの1つ)

【懇親会,質問と回答など】 午後7時~8時半

004_2

・古田先生が登場する前に,
「肥さんのHP&夢ブログ」の宣伝活動。私も度胸がついてきた!? 
(ツラの皮が厚くなってきただけかも) 
残念ながら,『阿毎・多利思北孤』の宣伝用パンフと色がカブってました。
・前田さんが資料。世の中へのアピール活動すごい。

・八面大王の話の続き。古今集の「あしひきの山」&「更級」。
・遷都の土地として,信州を候補地にあげていた。
・古代の刺青の例。
・梅原猛氏が古田先生の親鸞の資料を高く評価したとのこと。
ただし,古代史については沈黙。

・秋田孝季の思想。「のちの世の人が真実を明らかにする」
・現在が文書を保管する絶好のチャンス
(故安倍晋太郎氏と奥様&息子の晋三氏)。
・宗教と国家の死滅。秋田孝季の「始まりがあれば終わりもある」。
ある段階で宗教や国家が誕生したのであるから,
当然この2つにも終わりの時が来る。
原水爆や原発もまた同様である。
・人間がこれらを作った。それらに支配されてはならない。

・中村さん,『奴国がわかれば「邪馬台国」が見える』の宣伝。
・大下さん,『阿毎・多利思北孤』の宣伝。
・安東昌益と秋田家文書との関係はどうか。
・愛媛県西条市の字「紫宸殿」「天皇」。
その隣りの地に住む方がこの会に参加されており,
ご挨拶いただいた。「毎日の散歩コース」とのこと。
(中村さんは若い頃から,古田先生の著作を読んでおられた)
・中田さん,C14の年代測定についての新事実は?
博多湾岸に続いて稲作が古いのが,足摺岬周辺。

古田先生は,かなりお疲れの様子で,気になった。
ぜひ無理をされないでほしいものだ。
それと,例年になく政治的な話題が参加者から出された。
歴史と政治は切り離せないものとはいえ,
初めての方にとっては少々刺激の強すぎるものだったと思う。
やはりこの古代史セミナーは,古田先生の方法の確かさを確認し,
研究意欲をもりあげるような会であって欲しいからだ。

食事の席でも,帰りのバスの中でも,
私はそのことが気になって,初参加の人だとわかると,
「いつもとちょっと様子が違う」と言葉を付け加えていた。

帰宅は,午後10時20分。
この分なら今夜中に,夢ブログに参加報告を載せられるかな?
なお,この報告の文責は,私にあります。
これをご覧になって,古田先生にご意見なさいませんように
お願いいたします。

なお,「新古代学の扉」サイトに,
素晴らしい古賀さんのまとめが載っています。
ぜひご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
古賀達也の洛中洛外日記
第818話 2014/11/08
初参加、八王子セミナー(実況同時記録)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

« 「浅草めぐり」の取り組み始まる | トップページ | 昨日の部活動 11/8 »

古田史学」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 「浅草めぐり」の取り組み始まる | トップページ | 昨日の部活動 11/8 »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

無料ブログはココログ