読書感想文
夏休みの宿題で読書感想文というのがある。
私も毎年「何を読むか」というところから苦労したが,
今テレビを観ていたら,予備校講師の林先生は,
毎年同じ作品の読書感想文を書いていたと聞き,驚いた。
その作品は,宮沢賢治の「注文の多い料理店」。
2人の青年紳士が山の中で出会う不思議な料理店の話だが,
それについて毎年書き,提出したという。
もちろん同じ感想文ではない。
毎年違う感想文を提出したのだ。
人間は1年経つと,少しは成長する。
今まで気がつかなかったところにも気が付くようになる。
それが感想文の中身に反映されるというのだ。
なるほどなあ,と思った。
毎年同じ感想文を提出したら反則だが,
毎年同じ作品についての違う感想文を提出してはいけない
というルールはない。
それに気がついたところが,やはり林先生のセンスなのか。
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