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2014年9月 7日 (日)

「ないない尽くし」の古代道の謎

全国で総延長6300キロもの古代道が作られながら,
それが「日本書紀」にまったく書かれていないとしたら,
それは「うっかり書くのを忘れた」のではなく,
「自分自身の事業ではないのであえて書かなかった」
と考えるべきだと思う。

(1)誰がそれを作ることを命じたか書いていない
(2)どんな国府を作ったという話も書いていない
(3)途中の駅家のことも書いていない
(4)100年のうちに道幅が半減したことも書いていない

本当に「ないない尽くし」というのが,古代道なのだ。
この謎を解くには,多元的古代の考え方でいくしかない!
これが「古代日本ハイウェーは,九州王朝が作った軍用道路か?」
という文章をを私が2012年に書いた理由である。
(「古田史学会報」2012年2月号)

PS 「新古代学の扉」の「洛中洛外日記」(9/6)のなかで,
古賀達也さんが,古田武彦氏の『古代の霧の中から』の
復刊のことを書いていた。
その中で,古田氏の文章を引用している。

「これほどの寺院跡、法隆寺級の大寺院跡が出土したにもかかわらず、
その存在事実を示す文献記載のないことに不審がもたれている、
という(朝日新聞〔大阪〕、一九八四・七・六)。」(252頁)
「これがもし、真に『寺院』であったとしたら、
『日本書紀』にその記載のないのは、不可解だ。
その、いわゆる『寺院』は、書紀の編者たちが知悉していたはずだ。
そしてその存在や寺名を、“消し去る”べき必要が、彼等にあったとは、
全く信じえないのである。」(253頁)

「寺院」を「古代道」に変えれば,まったく同じだ。

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